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旅行時にあると便利なホテルルーター。客室内の有線LANを無線LANに変換してくれる機器を指します。
この記事では、そんなホテルルーターについて徹底解説、仕組みや選ぶ際のポイント、自宅でも使えるの?という疑問に答えます。
ぜひ最後までチェックしてみてください。
- ホテルルーターは有線LANを無線LANに変換する中継機のようなもの
- 宿泊先のWiFiを高速化したり、安全性を高めたりできる
- 日常的にWiFiを利用するなら「カシモWiMAX」がおすすめ
ホテルルーターとは?仕組み・使い方を解説
ホテルルーターは、滞在先のホテルの有線LANに接続することで、無線LANのWiFiに変換する機械を指します。ホテルルーターの他に、トラベルルーターと呼ばれる場合もあります。
ホテルの部屋についている無料のWiFiは、速度が遅かったりセキュリティ面が心配だったりと、快適に利用できないケースも多いです。
ホテルルーターを利用することによって、自分だけが利用できる安全で安定したWiFiを整備できます。
ホテルルーターの仕組み
ホテルルーターの仕組みは、客室の有線LANにホテルルーターを接続することで中継機のような役割を果たし、無線LANであるWiFiが使えるようになります。
ホテルルーターは有線LANに接続するため、有線LANのコンセントに直接接続する「直挿しタイプ」と、ケーブルと本体が別々の「ケーブルタイプ」の2種類に分けられます。
「直挿しタイプ」はケーブルが不要なのが魅力ですが、ケーブルタイプに比べるとサイズが大きくなる傾向です。
一方で「ケーブルタイプ」は回線や電波事情などに柔軟に対応できますが、荷物が多くなるのがデメリットです。
ホテルルーターの使い方
ホテルルーターの使い方はいたって簡単です。ホテルの客室にある有線LANのコンセントにホテルルーターを接続するだけです。
直挿しタイプの場合は本体に内蔵されているコンセントプラグを利用します。
ケーブルタイプの場合は、有線LANのコンセントとホテルルーターの本体をケーブルで接続します。
ホテルルーターを使うメリットとは?
ホテルルーターには、「セキュリティ対策」「複数端末接続」「通信速度の向上」などのメリットがあります。
ここでは、ホテルルーターのメリットについて詳しく紹介します。
セキュリティの高さ
ホテルルーターのメリット1つ目は、セキュリティの高さです。
ホテルの回線は不特定多数の人が利用するため、セキュリティが脆弱で不正アクセスや情報漏洩のリスクがあります。
しかし、ホテルルーターを使えばSSIDやパスワード設定、暗号化などによるセキュリティ対策で、リスクを軽減できるのです。
ネットを使う際には個人情報を取り扱うことも多いため、セキュリティ強度が高い自分専用のWiFiを使用しましょう。
複数デバイスに接続できる
ホテルルーターは有線LANを無線LANに変換できるので、複数のデバイスを繋げられる点も魅力です。
客室に無線LANがなくても、有線LANを使ってパソコンだけではなく、スマホやタブレットなどと同時にWiFi接続できます。
一度設定すると次回からは自動接続されるので、宿泊の度にWiFiのSSIDやパスワードを入力する手間がかかりません。
通信速度が向上する
ホテルのWiFiは夜間になると遅い・繋がらない時がありますが、そんなときにはホテルルーターが役立ちます。
ホテルには有線LANとWiFi(無線LAN)を設置しているケースが多いですが、WiFiは利用者が多いと速度が遅くなりやすいです。
ホテルルーターなら通信環境の影響を受けにくい有線LANをWiFi化できるため、どの時間帯でも快適に使えます。
また、備え付けのルーターよりも物理的な距離が近くなることで、通信速度も向上します。
ホテルルーターの選び方
ホテルルーターの選び方のポイントとして、以下の4点が挙げられます。
安定性重視なら「対応周波数」で選ぶ
ホテルルーターには、2種類の周波数があります。それは、「2.4GHz」と「5GHz」です。
「2.4GHz」は、電波が遠くまで届きやすく、壁や大型の家具などの障害物にも強い周波数となっています。
しかし、多くの電波を発する家電、たとえば電子レンジなどがこの2.4GHzを利用しているため、電波が干渉しやすいというデメリットがあります。
「5GHz」は、他の電波と干渉しにくく通信が安定しやすい周波数です。ただし、壁や家具などの障害物を透過しにくいという弱点があります。
通信の安定性をとるのであれば5GHzがおすすめです。ルーター端末によっては、両方の周波数に対応していることもあります。
速度重視なら「WiFi規格」で選ぶ
WiFiには通信規格と呼ばれるものがあります。いくつかの規格がありますが、最新のものは「IEEE 802.11ax(Wi-Fi 6E)」です。
通信規格が新しいほど通信速度が速いです。ホテルルーターも、なるべく規格が新しいものを選ぶと速度が出やすくなります。
ただし、WiFiを受ける側の機器、つまりスマホやパソコンなどが最新の通信規格に対応している必要があります。利用する機器の通信規格も確認しておきましょう。
「給電方法」を確認する
主な給電方法として、「コンセント」と「USB」の2つがあります。
コンセントから給電する場合は、コードが不要のため荷物がコンパクトになります。しかし、コンセントのある場所が限られているので注意が必要です。
USB給電の場合は、PCなどからも電源がとれるので給電方法に柔軟性があります。給電のためにUSBケーブルを別途持ち歩く必要があるので、荷物がごちゃつく点はデメリットです。
普段の利用の状況やケーブルの好みなどで選びましょう。
持ち運びやすい「サイズ」を選ぶ
サイズもホテルルーターを選ぶ際に注目したいポイントです。
一般的に、プラグなどが内蔵されている直挿しタイプのほうがサイズが大きい傾向があります。
コード類を持ち運ぶ必要がないため、多少大きくてもケーブルを持ち運びたくないという場合は直挿しタイプを選んでください。
一方、ケーブルタイプは本体がコンパクトです。別途ケーブルが必要ですが、とにかく本体が持ち運び易い方がいいという方によいでしょう。
ただし、あまりに小さすぎると紛失リスクが高くなるので、ある程度大きさがあるものを選んだ方がいいかもしれません。
おすすめのホテルルーター4選
おすすめのホテルルーター4選を紹介します。
- 【直挿し】BUFFALO 「Wi-Fi中継機 AirStation (WEX-733DHP2)」
- 【直挿し】PLANEX 「ちびファイ4 (MZK-DP300N)」
- 【USB】BUFFALO 「Wi-Fiルーター AirStation (WMR-433W2)」
- 【USB】GL.iNet 「WiFiルーター (GL-MT300N-V2)」
【直挿し】BUFFALO 「Wi-Fi中継機 AirStation (WEX-733DHP2)」
Wi-Fi中継機 AirStation (WEX-733DHP2) | |
---|---|
WiFi規格 | IEEE802.11ac/n/a/g/b |
対応周波数 | 5.2~5.7GHz/2.4GHz |
カラー展開 | ホワイト |
サイズ | 65×95×40mm |
重量 | 120g |
最大通信速度 | 最大433Mbps |
直挿しタイプのおすすめホテルルーターの1つ目がBUFFALOの「Wi-Fi中継機 AirStation (WEX-733DHP2)」です。
「IEEE802.11ac」、通称「WiFi5」に対応しているため、高速な通信が可能です。また、デュアルバンドにも対応しています。そのため、5GHzと2.4GHzを同時接続可能で、安定した通信が可能です。
専用アプリの「StationRadar」が用意されており、このアプリを利用すると、WiFiルーターの状況を確認できたり、中継機の設定などの操作が簡単に行えるので便利です。
サイズや重さはありますが、安定した通信環境を重視するなら「Wi-Fi中継機 AirStation (WEX-733DHP2)」をチェックしてみてください。
【直挿し】PLANEX 「ちびファイ4 (MZK-DP300N)」
ちびファイ4 (MZK-DP300N) | |
---|---|
WiFi規格 | IEEE820.11n/g/b |
対応周波数 | 2.4GHz |
カラー展開 | ホワイト |
サイズ | 30×45×55mm |
重量 | 53g |
最大通信速度 | 最大300Mbps |
PLANEX が提供している「ちびファイ4 (MZK-DP300N)」も直挿しタイプのおすすめホテルルーターです。
サイズが30×45×55mm、重さも53gと、直挿しタイプのホテルルーターのなかではかなりコンパクトになっています。荷物を減らしたい人におすすめです。
コンパクトなサイズながらも、アンテナが2本内蔵されており最大300Mbpsの通信が可能です。
ホテルでの利用に特化したWiFiルーターなので、電波強度変更機能を搭載しており、室外への電波漏れを減らせます。
ホテルでの利用に特化したルーター端末を探している人は、「ちびファイ4 (MZK-DP300N)」を検討してみてください。
【USB】BUFFALO 「Wi-Fiルーター AirStation (WMR-433W2)」
Wi-Fiルーター AirStation (WMR-433W2) | |
---|---|
WiFi規格 | IEEE802.11ac/IEEE802.11n/IEEE802.11a/g/IEEE802.11b |
対応周波数 | 5GHz/2.4GHz |
カラー展開 | ホワイト、ブラック、アッシュシルバー、パッションレッド、ターコイズブルー |
サイズ | 45×45×15mm |
重量 | 19g |
最大通信速度 | 最大433Mbps |
BUFFALOが提供している「Wi-Fiルーター AirStation (WMR-433W2)」は、ケーブルタイプのWiFiルーターです。
特筆すべきはコンパクトさです。手のひらにすっぽりと収まるサイズで重さも20g以下とかなり軽量です。鞄1つで移動したい短期の宿泊にもぴったりなルーター端末となっています。
また、コンパクトながらIEEE802.11ac(WiFi5)にも対応しており、高速通信が可能です。WiFiルーターには珍しい、豊富なカラー展開も魅力の1つとなっています。
とにかくコンパクトなホテルルーターを探しているという人には、「Wi-Fiルーター AirStation (WMR-433W2)」がおすすめです。
【USB】GL.iNet 「WiFiルーター (GL-MT300N-V2)」
WiFiルーター (GL-MT300N-V2) | |
---|---|
WiFi規格 | IEEE802.11b/g/n |
対応周波数 | 2.4GHz |
カラー展開 | Mango |
サイズ | 58×58×25mm |
重量 | 40g |
最大通信速度 | 最大300Mbps |
GL.iNetの 「WiFiルーター (GL-MT300N-V2)」は、セキュリティ性能が高いルーター端末です。
OpenVPNを搭載しているので、30以上のVPNサービスプロバイダーに対応しており、セキュリティの高い通信が可能となっています。
また、OpenWrtも搭載しているので、ある程度通信の知識がある人であれば設定を自分好みに変更できるのも魅力です。
セキュリティ性能が高いホテルルーターを探している人は、「WiFiルーター (GL-MT300N-V2)」をチェックしてみてください。
ホテルルーターは自宅でも使える?
ホテルルーターは自宅でも使えるかどうか、疑問に思う人も多いのではないでしょうか。疑問に答えていきます。
結論|自宅での使用は非推奨
結論から言うと、自宅でホテルルーターを利用するのは推奨できません。
ホテルルーターは、それ自体で電波を発する機能はありません。あくまで、有線LANを無線LANに変換する機器です。
自宅で使うWiFiの中継機のような使い方なので、ポケット型WiFiのような使い方はホテルルーターでは不可能となっています。そのため、自宅で使うのはおすすめできません。
日常的に使うなら「ポケット型WiFi」がおすすめ
外出先などで日常的にWiFiを使うという人は、ホテルルーターではなくポケット型WiFiがおすすめです。
ポケット型WiFiであれば、ルーター端末自体が電波を発するので、有線LANが必要ありません。
ルーター端末のサイズもコンパクトで、持ち運びにぴったりです。
▼こちらの記事では、おすすめのポケット型WiFiについて詳しく解説しています。あわせてチェックしてみてください。
おすすめのポケット型WiFiを5社に厳選して紹介します。ポケット型WiFiのメリット・デメリット、比較ポイントなども詳しく解説していますので、ぜひ参考にしてぴったりのサービスを見つけてみてください。
ポケット型WiFiなら「カシモWiMAX」がおすすめ
- ホテル以外でもネットが実質無制限で使い放題
- 最大速度3.9Gbpsの高スペックルーター
- Zoom会議などのオンラインミーティングも快適
(税込) | カシモWiMAX |
---|---|
データ容量 | 実質無制限 |
月額料金 (縛りなしプラン) |
契約初月:1,408円 翌月〜:4,818円 |
初月の料金 | 1,408円 (日割りなし) |
スマホセット割引 | au:最大1,100円/台 UQモバイル:最大1,100円/台 |
端末代金 | 実質0円 (770円/月を36ヵ月割引) |
事務手数料 | 3,300円 |
キャッシュバック | Amazonギフト券10,000円 |
3年間の合計料金 ーキャッシュバック |
160,038円 |
実質月額料金 | 4,446円 |
違約金 | 0円 |
支払い方法 | クレジットカード |
契約期間の縛り | なし |
5G対応 | ◯ |
実質月額料金の計算はこちら
月額料金(税込) | カシモWiMAX |
---|---|
初月 | 1,408円 |
1~36ヵ月目 | 4,818円 |
機種代金 | 0円 |
キャッシュバック | -10,000円 |
合計 | 160,038円 |
実質月額料金 | 4,446円 |
カシモWiMAXのポケット型WiFiなら、ホテル以外でも利用できます。ホテルルーターのような有線LANは必要ないため、移動中も作業が可能です。
端末の最大通信速度は3.9Gbpsの超高速通信に対応していて、Zoom会議などのオンラインミーティングも快適に行えます。
料金プランは初月のみ1,408円(税込)、翌月以降は4,818円(税込)で使い続けられます。端末代金は割引サポートで相殺されるため、実質負担0円です。
データ容量は実質無制限なので、どれだけ使っても料金は変わりません。普段からWiFi利用をメインにして、スマホのデータ容量を節約しましょう。
旅行・出張先だけで使うなら「レンタルWiFi」がおすすめ
旅行・出張先だけでWiFiを使うなら「レンタルWiFi」がおすすめです。
レンタルWiFiは、1日単位で利用期間を設定できるので、短期の旅行・出張にもぴったりです。
海外にも対応しているので、旅行・出張先だけでWiFiを使う場合は、WiFiをレンタルすることも視野に入れましょう。
▼こちらの記事では、レンタルできるおすすめのポケット型WiFiを比較しているので、ぜひ参考にしてみてください。
ポケットWiFiの短期レンタルサービスを徹底比較!1日だけ、1か月だけ借りられるレンタルサービスを比較し、価格が安い・無制限に使えるおすすめのポケットWiFiをまとめました。ドコモ ・au・ソフトバンクのポケットWiFiをレンタルしたい方も必見です。
ホテルルーターに関するよくある質問
ホテルルーターに関するよくある質問をまとめました。
ルーターの使用を禁止しているホテルがあるって本当?
一部のホテルではルーターの使用を禁止しています。
ルーターそのものを禁止している場合もあれば、特定のメーカーのルーター端末を禁止している場合もあります。
詳しい内容はホテルによって違うため、ホテルルーターの使用が不安な場合はホテル側に問い合わせてみましょう。
ホテルルーターのセキュリティは大丈夫?
ホテルルーターを使うことでセキュリティが高くなります。
ホテルの無料WiFiは宿泊者なら誰でも利用できますし、そもそもセキュリティ性の高いWiFiが利用されているかわかりません。
ホテルルーターは有線LANを自分だけが利用できる無線LANに変換してくれるため、ホテルのインターネットであってもホテルルーターをつなぐことによって安全に使えるようになります。
ホテルのWiFiではセキュリティ面が不安という人にホテルルーターがおすすめです。
ホテルルーターは海外でも使える?
現状、日本国内で生産されたホテルルーターは海外では使用できません。
国内でつくられたホテルルーターは日本の通信や技術の規格、法律に適したもので、海外での利用は想定されていません。
また、海外にはそれぞれの国に独自の通信や技術の規格、法律が定められています。
日本製のルーター端末が合致しない可能性があるため、海外で日本のホテルルーターを利用するのはやめましょう。
海外でもWiFiを利用したいのであれば、海外用のレンタルポケット型WiFiを活用してください。
▼こちらの記事ではおすすめの海外用ポケット型WiFiを紹介しています。
おすすめの海外用レンタルポケットWiFiを紹介!安く利用できるサービスを知りたい方は必見です。また、海外向けレンタルポケットWiFiを選ぶときのチェックポイントを解説します。海外で快適にネットを利用するため、ぜひ本記事をチェックしてください。
ホテルルーターはSIMカードの契約が必要?
ホテルルーターはSIMカードの契約は必要ありません。
ホテルルーターは、客室の有線LANを無線LANに変換する、いわば中継機のようなものです。
有線LANに直接ホテルルーターを接続するため、SIMカードの契約なくWiFiを使えます。
ホテルルーターまとめ
ホテルルーターについてまとめました。最後におさらいしていきましょう。
- ホテルルーターは客室の有線LANを無線LANに変換してくれる
- コンセントに直接つなぐ「直挿しタイプ」と、コードでつなぐ「ケーブルタイプ」がある
- 日常的にWiFiを利用するなら「カシモWiMAX」がおすすめ
ホテルルーターは、客室の有線LANを無線LANに変換するルーター端末です。
ホテルルーターを利用することによって、宿泊先のWiFiを高速化や安全性の高いWiFiに変換が可能です。
ルーターを選ぶときは、端末が対応している周波数やWiFiの規格の対応状況などで比較しましょう。
日常的に外出先でもWiFiを利用するという人は、「カシモWiMAX」をチェックしてみてください。