1ヶ月で平均何ギガ使う?確認方法・データ容量の目安も

※当記事はPRを含みます。
※カシモWiMAXは株式会社マーケットエンタープライズの関連会社、株式会社MEモバイルが運営しています。

スマホのプランを契約する際、どれくらいのデータ容量が必要なのかわからないという方もいるでしょう。1ヶ月あたりの平均データ使用量を知っておくと、プランを選びやすくなります。

本記事で、1ヶ月のスマホの平均データ使用量や、消費量の目安、データ使用量の確認方法などを解説しています。これからスマホのプランを契約する方は、ぜひ参考にしてみてください。

1分で分かる!記事の内容

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1ヶ月のスマホのデータ使用量は平均何ギガ?

総務省が発表したデータ(※1)によると、スマホのデータ容量は、1ヶ月で平均11GB消費すると言われています。前年と比べると、約1.5倍ほど上昇しており、年々データ使用量が増えているようです。

しかし、データ使用量に関するデータ(※2)を見ると、約80%の人が10GB以下であることがわかりました。また、約65%の人は5GBも使用していません。

つまり、多くの人は1ヶ月で1~5GBほどあれば問題なく使えるということです。

※1 移動通信トラヒックの現状(令和5年6月)
※2 携帯電話ポータルサイト(リーフレット版)

スマホの「データ容量」とは?

そもそもスマホのデータ容量とは、「携帯会社の回線で通信できるデータ」のことを指します。つまり、WiFiを使わずにモバイル回線で通信した場合に消費されるデータのことです。

スマホ本体に保存できる容量のことをデータ容量と呼ぶこともありますが、本記事では通信量のことをデータ容量としています。

データ容量を消費するタイミング

データ容量は、WiFiを使わずにWebサイトやSNSを閲覧したり、動画を視聴したりする際に消費します。また、メールの送受信やLINEもデータ容量を使用します。

基本的には、通信を行うときにデータ容量を消費すると考えてください。なお、通話はモバイル回線とは違う通話回線を使用するため、データ容量は消費しません。

データ容量の目安

データ使用量は、使用するサービスや通信品質によって異なります。ここでは、用途別に1GBでできることを見ていきましょう。

用途1GBあたりの
データ使用量
メールの送受信約20万通
LINE(トーク)約30万通
LINE(通話)約50時間
Webサイトの閲覧約3,490ページ
SNSの閲覧X:約4時間
Instagram:約1時間
音楽を聴く約15時間
動画視聴(標準画質)約1.5時間
動画視聴(高画質)約20分

メールやLINE、Webサイトの閲覧はデータ使用量が少ないため、小容量プランでも十分足りるでしょう。しかし、動画はデータ容量を大量に消費するので、大容量プランもしくは無制限プランにする必要があります。

▼以下の記事では、WiFiのデータ容量の目安について詳しく解説しています。速度制限にかかったときの対処法も紹介しているので、ぜひ参考にしてください。

スマホのデータ使用量の確認方法

データ容量をどれくらい使っているかは、スマホで簡単に確認できます。

ここでは、iPhone・Androidに標準搭載されている設定アプリで確認する方法を紹介しますが、契約している携帯会社のマイページでも確かめられます。

iPhoneの確認方法

iPhoneでデータ使用量を確認する方法は、以下の通りです。

  1. 「設定」アプリを開く
  2. 「モバイル通信」をタップする
  3. 「現在までの合計」を確認する

下にスクロールしていくと、アプリごとの消費量も確認できます。

Androidの確認方法

Androidでデータ使用量を確認する方法は、以下の通りです。

  1. 「設定」アプリを開く
  2. 「ネットワークとインターネット」をタップする
  3. 「データ使用」をタップする
  4. 「アプリのデータ使用量」をタップする

機種によっては、項目名が異なる場合があります。また、手順も異なる場合があるので、詳しくはメーカーの取り扱い説明書などを確認してください。

スマホのプランは用途に合わせて選ぼう

スマホの料金プランをどれにするか迷ったら、WiFiがない環境で何をするのかを基準にして選びましょう。

毎月データ容量を余らせてしまうともったいないですし、反対に毎月データ容量が不足して速度制限にかかってしまうとストレスを感じます。用途を明確にして、自分にあったプランを選んでください。

  • メール・LINEがメイン
    ⇒1GBプラン
  • Webサイト・SNSの閲覧もする
    ⇒3~5GBプラン
  • 音楽・動画も楽しみたい
    ⇒10GBプラン
  • 高画質動画・アプリゲームを楽しみたい
    ⇒20GB以上の大容量プラン

メール・LINEがメインなら1GB

メールやLINEなどのテキストメッセージがメインの場合や、スマホは主にWiFi環境で使うという場合は、1GBプランがおすすめです。

メールの送受信は1通あたり約5KB、LINEのトークは1通あたり約3KB消費します。また、LINE通話で消費するデータ容量は、1分あたり約300KBです。

データ消費量がそこまで多くないので、自宅にWiFi環境が整っている方であれば十分足りるでしょう。

Webサイト・SNSの閲覧もするなら3~5GB

メールやLINEに加えて、Webサイト・SNSの閲覧も行う場合は、3~5GBプランにしておくと安心です。

Webサイトの閲覧は、1ページあたり約300KBほど消費すると言われています。1GBあれば1ヶ月で約3,490ページ、1日で約116ページほど閲覧することが可能です。

SNSは、サービスによって消費量が異なります。X(旧Twitter)は5分間閲覧すると約20MB、Instagramは5分で約70MBが目安です。

テキストメッセージに比べると消費量が多くなるため、通信制限にかからないよう管理する必要があります。

音楽・動画も楽しむなら10GB

外出先などWiFiがない場所で音楽や動画を楽しみたい場合は、10GB前後の中容量プランを検討しましょう。

音楽アプリで5分程度の曲を聴くと、約5MBほど消費します。ただし、これは標準音質の場合で、音質を上げるとデータ消費量が増えます。

YouTubeで動画を観る場合の消費量は、15分あたり約150MB程度です。こちらも、画質を上げれば上げるほどデータ容量を消費します。

なお、音楽も動画もダウンロードをすればオフラインで再生できます。データ容量を消費せずに音楽や動画を楽しむなら、WiFi環境でダウンロードしておきましょう。

高画質動画・アプリゲームを楽しむなら20GB以上

高画質の動画を視聴する場合や、アプリゲームをプレイしたい場合は、20GB以上の大容量プランがおすすめです。

高画質動画の場合は15分で約500MBほど消費するため、小容量プランだとすぐに使い切ってしまいます。アプリゲームはゲーム内容にもよりますが、短時間で1GB以上消費することがあります。

外出先で頻繁に動画視聴やアプリゲームを行う場合は、20GB以上のプランを検討してみてください。

無制限で使うなら格安SIM+WiMAXがおすすめ

スマホのデータ容量が20GB程度では足りず、無制限プランを契約しようとしている場合は、格安SIMとWiMAXの併用がおすすめです。

キャリアの無制限プランよりも、通話用の格安SIMとデータ通信用のWiMAXを契約する方が、月額料金を安く抑えられます。WiMAXはデータ容量無制限で、一般的な使い方であれば通信制限にかかることもありません。

実際に、WiMAXプロバイダの1つである「カシモWiMAX」と、1GBプランの月額料金が安い「日本通信SIM」を併用する場合と、3キャリアの無制限プランを比較しました。

サービス名
(プラン名)
月額料金
(税込)
かけ放題
オプション
(税込)
合計金額
(税込)
カシモWiMAX

日本通信SIM
(シンプル290プラン)
4,818円1,600円6,418円
ドコモ
(eximo)
7,315円1,980円9,295円
au
(使い放題MAX 5G)
7,238円1,980円9,218円
ソフトバンク
(メリハリ無制限+)
7,425円1,980円9,405円

比較してみると、3キャリアに比べて2,000円以上安いことがわかりました。年間で考えると24,000円以上も節約できるため、固定費を見直したいという方におすすめの方法です。

WiMAXと格安SIMを併用するメリットやデメリット、併用におすすめのサービスを知りたい方は、以下の記事を参考にしてみてください。

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また、5G対応の高性能ルーターがお得になる点も嬉しいポイント。端末代金を36回の分割払いで購入すると、支払い相当分が毎月割引されて実質0円になります。

端末代金割引を実施しているプロバイダは少ないため、初期費用や月々の支払いを安く抑えたい方は、ぜひカシモWiMAXを検討してみてください。

▼カシモWiMAXの口コミ・評判が気になる方は、以下の記事もあわせてご一読ください。

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初月1,408円
1~36ヵ月目4,818円
機種代金0円
キャッシュバック-10,000円
合計160,038円
実質月額料金4,446円

ギガ消費を節約するコツ

通信制限にかかってしまうと、スマホで検索をしたりアプリを使用したりする際に不便を感じることもあるでしょう。

ここでは、ギガ消費をなるべく抑えるためのコツを5つ紹介していきます。スマホで簡単に設定できるものもあるため、ぜひ実践してみてください。

  1. WiFiを積極的に利用する
  2. アプリの自動アップデートを無効にする
  3. アプリのバックグラウンド通信を停止する
  4. 動画は画質を落として視聴する
  5. 位置情報の共有をオフにする

(1)WiFiを積極的に利用する

ギガ消費を抑えるためには、WiFiを活用することが大切です。

特に、アプリのインストールや動画・電子書籍のダウンロードなどはデータ消費が大きいため、WiFiがある場所で行うことをおすすめします。

自宅にWiFiがある場合は、あらかじめ上記のような作業を済ませておくと安心です。

フリーWiFiを使う場合はセキュリティ面に注意が必要です。暗号化されているものや接続時に「セキュリティ保護」と表示されているもの以外は利用しないようにしましょう。

(2)アプリの自動アップデートを無効にする

アプリの自動アップデートを無効にすることでも、ギガ消費を抑えられます。

自動アップデートはWiFiに接続されていない状況でも行われるため、気づかぬうちにギガを使ってしまっているということがあります。

iPhoneの場合、以下の手順で設定を変更できるため、自動アップデートが有効になっている方は無効にしておきましょう。

  1. 「設定」アプリを開く
  2. 「App Store」をタップ
  3. 「アプリのアップデート」のスイッチをオフ

なお、Androidは機種によって設定手順・方法が異なるため、詳細は各メーカーの取扱説明書を参考にしてください。

(3)アプリのバックグラウンド通信を停止する

バックグラウンド通信とは、アプリを利用していない間であっても情報取得・更新のためにデータを送受信している状態のことをいいます。

バッググラウンド通信が必要ないアプリに関しては、停止する設定をしておきましょう。

バッググラウンド通信を停止すると、LINEやメールアプリで通知がこないなど不便な面もあるため、連絡手段として利用しているものは設定をそのままにしておくほうがよいでしょう。

ここではiPhoneでの設定方法を紹介します。

  1. 「設定」アプリを開く
  2. 「一般」をタップ
  3. 「アプリのバックグラウンド更新」をタップ
  4. 「Wi-Fiとモバイルデータ通信」を選択
  5. アプリごとに設定を変更

なお、Androidは機種によって設定手順・方法が異なるため、詳細は各メーカーの取扱説明書を参考にしてください。

(4)動画は画質を落として視聴する

動画を頻繁に視聴するという方は、画質の設定を変更してみましょう。

動画の解像度を低くすることで、画質は粗くなりますがギガ消費を抑えることができます

YouTubeアプリの場合、動画の再生画面の右上に表示されている歯車のアイコンから設定できます。

「画質」のところをタップすると、デフォルトで自動設定になっているので手動で低解像度の画質に変更しましょう。

「240p」まで画質を落とすとかなり粗くなり、人物の表情が少々読み取りづらくなったり細かい部分がぼやけたりしますが、ギガ消費をなるべく抑えたいという方は試してみてください。

(5)位置情報の共有をオフにする

位置情報が必要なアプリをインストールしている場合は、位置情報の共有の設定をオフに変更しておきましょう。

常に位置情報が共有されている状態になっている場合、アプリ利用時以外でも位置情報の取得が行われるためギガが消費されてしまいます。

iPhoneの位置情報の共有設定に関しては以下の手順で確認・変更ができます。「アプリ利用時のみ許可」といったように、状況にあわせた共有の設定が可能です。

  1. 「設定」アプリを開く
  2. 「プライバシーとセキュリティ」をタップ
  3. 「位置情報サービス」をタップ
  4. 「位置情報を共有」のスイッチをオフ

Androidは機種によって設定手順・方法が異なるため、詳細は各メーカーの取扱説明書を参考にしてください。

1ヶ月のデータ容量に関するよくある質問

最後に、1ヶ月のデータ容量に関するよくある質問をまとめました。

1ヶ月で100GBは使いすぎ?

自宅にWiFiがない場合や、WiFiに接続せずに動画視聴やオンラインゲームを行う場合は、1ヶ月で100GB以上消費することがあります。また、テザリングを行う場合もデータ容量を大量に消費します。

1ヶ月で100GBと考えると多く感じますが、1日あたり3GB程度なので、使いすぎではないと言えるでしょう。

100GBあればどれくらい使えるのか気になる方は、こちらの記事を参考にしてください。

アプリゲームをすると1ヶ月で何ギガ使う?

ゲームのデータ使用量はアプリによって異なります。

数十分で1GB以上消費することもあるため、20GB以上の大容量プランにしておくと安心です。WiFiなしでアプリのダウンロードなどを行う場合はさらにデータ容量を消費するので、無制限プランが良いかもしれません。

スマホのデータ容量は何ギガあれば足りる?

スマホのデータ容量を選ぶときは、まず用途を明確にしましょう。

メールやLINEといったテキストメッセージがメインの場合は1GB、Webサイト・SNSの閲覧も行う場合は3~5GBほどあれば足りるでしょう。

音楽や動画を楽しむ場合は10GB程度、スマホでアプリゲームをプレイする場合は20GB以上が必要になります。

1ヶ月で使うデータ容量を把握しよう

1ヶ月のスマホのデータ使用量は、平均11GBであることがわかりました。しかし、多くの人は1~5GBあれば速度制限にかかることなく十分に使えます。

必要なデータ容量は用途によって異なるので、料金プランを選ぶ際はスマホで何をしたいのか明確にしておきましょう。

WiFiがない場合や外出先でも動画・ゲームを楽しみたい場合は、無制限プランを契約する必要があります。キャリアの無制限プランよりも、格安SIM+WiMAXの方が安く済むので、ぜひ検討してみてください。

家にWiFiがなくて導入すべきか迷っているという方は、こちらの記事をあわせてご一読ください。