ポケット型WiFiは何台まで同時接続できる?家族でも使えるのか解説

※当記事はPRを含みます。
※カシモWiMAXは株式会社マーケットエンタープライズの関連会社、株式会社MEモバイルが運営しています。

ポケット型WiFiを使う際に、パソコンやタブレットなど、複数の端末を接続する人は多いのではないでしょうか。

この記事では、機種別に同時接続可能な台数を紹介します。

接続する際の注意点やポイントについても解説していますので、これからポケット型WiFiを契約する人はぜひ参考にしてください。

ポケット型WiFiは何台まで同時接続できるのか

ポケット型WiFiは何台まで同時接続できるのかについて解説していきます。

機種によって同時接続台数は異なる

ポケット型WiFiの同時接続台数は、機種によって異なります。

ここでは機種ごとの通信品質台数をまとめましたので、以下の表を参考にしてください。

機種同時接続台数
【WiMAX・au】
Speed Wi-Fi 5G X12
16台
【楽天モバイル】
Rakuten WiFi Pocket Platinum
16台
【ワイモバイル】
Pocket WiFi® 803ZT
16台
【ワイモバイル】
Pocket WiFi® 5G A102ZT
30台
【ソフトバンク】
Pocket WiFi® 5G
A101ZT/A004ZT
30台
【ドコモ】
Wi-Fi STATION
SH-52B/SH-54C
16台
【クラウドSIM】
Macaroon SE
10台
【クラウドSIM】
CLOUD AiR-WiFi U3
10台

表をみるとわかるように、ポケット型WiFiは機種によって10台〜30台まで同時接続できます。

クラウドSIMは接続台数が少ない傾向があり、最大10台となっています。

スマホやパソコン、タブレットなどを10台まで同時に使えますが、多接続時には通信が不安定になりやすいため注意が必要です。

一方、WiMAXやキャリアの機種は最大接続台数が16台の機種が多く、最大30台まで接続できる機種もあります。

通信速度も比較的安定しているので複数端末での利用時も快適に利用したい場合は、WiMAXやキャリア系機種を選びましょう。

接続台数が多いと遅くなる

ポケット型WiFiで複数端末を同時接続する場合、接続台数が多いほど通信速度が低下する傾向があります。


なぜなら、1つの回線で1つの端末を繋ぐよりも、1つの回線で複数の端末を繋ぐ方が回線の負担が増えるからです。


複数台接続時にも快適に使いたい場合は、通信速度が速い機種を選ぶと速度の低下を感じにくいでしょう。

【WiMAX】ポケット型WiFiの接続台数

WiMAXで使われているポケット型WiFiのルーターは「Speed Wi-Fi 5G X12」という機種です。

同時接続台数はWiFiが16台、USBが1台となっています。

機種名 Speed Wi-Fi 5G X12
端末画像
発売日 2023年6月1日
本体価格
(税込)
27,720円
下り最大
通信速度
3.9Gbps
上り最大
通信速度
183Mbps
最大同時
接続台数
Wi-Fi:16台
USB:1台
バッテリー容量 4,000mAh
連続通信時間 約8.2時間
連続待受時間 約400時間
サイズ
高さ×幅×厚さ
約68.0mm×136.0mm×14.8mm
重量 約174g
カラー ホワイト
グレー

「Speed Wi-Fi 5G X12」は2023年6月1日発売のWiMAX最新端末で、最大速度は下り3.9Gbpsとなっています。

主な特長は、5G専用の技術と設備で構成した5Gサービス「5G SA」方式を利用している点です。

5G SAにより、超高速・大容量通信が可能になりました。また、超低遅延伝送と多数同時接続などの特長もあり、複数端末で利用する際にも快適です。

重さは約174gで、iPhone 13と同じ程度の重さです。バッテリー容量は4,000mAhあり約8.2時間連続で通信できるので、旅行や出張で1日外出する時にも十分でしょう。

なお、弊社の関連会社であるMEモバイルが運営するカシモWiMAXでは、通常27,720円(税込)の「Speed Wi-Fi 5G X12」を実質無料で購入できます。

当サイトからの申し込みでAmazonギフト券10,000円分がもらえるので、お得に購入したい方はぜひこちらからお申し込みください。

【キャリア】ポケット型WiFiの同時接続台数

各キャリアのポケット型WiFiの同時接続台数を見ていきましょう。紹介するのは以下のキャリアです。

auのポケット型WiFi

auもWiMAXと同じく「Speed Wi-Fi 5G X12」を提供しています。同時接続台数はWiFiが16台、USBが1台です。

機種名 Speed Wi-Fi 5G X12
端末画像
発売日 2023年6月1日
下り最大
通信速度
3.9Gbps
上り最大
通信速度
183Mbps
最大同時
接続台数
Wi-Fi:16台
USB:1台
バッテリー容量 4,000mAh
連続通信時間 約8.2時間
連続待受時間 約400時間
サイズ
高さ×幅×厚さ
約68.0mm×136.0mm×14.8mm
重量 約174g
カラー ホワイト
グレー

機種の詳細はWiMAXと同じで、利用している回線も同じです。

本体代金もWiMAXと同じ料金ですが、auオンラインショップでは機種代金の値引きキャンペーンを実施しています。

通常27,720円(税込)のところ「au Online Shop お得割」で11,000円(税込)の割引になり、16,750円(税込)で購入が可能です。

ただし、auは月額料金が5,458円とWiMAXに比べて高く、スマホのセット割も適用されないためおすすめではありません

月々の料金を「au PAY カード」で支払うと月額料金が187円(税込)割引になりますが、それを考慮しても割高です。

「店舗で購入したい」などの特別な理由がない限りは、WiMAXプロバイダを選んだ方がよいでしょう。

楽天モバイルのポケット型WiFi

楽天モバイルで提供しているポケット型WiFiは「Rakuten WiFi Pocket Platinum」です。

「Rakuten WiFi Pocket Platinum」も最大16台まで同時に接続できます。

機種名 Rakuten WiFi
Pocket Platinum
端末画像 Rakuten WiFi Pocket Platinum
発売日 2024年7月11日
本体価格
(税込)
7,980円
下り最大
通信速度
150Mbps
上り最大
通信速度
50Mbps
最大同時
接続台数
WiFi:16台
USB:1台
バッテリー容量 2,440mAh
連続通信時間 約10時間
連続待受時間 約260時間
サイズ
高さ×幅×厚さ
約65mm×96.5 mm×15.3mm
重量 約103g
カラー ホワイト

「Rakuten WiFi Pocket Platinum」は楽天のオリジナル機種です。

本体代金は通常7,980円ですが、プランセット値引きで1円で購入できます。

デザインは薄型で持ちやすく、重量は約103gと軽量です。バッテリーは2,440mAhで約10時間ほど連続で通信できます。

楽天モバイルは月額料金が安く、「Rakuten最強プラン」は従量制で、20GB以上はどれだけ使っても3,278円(税込)です。

ただし、「Rakuten WiFi Pocket Platinum」は5G非対応なので、5G通信は利用できません。

最大速度は150Mbpsと5G対応のWiMAXやキャリアの機種には大きく劣るため、通信速度よりも安さ重視の方におすすめです。

ワイモバイルのポケット型WiFi

ワイモバイルでは「Pocket WiFi® 803ZT」と「Pocket WiFi® 5G A102ZT」の2台のポケット型WiFiを提供しています。

4G対応の「Pocket WiFi® 803ZT」は16台まで、5G対応の「Pocket WiFi® 5G A102ZT」は30台まで同時に接続できます。

機種名 Pocket WiFi® 803ZT Pocket WiFi® 5G A102ZT
端末画像
Pocket WiFi 803ZT
Pocket WiFi 5G A102ZT
発売日 2019年8月29日 2021年7月15日
本体価格
(税込)
28,800円
下り最大
通信速度
988Mbps 2.4Gbps
上り最大
通信速度
46Mbps 110Mbps
最大同時
接続台数
Wi-Fi:16台
USB:1台
Wi-Fi:30台
USB:1台
バッテリー容量 3,000mAh 5,300mAh
連続通信時間 約12時間 約5時間
連続待受時間 約1,590時間 約630時間
サイズ
高さ×幅×厚さ
約67.5mm×112mm×15.6mm 約69mm×141mm×15.9mm
重量 約153g 約240g
カラー シルバー ネイビー

これから複数端末を接続するなら5G対応の「Pocket WiFi® 5G A102ZT」がおすすめです。

通信速度は2.4Gbpsと高速で、2.4GHz帯と5GHz帯の2つの周波数帯でWi-Fiを同時に利用できます。

また、同時接続可能台数が最大30台なので、スマートフォンやゲーム機、パソコンなどさまざまな機器に接続することが可能です。

重さに関しては、5,300mAhの大容量バッテリーを搭載しているため、約240gとやや重さがあります。連続通信時間は通信方式によって異なり、約5時間〜9時間程度です。

なお、ワイモバイルの料金プランは月7GBで4,065.6円(税込)ですが、有料オプションに加入すれば月4,818円(税込)で4G通信を上限なしで利用できます

ソフトバンクのポケット型WiFi

ソフトバンクでは「Pocket WiFi® 5G A101ZT」と「Pocket WiFi® 5G A004ZT」のポケットWiFiを取り扱っています。

「Pocket WiFi® 5G A101ZT」、「Pocket WiFi® 5G A004ZT」のどちらも最大30台まで同時に接続することが可能です。

機種名 Pocket WiFi® 5G A101ZT Pocket WiFi® 5G A004ZT
端末画像
Pocket WiFi 5G A101ZT
発売日 2021年7月16日 2021年3月19日
本体価格
(税込)
28,800円 66,240円
下り最大
通信速度
2.4Gbps 3.0Gbps
上り最大
通信速度
110Mbps 383Mbps
最大同時
接続台数
Wi-Fi:30台
USB:1台
Wi-Fi:30台
USB:1台
バッテリー容量 5,300mAh 4,100mAh
連続通信時間 約5時間 約3時間
連続待受時間 約630時間 約580時間
サイズ
高さ×幅×厚さ
約141mm×69mm×15.9mm 約133mm×73mm×18.6mm
重量 約240g 約225g
カラー ネイビー ネイビー

ソフトバンクでポケットWiFiを購入するなら、「Pocket WiFi® 5G A101ZT」がおすすめです。

5G通信に対応しており、最大通信速度は下り2.4Gbpsとなっています。

本体にUSBポートとEthernetポートを搭載しているため、USBや有線LANでの接続が可能です。さらに、バッテリー消費が少ないBluetooth接続にも対応しています。

なお、バッテリーは5300mAhと大容量なので、本体の重量は約240gとやや重めです。連続通信時間は5Gの場合約5時間、4Gなら約9時間と利用する回線によって異なります。

ソフトバンクはデータ通信専用プランとスマホの容量をシェアできるプランがあるため、自分に合ったプランを選びましょう。

ドコモのポケット型WiFi

ドコモでは「Wi-Fi STATION」シリーズのポケット型WiFiを取り扱っています。

5G対応の「SH-52B」「SH-54C」はどちらも16台まで同時に接続することが可能です。

機種名 Wi-Fi STATION SH-52B Wi-Fi STATION SH-54C
端末画像
発売日 2021年9月10日 2023年1月16日
本体価格
(税込)
35,640円 96,800円
下り最大
通信速度
4.2Gbps 4.9Gbps
上り最大
通信速度
218Mbps 1.1Gbps
最大同時
接続台数
Wi-Fi:16台
有線LAN:1台 or USB:1台
Wi-Fi:16台
有線LAN:1台 or USB:1台
バッテリー容量 4,000mAh 4,000mAh
連続通信時間 約7.3時間 約9時間
連続待受時間 約1,200時間 約200時間
サイズ
高さ×幅×厚さ
約72mm×108mm×15mm 約84mm×157mm×16mm
重量 約150g 約268g
カラー ブラック ブラック

ドコモのポケット型WiFiを購入するなら「Wi-Fi STATION SH-52B」がおすすめです。5G対応で下り最大速度4.2Gbpsの超高速通信に対応しています。

WiFi接続以外にも、同梱のUSB-Ether変換ケーブルを使って有線LANケーブルを用いた通信が可能です.USB3.2(Gen1)対応ケーブルがあればUSBテザリングもできます。

バッテリーは4000mAhと十分な容量で、重量は約282gとやや重いです。連続通信時間は9時間〜10時間程度なので長時間利用できます。

なお、ドコモはポケット型WiFi専用のプランがありません。eximoやahamoなどスマホのデータ容量をシェアするプランのみとなっているため、注意が必要です。

【クラウドSIM】ポケット型WiFiの同時接続台数

クラウドSIMで使われるルーター端末は、サービスによって様々です。しかし、どの機種もおおきなスペックの差はありません。

クラウドSIMでよく使われる「Macaroon SE」、「CLOUD AiR-WiFi U3」は10台の同時接続が可能となっています。

機種名 Macaroon SE CLOUD AiR-WiFi U3
端末画像
下り最大
通信速度
150Mbps 150Mbps
上り最大
通信速度
50Mbps 50Mbps
最大同時
接続台数
10台 10台
バッテリー容量 4,000mAh 3,000mAh
連続通信時間 約16時間 約12時間
連続待受時間 約36時間
サイズ
高さ×幅×厚さ
約85mm×85mm×23.5mm 約66mm×126mm×10mm
重量 約125g 約125g
カラー ブラック ブラック

クラウドSIMのサービスは数十社ありますが、ここでは人気のモンスターモバイルで取り扱っている「Macaroon SE」を紹介します。

今回紹介するMacaroon SEは、モンスターモバイルで契約するとレンタル料金は無料です。なお、端末の購入はできません。

バッテリーは4000mAhで連続使用可能時間は20時間となっています。重量は125gで楽天モバイルの次に軽いです。

機種は4G LTE通信のみで、最大速度は下り150Mbps・上り50Mbpsとなっています。複数端末で接続すると遅いと感じることがあるかもしれません。

通信速度が遅いと感じたら、使わない端末の接続を切るなどして対処しましょう。

ポケット型WiFiの同時接続台数をオーバーした場合どうなるのか

同時接続台数を超えると端末に負荷がかかり、通信速度が極めて遅くなります

ルーター端末の本来の力を発揮できなくなるため、同時接続台数の上限は守るようにしてください。

ポケット型WiFiで同時接続するときの注意点

ポケット型WiFiで複数の端末を同時接続するときの注意点について解説していきます。注意点は主に4つです。

通信速度が遅くなる可能性がある

同時接続台数の範囲内でも、複数の端末を接続していると通信速度が遅くなる可能性があります

通信速度を維持するためには、不要な端末の接続を解除しましょう。

また、WiFi接続中にZoomやオンラインゲームなど、大きくデータを消費する通信を行っている端末があると、他の端末も遅くなってしまいます。

カシワン編集部で実際にWiMAXの最新端末「Speed Wi-Fi 5G X12」で同時接続(※)を行ってみたところ、以下のような結果になりました。
※検証内容:パソコン5台でzoomミーティング、スマホ5台でYouTube(高画質)の動画視聴

  • 10台で同時接続するとzoomがすぐ落ちてしまう
  • 動画の読み込みが遅くなるときがある
  • 5台でもzoomの音声と画面共有にラグがあり、画面もカクつくときがある

大きい通信を行う際は、接続する台数を減らすなどの工夫を行いましょう。

バッテリーの減りが早くなる

同時に複数の端末を接続すると、ポケット型WiFiのバッテリーの減りが速くなります

ポケット型WiFiは充電がなくなるとインターネットを利用できません。

複数台繋ぐ時は給電しながら利用するか、バッテリー残量が少なくなったらモバイルバッテリー等で補うようにしましょう。

データ容量の消費が多くなる

複数の端末をポケット型WiFiに繋いで、全ての端末でデータ通信を行うと、ポケット型WiFiのデータ容量の消費が多くなります

無制限プランを利用している場合は問題ありませんが、データ容量に上限のあるプランを契約している場合は残量に注意しましょう。

パスワードの管理が大変になる

同時接続する端末の持ち主が複数人いる場合は、パスワードの管理が大変になります

パスワードの管理が面倒だからといって、自動接続に設定していると知らない間に第三者から不正にアクセスされるかもしれません。

複数人で1台のルーター端末を共有して利用する場合は、パスワードの管理に注意しましょう。

ポケット型WiFiでも家族と使えるか

ポケット型WiFiは複数の端末を同時に接続できますが、自宅WiFiとして使うには十分なのでしょうか。

ここからは、ポケット型WiFiでも家族と使えるのかどうか解説していきます。

選ぶ機種や使い方によっては利用可能

結論から言うと、選ぶ機種や使い方によっては家族とポケット型WiFiを共有できます

家族とポケット型WiFiを使う際のポイントは以下の3つです。

ポイント1.部屋の大きさや間取り

ポケット型WiFiの電波は、100mほどの範囲で利用可能といわれています。しかし、障害物に弱いため、家での利用の際は部屋の大きさや間取りに注意が必要です。

リビングなど大きい部屋で1台のポケット型WiFiを家族で利用する場合は、快適に通信を行えます。

縦長の間取りの場合、一方の端にポケット型WiFiを設置すると反対側の端の部屋では通信が上手くいかない可能性があります。

特に、途中に壁の他に背の高い家具や、電子レンジなどの電波を発する機器があるとWiFiが届きにくいです。

ポケット型WiFiは障害物に弱いという点を踏まえて、特定の部屋でシェアするか、設置場所を利用の多い場所のそばにするなど工夫してみましょう。

ポイント2.データ容量

家族で利用すると、どうしても使用するデータ容量が増えます。

そのため、データ容量に上限のあるポケット型WiFiを契約していると、データの残量を気にしなければならずストレスになります。

家族で使う場合は、データ容量無制限のポケット型WiFiを選ぶようにすると安心です。

データ容量が無制限で使えるおすすめのポケット型WiFiについて詳しく知りたい方は、ぜひ以下の記事もチェックしてみてください。

ポイント3.通信速度

ポケット型WiFiは、機種によっては5G対応のキャリア回線が使えて通信速度も高速と言えます。

それでも通信速度に満足できない場合は、クレードルと呼ばれるスタンドを利用しましょう。

クレードルは端末の充電もでき、ポケット型WiFiの受信感度も向上するため、より快適にポケット型WiFiを利用できます。

どうしてもポケット型WiFiでは遅い場合は、ホームルーターや光回線も検討しましょう。

おすすめのホームルーターおすすめの光回線については別の記事にまとめているので、あわせてチェックしてみてください。

▼以下の記事では、WiMAXのクレードルについて解説しています。

ポケット型WiFiの同時接続時に速度が遅くなった場合の対処法

ポケット型WiFiが遅くなったと感じたら、以下の対処法を試してみてください。

不要な端末の接続を解除する

端末を同時に複数接続すると、ポケット型WiFiが遅くなる原因になります。

通信速度が遅くなってきたと感じたら、不要な端末の接続を解除しましょう。

ポケット型WiFiにかかる負荷が減り、速度が改善します。

端末の置き場所を工夫する

ポケット型WiFiは障害物に弱いです。

壁はもちろん、背の高い家具や電波を発する機器があるとうまく電波が受信できなかったり、WiFiが届かなかったりします。

ポケット型WiFiを障害物の少ない窓際や高い場所に置くことで改善できるので、端末の置き場所を工夫してみましょう。

電波の周波数を変更する

ポケット型WiFiは、2.4Ghzと5Ghzの2種類の周波数に切り替えられます。

2.4Ghzは障害物に強く、遠くまで電波が届きやすい点が特長です。しかし、電子レンジなどにも使われる周波数なので、電波干渉が起きやすい傾向にあります。

一方5Ghzは通信速度が速く、他の周波数と干渉しにくいという点が特長です。しかし、障害物に弱いため設置場所によっては、通信速度が遅くなります。

ポケット型WiFiの通信速度が遅いようであれば、周波数を切り替えて通信を試してみましょう。

性能の高いポケット型WiFiに買い替える

様々な方法を試してみても、どうしても通信速度に不満がある場合は、性能の高いポケット型WiFiに買い替えるのも検討しましょう。

古いポケット型WiFiの機種だと、5Gに対応していないこともあります。

新しい機種になるほど性能は高いです。特に長くポケット型WiFiを利用している人は買い替えも視野に入れてみてください。

接続台数が多いおすすめのポケット型WiFi

ここからは、接続台数の多いおすすめのポケット型WiFiを紹介します。

WiMAX 「Speed Wi-Fi 5G X12」

通信速度 Speed Wi-Fi 5G X12
同時接続台数 WiFi:16台
USB:1台
通信回線 au 5G
au 4G LTE
WiMAX 2+
最大速度 下り 3.9Gbps
上り 183Mbps
平均速度 下り 103.2Mbps
上り 15.9Mbps

WiMAXで利用されている「Speed Wi-Fi 5G X12」は、最大16台まで同時に接続できます

auの4G・5G回線と独自のWiMAX 2+に対応していて、広範囲で快適に通信できるのが特長です。

下り平均速度は100Mbps以上と高速で、データ量が多いオンラインゲームもプレイできます。

ポケット型WiFiの中でも特に通信速度が速く、複数端末を同時に接続しても遅くなりにくいです。

端末についてより詳細に知りたいという方は、Speed Wi-Fi 5G X12の評判や実機レビューをまとめた記事もあわせてご覧ください。

WiMAXなら「カシモWiMAX」がおすすめ

カシモWiMAX
(税込) カシモWiMAX
データ容量 実質無制限
月額料金
(縛りなしプラン)
契約初月:1,408円
翌月〜:4,818円
初月の料金 1,408円
(日割りなし)
スマホセット割引 au:最大1,100円/台
UQモバイル:最大1,100円/台
端末代金 実質0円
(770円/月を36ヵ月割引)
事務手数料 3,300円
キャッシュバック Amazonギフト券10,000円
3年間の合計料金
ーキャッシュバック
160,038円
実質月額料金 4,446円
違約金 0円
支払い方法 クレジットカード
契約期間の縛り なし
5G対応

実質月額料金の計算はこちら
月額料金(税込) カシモWiMAX
初月 1,408円
1~36ヵ月目 4,818円
機種代金 0円
キャッシュバック -10,000円
合計 160,038円
実質月額料金 4,446円

WiMAXはどのプロバイダを選んでも通信品質や使えるデータ容量は同じですが、月額料金やキャンペーンが異なります。

カシモWiMAXは、シンプルな料金プランが魅力のWiMAXプロバイダです。月額料金が初月1,408円(税込)、その後はずっと4,818円(税込)から変わりません。

また、「端末分割サポート(36回)」の適用で通常27,720円(税込)の端末代金が実質0円になるのもうれしいポイントです。

auとUQモバイルユーザーはスマホとのセット割を適用できるので、月のスマホ代から1,100円(税込)の割引となります。

コスパの良いポケット型WiFiを探している人は、カシモWiMAXをチェックしてみてください。

▼他のプロバイダも気になるという方は、WiMAXプロバイダを比較しておすすめを紹介しているこちらの記事をご覧ください。

ソフトバンク「Pocket WiFi® 5G A101ZT」

通信速度 Pocket WiFi® 5G A101ZT
同時接続台数 最大30台
通信回線 ソフトバンク 5G
ソフトバンク 4G
最大速度 下り 2.4Gbps
上り 110Mbps
平均速度 下り 45.79Mbps
上り 11.36Mbps

ソフトバンクの「Pocket WiFi® 5G A101ZT」は最大30台まで端末を同時に接続できます。ポケットWiFiの中では同時接続台数が多い端末です。

通信回線はソフトバンクの4Gと5Gが利用できます。下り平均速度は約45Mbpsで、高画質動画も快適に視聴できる速度です。

(税込) ソフトバンク
データシェアプラン
最大50GBまで
1,078円
データ通信専用
3GBプラン
990円
62ヵ月目以降1,408円
データ通信専用
50GBプラン
5,280円
スマホセット割引 なし
端末代金 28,800円
事務手数料 3,850円
オンラインは無料
キャッシュバック なし
3年間の合計料金
– キャンペーン
218,880円(※2)
実質月額料金 6,080円(※2)
違約金 0円
支払い方法 クレジットカード
口座振替
契約期間の縛り なし
5G対応
(※1)親回線(スマホ)とセットで合計50GBまで。
(※2)「Pocket WiFi® 5G A101ZT」+「データ通信専用50GBプラン」の場合
実質月額料金の計算はこちら
月額料金(税込) ソフトバンク
1~36ヵ月目 5,280円
機種代金 28,800円
キャッシュバック なし
合計 218,880円
実質月額料金 6,080円

  • データシェアプラン(データシェアは50GB/月まで)
  • データ通信専用50GBプラン
  • データ通信専用3GBプラン

ソフトバンクのポケットWiFiは、ポケットWiFi向けのデータ通信専用プランとスマホのデータをシェアできるプランがあります。

データ通信専用プランには無制限プランはなく、スマホのデータシェアプランにも利用上限があります。

スマホの無制限プランを利用していても、WiFiでの利用が50GBを超過すると速度が制限されるので注意が必要です。

ソフトバンクのポケットWiFiは、ソフトバンクユーザーで毎月のデータ使用量が50GB以内に収まる方におすすめです。

楽天モバイル「Rakuten WiFi Pocket Platinum」

画像_Rakuten WiFi Pocket(楽天)
通信速度 Rakuten WiFi
Pocket Platinum
同時接続台数 最大16台
通信回線 楽天 4G
au 4G
最大速度 下り 150Mbps
上り 50Mbps
平均速度 下り 31.89Mbps
上り 22.68Mbps

楽天モバイルの「Rakuten WiFi Pocket Platinum」は、最大16台まで接続可能です。

通信回線は楽天の4Gとauの4Gが利用でき、プラチナバンド(700MHz帯)にも対応しています。なお、5G通信には対応していません。

下り平均速度が約30Mbpsと他社の5Gルーターには劣りますが、SNSや動画視聴など日常使いには問題ない速度です。

(税込) 楽天モバイル
Rakuten WiFi Pocket
データ容量 3GB〜無制限
月額料金 〜3GB:1,078円
3〜20GB:2,178円
20GB〜:3,278円
初月の料金 日割りなし
スマホセット割引
端末代金 1円
(プランセット値引き)
事務手数料 0円
キャッシュバック
3年間の合計料金
ーキャンペーン
118,008円
実質月額料金 3,278円
違約金 0円
支払い方法 クレジットカード
口座振替
契約期間の縛り なし
5G対応 ×

実質月額料金の計算はこちら
月額料金(税込) Rakuten WiFi
Pocket
1ヵ月目~36ヵ月目 3,278円
機種代金 1円
キャッシュバック
合計 118,009円
実質月額料金 3,278円

楽天モバイルの魅力は、格安かつ無駄なく使える従量制の料金プランと端末が1円で購入できる点です。

ポケット型WiFiの料金プランは「Rakuten最強プラン」が適用されます。使わない月は安くなり、データをたくさん使う月も上限3,278円(税込)で使い放題です。

安いWiFiを探している人や月によってデータ使用量が変動する方は、「Rakuten WiFi Pocket Platinum」を検討してください。

ポケット型WiFiの同時接続台数まとめ

ポケット型WiFiの同時接続台数について解説してきました。最後にまとめてみましょう。

ポケット型WiFiの同時接続台数まとめ
  • ポケット型WiFiの同時接続台数は機種によって異なる
  • 複数端末を接続すると遅くなったりバッテリー消耗が激しくなったりする
  • たくさん接続するなら5G SA対応のWiMAX「X12」がおすすめ

ポケット型WiFiの同時接続台数は、10台〜30台で基本的には複数端末を接続できます。一番多かったのは、最大16台を同時に接続できる機種でした。

ポケット型WiFiは、同時に複数の端末を繋げられて便利ですが、複数の端末を繋ぐことで通信速度が遅くなったり、バッテリーの消費が増加したりといった注意点もあります。

複数台接続するなら最大16台の端末が同時接続できるWiMAXの「Speed Wi-Fi 5G X12」がおすすめです。5G SA方式により、多接続でも遅くなりにくい特長があります。

どのWiMAXプロバイダを選べばいいかわからない方は、コスパがよいカシモWiMAXをチェックしてみてください。