契約期間の縛りなしWiFiおすすめ5選!無制限のホームルーター・ポケット型WiFi

※当記事はPRを含みます。
※カシモWiMAXは株式会社マーケットエンタープライズの関連会社、株式会社MEモバイルが運営しています。

WiFiには、契約期間が設定されているサービスもありますが、縛りなしで解約違約金がかからないサービスもあります。

縛りなしのWiFiは、利用する期間を決めていなくても気軽に契約できて、好きなタイミングで解約できることがメリットです。

本記事では、縛りなしで使えるおすすめのホームルーターやポケット型WiFiを紹介します。契約時の注意点や、自分に合ったWiFiを選ぶポイントなども解説しているので、縛りなしのWiFiを契約する際の参考にしてください。

おすすめの縛りなしホームルーター

カシモWiMAX

モバレコエアー

おすすめの縛りなしポケット型WiFi

Rakuten WiFi Pocket

カシモWiMAX

モンスターモバイル

WiFiの「縛りなし」とは?

WiFiの「縛りなし」とは、契約期間の縛りがないという意味です。

WiFiを提供する一部の事業者は、契約期間が設定されているプランを提供しています。契約期間内にサービスを解約すると、解約違約金が発生します。このようなシステムが契約期間の「縛り」です。

契約期間の縛りがない場合、いつ解約しても解約違約金がかかりません。好きな期間だけ使えますし、無駄な支払いをせずに済みます。

縛りなしのWiFiはこんな人におすすめ

縛りなしのWiFiがおすすめな人
  • 短期間だけWiFiを使いたい人
  • どれくらいの期間WiFiを使うか決まっていない人

縛りなしのWiFiは、いつ解約しても解約違約金がかからないので、WiFiを短期間だけ使いたい方におすすめです。

光回線を自宅に導入する場合、開通工事を行う必要があります。開通工事日は1~2ヵ月先になることが多く、実際に光回線を使えるようになるまでには時間がかかります。

そんなときに便利なのが、縛りなしのWiFiです。契約期間がないので、光回線が開通するまでのつなぎとして利用できます。

また、WiFiをお試しで使ってみたいという方にもおすすめです。契約期間が長いWiFiを契約してしまうと、万が一サービスに満足できなかった場合、解約時に違約金が発生します。

しかし、縛りなしのWiFiなら「思っていたよりも速度が遅かった」というときでも、好きなタイミングで解約できます。ただし、端末を分割で購入している場合は、端末代金の残債を請求されるので注意しましょう。

縛りなしのおすすめホームルーター2選

縛りなしのホームルーターは、大きく分けて「WiMAX」「ソフトバンクエアー(モバレコエアー)」「ドコモ home 5G」「Rakuten Turbo」の4種類です。

ここでは、各社の実質月額料金や通信速度を比較しました。なお、ソフトバンクエアーとモバレコエアーは同じ回線・端末を使用しているため、料金が安いモバレコエアーで比較しています。

また、WiMAXはどのプロバイダを選んでも同じ回線で通信品質に差がないため、弊社関連会社のMEモバイルが提供する「カシモWiMAX」で比較します。

(税込) 実質月額料金
(利用期間 3年)
端末代金 キャッシュバック 通信速度 人口カバー率
WiMAX
(カシモWiMAX)
4,446円 27,720円
実質無料
10,000円 下り:179.36Mbps
上り:23.81Mbps
Ping値:45.56ms
99%以上
モバレコエアー 3,292円 71,280円
実質無料
17,000円 下り:104.85Mbps
上り:9.18Mbps
Ping値:44.03ms
99%以上
ドコモ home 5G 4,950円 71,280円
実質無料
下り:179.32Mbps
上り:20.16Mbps
Ping値:47.05ms
99%以上
Rakuten Turbo 5,188円 41,580円 下り:82.1Mbps
上り:31.69Mbps
Ping値:58.62ms
98%

比較した結果、料金と通信速度のバランスが良いのは「カシモWiMAX」、実質月額料金が安いのは「モバレコエアー」でした。今回は、こちらの2社を紹介します。

カシモWiMAX|料金と速度のバランス◎

カシモWiMAX
カシモWiMAXのおすすめポイント
  • 初月はいつ申し込んでも1,408円(税込)
  • 36回払いにすると端末代金が実質無料
  • Amazonギフト券10,000円分もらえる
  • 価格.com モバイル回線プロバイダ人気ランキング2年連続総合1位

カシモWiMAXは、縛りなしプランを提供するWiMAXプロバイダです。プランが1つだけで料金体系もシンプルでわかりやすいため、初めて縛りなしのWiFiを契約する方に向いています。

カシモWiMAXの月額料金は4,818円(税込)。初月はどのタイミングで申し込んでも1,408円(税込)です。縛りなしにするための有料オプションはありません。

モバレコエアーに比べると月額料金は高めですが、通信速度が速く安定しているため、料金と速度のバランスが優れているホームルーターといえます。

カシモWiMAXで取り扱っているホームルーターは、Speed Wi-Fi HOME 5G L13です。下り最大速度が4.2Gbpsで、5G通信に対応しています。

最大34台まで接続できるので、家族で使いたい方や複数の家電を接続できます。データ通信量の確認や通信モードの切り替えなどは専用アプリで行えるので、管理も簡単です。

本ページからカシモWiMAXを申し込むと、手続きなしでAmazonギフト券10,000円分がもらえます!ぜひこの機会にチェックしてみてください。

(税込) カシモWiMAX
契約初月 1,408円
契約翌月〜 4,818円
端末分割代金(36回) 770円/月
端末分割払い
サポート(36回)
-770円/月
月額料金 4,818円

モバレコエアー|3年間料金割引でお得

モバレコエアーのおすすめポイント
  • 36ヵ月目まで月額料金割引
  • 分割払いで端末代金が実質無料
  • 最短翌月振込!17,000円キャッシュバック

料金の安さを重視するなら、モバレコエアーがおすすめです。モバレコエアーでは、36ヵ月目まで月額料金割引が適用されます。

割引額は、12ヵ月目までが2,288円(税込)、13~36ヵ月目までが1,188円(税込)です。契約初月の月額料金は、1,320円(税込)となっています。

端末代金も36回の分割払いにすると、支払い相当分が割引されて実質無料になります。毎月の支払いを安く抑えたいという方にぴったりのホームルーターです。

ただし、1つ目に紹介したカシモWiMAXに比べると通信速度が遅いことが注意点として挙げられます。

みんなのネット回線速度の平均速度を見ると下り100Mbpsを超えているので、問題なく使えるレベルではありますが、複数台で接続すると遅くなるかもしれません。

また、端末代金が71,280円(税込)と高めなので、36回払いが完了しないうちに解約すると、高額な残債が請求される点にも注意しましょう。

これらを踏まえると、1人暮らしで接続台数が少なく、端末代金の支払いが気にならない人におすすめのサービスといえます。

(税込) モバレコエアー
契約初月 1,320円
2~12ヵ月目 3,080円
13~36ヵ月目 4,180円
端末分割代金(36回) 1,980円/月
端末分割払い
サポート(36回)
-1,980円/月
実質月額料金 3,292円

縛りなしのおすすめポケット型WiFi3選

ポケット型WiFiは、データ容量無制限プランと100GBプランに分けて比較しました。

100GBプランを提供する事業者は、端末を無料でレンタルできることが多いです。また、キャッシュバックを実施しているサービスはほとんどありません。

(税込) 実質月額料金
(利用期間 3年)
端末代金 キャッシュバック 通信速度 人口カバー率
Rakuten WiFi Pocket 3,278円 7,979円
特典適用で1円
下り:30.57Mbps
上り:21.63Mbps
Ping値:47.32ms
99%以上
WiMAX
(カシモWiMAX)
4,446円 27,720円
実質無料
10,000円 下り:106.24Mbps
上り:16.08Mbps
Ping値:46.44ms
99%以上
ワイモバイル 5,097円 10,800円 下り:72.39Mbps
上り:5.08Mbps
Ping値:48.4ms
99%以上
au 5,458円 27,720円 下り:216.91Mbps
上り:18.57Mbps
Ping値:45.81ms
99%以上
ドコモ 10,003円 96,800円 下り:89.88Mbps
上り:18.13Mbps
Ping値:50.51ms
99%以上
(税込) 実質月額料金
(利用期間 3年)
端末代金 キャッシュバック 通信速度 人口カバー率
それがだいじWi-Fi 3,410円 無料レンタル 下り:12.52Mbps
上り:13.68Mbps
Ping値:41.6ms
99%以上
AiR-WiFi 3,608円 無料レンタル 下り:17.72Mbps
上り:9.14Mbps
Ping値:33.52ms
99%以上
MUGEN WiFi 3,850円 無料レンタル 下り:15.17Mbps
上り:10.8Mbps
Ping値:48.83ms
99%以上
クラウドWiFi 3,718円 無料レンタル 下り:8.28Mbps
上り:10.54Mbps
Ping値:55.8ms
99%以上
モンスターモバイル 3,938円 無料レンタル 下り:13.32Mbps
上り:10.46Mbps
Ping値:44.57ms
99%以上
ZEUS WiFi 4,708円 無料レンタル 下り:14.8Mbps
上り:12.29Mbps
Ping値:41.88ms
99%以上

【無制限】Rakuten WiFi Pocket

画像_Rakuten WiFi Pocket(楽天)
Rakuten WiFi Pocketのおすすめポイント
  • 使った分だけ支払う従量制プランで無駄がない
  • 20GB以上はどれだけ使っても3,278円(税込)
  • 割引適用で端末代金が1円

Rakuten WiFi Pocketは、楽天モバイルが提供するポケット型WiFiです。楽天モバイルと同じ従量制プランなので、データ使用量に応じて利用料金を支払います

利用料金は、3GBまでが1,078円(税込)、3GB~20GBまでが2,178円(税込)、20GB以上はどれだけ使っても3,278円(税込)です。

また、端末代金は7,979円(税込)ですが、キャンペーンが適用されると1円(税込)になります。端末代金を含めても他の無制限プランより安いので、縛りなしのポケット型WiFiを安く契約したい方におすすめです。

ただし、WiMAXやその他キャリアのプランに比べると通信速度が遅いので、速度も重視したいという方は次に紹介するカシモWiMAXを検討してみましょう。

(税込) Rakuten WiFi Pocket
データ容量 3GB〜無制限
〜3GB 1,078円
3GB〜20GB 2,178円
20GB〜 3,278円
端末代金 7,980円
実質1円

【無制限】カシモWiMAX

カシモWiMAX
カシモWiMAXのおすすめポイント
  • 料金と通信速度のバランスが良い
  • 最短即日発送!縛りなしのWiFiをすぐに使える
  • 手続きなしでAmazonギフト券10,000円分もらえる

カシモWiMAXは、1つ目に紹介したRakuten WiFi Pocketよりも月額料金が高めです。しかし、通信速度の面で優れているため、料金だけでなく速度も重視したいという方に適しています

ポケット型WiFiは、ホームルーターよりも通信速度が不安定になりますが、カシモWiMAXは下り平均100Mbps以上出ています。

下り70Mbps以上出ていればオンラインゲームや高画質動画の視聴なども快適に楽しめると言われているので、十分な速度です。

端末代金は27,720円(税込)ですが、36回払いにすると割引が適用されて実質無料になります。36ヵ月以内に解約すると、端末の残債を請求されるため、短期間の利用で使いたい場合は注意が必要です。

(税込) カシモWiMAX
契約初月 1,408円
契約翌月〜 4,818円
端末分割代金(36回) 770円/月
端末分割払い
サポート(36回)
-770円/月
月額料金 4,818円

【100GB】それがだいじWi-Fi

それがだいじWi-Fi
それがだいじWi-Fiのおすすめポイント
  • 月額143円(税込)で縛りなしオプションに加入できる
  • 足りなくなったらデータ容量のチャージが可能

それがだいじWi-Fiは、ドコモ・au・ソフトバンクの回線に対応しているクラウドSIMです。対応エリアが広い上に、一番繋がりやすい回線に自動で接続してくれます。

それがだいじWi-Fiの料金プランは、縛りなしではなく2年契約(自動更新なし)です。しかし、月額143円(税込)の「縛りなしオプション」に加入すると、契約期間の縛りがなくなります

縛りなしオプションは契約時のみ加入できるので、2年も使うかわからないという場合は忘れずに加入しましょう。

縛りなしオプションに加入した場合の月額料金は、100GBが3,410円(税込)、30GBが2,728円(税込)です。100GBを契約する場合は、データ容量無制限のRakuten WiFi Pocketの方が安く済みます。

それがだいじWi-Fiは、Rakuten WiFi Pocketのエリア外でという方におすすめのポケット型WiFiです。

(税込) それがだいじWi-Fi
データ容量 100GB
30GB
月額料金 100GB:3,267円
30GB:2,585円
縛りなしオプション 143円
端末代金 無料レンタル
実質月額料金 100GB:3,410円
30GB:2,728円

縛りなしのWiFiを契約するメリット

縛りなしのWiFiを契約する最大のメリットは、どのタイミングで解約しても解約違約金がかからない点です。

契約期間が設けられているWiFiを契約すると、契約期間内に解約すると解約違約金が発生します。契約期間は2年や3年など長期なので、短期間だけ使いたいという方には向いていません。

短期利用を考えている方や、どれくらいの期間使うか決まっていないという方は、縛りなしのWiFiがおすすめです。

縛りなしのWiFiを契約するときの注意点

縛りなしのWiFiは、いつでも気軽に解約できるというメリットがある一方で、以下のような注意点があります。

(1)解約月の月額料金は日割りにならないことがある

WiFiを解約する際は、解約月の月額料金を支払う必要があります。日割りになるサービスもありますが、どのタイミングで解約しても満額請求されることが多いです。

解約違約金はかかりませんが、月額料金は1ヵ月分発生するということを覚えておきましょう。

ただし、ほとんどのWiFiサービスは、解約の手続きを行った月の月末まで利用できます。手続きが完了したその瞬間に終了となるわけではありません。

なお、サービスによっては解約の締め日が設けられていることがあります。締め日を過ぎると、解約が翌月になってしまうので注意しましょう。

(2)レンタル端末は中古品の可能性がある

ルーターをレンタルして使うサービスの場合、端末は中古品になる可能性が高いです。

もちろん、端末のクリーニングや動作確認などは行った上で発送されます。基本的には安心して使えますが、新品の端末に比べるとバッテリーが劣化していたり、本体に傷がついていたりすることがあります。

また、レンタル端末やその他同梱物を破損・紛失してしまった場合、賠償金が請求されることも。あくまでも借りているものなので、返却するまで大切に使用してください。

新品の端末を使いたいという方は、端末を購入できるWiMAXを検討しましょう。

縛りなしのWiFiを契約するときにかかる費用

縛りなしのWiFiを契約する際にかかる費用は、以下の通りです。

  • 契約事務手数料
  • 初月の月額料金
  • (購入の場合)端末代金

契約事務手数料は、多くのサービスが3,300円ほどです。ほとんどの場合、契約した月の翌月に初月の月額料金とあわせて請求されます。

初月の月額料金は、契約するサービスによって異なります。「初月は〇〇円」と決まっていることもありますし、日割りになることもあるので、プラン内容を確認しましょう。

端末を購入する場合は、端末代金を支払います。支払いは、分割にすることも可能です。

カシモWiMAXのように、分割払いにすることで特典が適用されて、端末代金が実質無料になるサービスもあるので、申し込む際は特典情報をチェックしてみましょう。

縛りなしのWiFiの賢い選び方

縛りなしのWiFiを提供する事業者は複数あるため、どれを選べばいいのかわからないという方も多いでしょう。

ここでは、自分に合ったWiFiを選ぶために見るべきポイントを5つ紹介します。

  • WiFiを使う場所で選ぶ
  • データ容量で選ぶ
  • 実質月額料金の安さで選ぶ
  • 通信速度で選ぶ
  • 対応エリアで選ぶ

WiFiを使う場所で選ぶ

ポケット型WiFiかホームルーターかを選ぶときは、WiFiをどこで使いたいかで決めましょう。

縛りなしのWiFiを外出先でも使いたいという場合は、持ち運びが可能なポケット型WiFi一択です。

ホームルーターに比べると安定性は劣りますが、旅行先やカフェなど、対応エリア内であればどこでも持ち運んで使えることがメリットです。もちろん、外出先だけでなく自宅でも利用できます。

外出先ではWiFiをほとんど使わないという場合は、ホームルーターを選びましょう。ホームルーターはコンセントに挿して使うため、持ち運びはできません。

しかし、複数台同時に接続しても通信が安定するため、家族みんなで使ったり家電に接続したり、様々な使い方ができます。

ホームルーターとポケット型WiFi(モバイルルーター)の違いについては、こちらの記事で詳しく解説しています。どちらにするか迷うという方は、ぜひ参考にしてください。

データ容量で選ぶ

ポケット型WiFiには、データ容量無制限で利用できるプランと、1ヵ月で使える容量が決まっているプランがあります。基本的には、無制限プランの方が料金が高く、上限があるプランは安いことが多いです。

自宅でも外出先でも容量を気にせずに使いたい方は、無制限プランを選びましょう。WiMAXや一部のキャリアでは、ポケット型WiFiの無制限プランを提供しています。

無制限プランにも「一定量使用すると速度制限がかかる」などの注意書きがありますが、一般的な使い方であれば制限されることはほとんどありません。

反対に、外出時に少しだけWiFiを使いたいという方は、上限があるプランを選ぶと、毎月の費用を抑えられます。上限があるプランは、クラウドSIM系のサービスとなります。

どのくらい容量があれば足りるのかわからない方は、1GBあたりでできることの目安を参考にしてください。

用途 1GBあたりの
データ使用量
メールの送受信 約20万通
LINE(トーク) 約30万通
LINE(通話) 約50時間
Webサイトの閲覧 約3,490ページ
SNSの閲覧 X:約4時間
Instagram:約1時間
音楽を聴く 約15時間
動画視聴(標準画質) 約1.5時間
動画視聴(高画質) 約20分

なお、ホームルーターは基本的にどのサービスもデータ容量無制限です。

実質月額料金の安さで選ぶ

縛りなしのWiFiを選ぶ際は、公式サイトに掲載されている月額料金だけではなく、端末代金やキャッシュバックなどのキャンペーンを含めた「実質料金」を比較しましょう。実質料金の算出方法は、以下の通りです。

  • 実質料金=(月額料金×利用期間の月数+端末代金-キャッシュバック金額)÷利用期間の月数

縛りなしのWiFiは契約期間がないので、実質料金を算出する際はだいたいどれくらいの期間使うのかを決めましょう。

複数のWiFiサービスを比較すると、「月額料金が安いのはA社だけど、端末代金やキャッシュバック金額を考慮したらB社の方が安い」ということがあります。縛りなしのWiFiをお得に契約するためには、実質料金の把握が重要です。

通信速度で選ぶ

縛りなしのWiFiを契約しても、通信速度が遅くて使い勝手が悪ければ意味がありません。快適に使うためにも、WiFiを申し込む前に通信速度を確認しましょう。

ただし、通信速度を確認するときは「実測値」を見るようにしてください。

公式サイトに記載されている最大通信速度は、理論値です。通信環境としてすべての好条件が揃ったときに出る速度なので、普段使用しているときに最大通信速度が出ることはありません

実測値は、利用者が速度を計測して投稿している「みんなのネット回線速度」などで確認できます。快適に使える速度の目安は、以下を参考にしてください。

ポケットWiFiの速度目安
速度に関する用語説明

下り速度とは・・・
データをダウンロードするときの速度。Webサイト・SNSの閲覧や動画視聴、メールを受信するときなどに影響します。

上り速度とは・・・
データをアップロードするときの速度。SNSの投稿やメールの送信、データを転送するときなどに影響します。

Ping値とは・・・
インターネットの応答速度。いわゆる「ラグ」を表します。値が小さければ小さいほどラグが発生しにくくなります。

対応エリアで選ぶ

縛りなしのWiFiは、対応エリア内にいないと接続できません。そのため、申し込み前には必ず対応エリアを確認しましょう。

対応エリアは、利用する回線によって異なります。各社の対応エリアは、こちらから確認してください。クラウドSIMは、ドコモ・au・ソフトバンクの対応エリア内であれば使えるということです。

回線 対応エリア
WiMAX エリアマップ
ドコモ
(home 5G)
サービスエリアマップ
au エリアマップ
ソフトバンク
(ソフトバンクエアー
・モバレコエアー)
提供エリア確認
楽天モバイル
(Rakuten Turbo)
対応サービスエリア

ほとんどのサービスが全国各地で利用できますが、山間部や離島など一部接続できないエリアもあります。また、5G通信は全国で利用できるわけではなく、一部エリアに限られます。

縛りなしのWiFiに関するよくある質問

最後に、縛りなしのWiFiに関するよくある質問に回答します。

口座振替に対応している縛りなしのWiFiはある?

本記事で紹介したサービスの中で口座振替に対応しているのは以下の2つです。

  • 【ホームルーター】モバレコエアー
  • 【ポケット型WiFi】Rakuten WiFi Pocket

なお、Rakuten WiFi Pocketの場合、製品代金は口座振替での支払いに対応していないので注意してください。

契約後に縛りなしプランに変更できる?

契約期間が設定されているプランから縛りなしプランへの変更は、できないことがほとんどです。

反対に、縛りなしプランから契約期間が設定されているプランへの変更には対応しています。

縛りなしのWiFiは海外でも利用できる?

縛りなしのWiFiの中には、海外でもそのまま使えるサービスがあります。

海外で使える縛りなしのWiFi(一例)
  • Rakuten WiFi Pocket
  • AiR-WiFi
  • THE WiFi

一部を除き、AiR-WiFiやTHE WiFiといったクラウドSIMは海外でも利用できます。また、楽天モバイルが提供するRakuten WiFi Pocketも毎月2GBまで利用可能です。

海外旅行・海外出張の期間だけポケット型WiFiを使いたいという場合は、海外対応のレンタルポケット型WiFiを利用するという方法もあります。

こちらの記事では、おすすめの海外用レンタルポケット型WiFiを紹介しているので、ぜひ参考にしてください。

縛りなしなのに解約金が請求されるのはなぜ?

端末代金の残債が残っていると、解約後に請求されます。端末を分割払いで購入している場合は、解約違約金ではなく端末代金の残債が請求されている可能性が高いです。

解約する際は、端末代金が残っていないか確認してから解約することをおすすめします。なお、サービスによっては一括精算ではなく解約後も分割払いできるケースもあります。

縛りなしのWiFiまとめ

縛りなしのWiFiは、契約期間が設定されていないため、いつ解約しても解約違約金がかからないことがメリットです。

WiFiを数ヵ月だけ使いたいという方や、光回線が開通するまでのつなぎとしてWiFiを契約したいという方は、縛りなしのWiFiが適しています。

ただし、縛りなしのWiFiを契約するときは、解約月の月額料金が日割りにならないことや、端末が中古品の可能性がある点に注意しましょう。

また、契約期間が設定されているかどうかだけでなく、実質月額料金や通信速度を比較して自分に合った縛りなしのWiFiを選びましょう。