ホームルーターでオンラインゲームはできる？速度・ping値を比較した結論

ホームルーターは、コンセントに挿すだけで使えるWiFiルーターです。工事が不要なので、届いたその日から使えます。

オンラインゲームのためにホームルーターの導入を考えている方の中には、「快適に使えるのか不安」「途切れたりラグが起きたりしないか心配」という方も多いのではないでしょうか。

結論、ホームルーターでもオンラインゲームはプレイできます。ホームルーターで、ボードゲーム・MMO RPG・アクションなど、様々なゲームジャンルを楽しむことが可能です。

ただし、FPS・TPS・格闘ゲームなど動きが激しいゲームは、ラグが発生する可能性があります。

これを踏まえて、オンラインゲームを楽しむためにホームルーターを契約するかどうか、検討してみてください。

本記事では、ゲームジャンルごとに必要な速度の目安や、オンラインゲームにおすすめのホームルーターを紹介しています。

【結論】オンラインゲームにおすすめのホームルーター

ホームルーター4社の通信速度を比較した結果、オンラインゲームにおすすめなのは「カシモWiMAX」です。

端末の実測値を調べてみると、下り平均速度(ダウンロード)は164.96Mbps、操作時の応答速度を示すPing値は43.67msです。

一般的にオンラインゲームに必要な通信速度は30Mbps以上・Ping値50ms以下と言われています。カシモWiMAXの実際の速度は目安を十分満たしていることがわかるでしょう。

FPSや格闘ゲームでは多少ラグが発生する場合がありますが、ボードゲーム・RPG・アクションゲームは快適にプレイできます。

端末は高速かつ低遅延な5G SAに対応しており、送信したデータを遅延なくリアルタイムに通信できるのが特長です。これにより、他のホームルーターよりも低いPing値を実現しています。

月額料金は初月のみ1,408円(税込)で、翌月からは4,818円(税込)でデータ使い放題。端末代金は27,720円(税込)ですが、分割払いサポートで実質0円になります。

記事中盤では、カシモWiMAXを含めたおすすめホームルーターの料金や速度を比較しています。気になる方は、ぜひこのまま記事を読み進めてみてください。

ホームルーターでオンラインゲームはプレイできる？

ホームルーターでオンラインゲームがプレイできるかどうか、ジャンル別に必要な通信速度を解説します。

オンラインゲームに必要な速度目安

オンラインゲームには様々なジャンルがあり、ジャンルによって必要な回線速度が異なります。

ジャンル別の必要な通信速度や応答速度(ping値)の目安は、以下の通りです。

下りは受信・上りは送信速度、ping値(応答速度)はタイムラグを表す数字です。ping値が小さいほどタイムラグも少なくなります。

オンラインゲームの場合、ping値が大きいと攻撃判定が遅くなってしまい、快適にゲームを楽しめません。

特に、FPS・TPSや格闘ゲームはキャラクターの動きが多いため、下り50Mbps以上・ping値50ms以下であることが必須です。

なるべくタイムラグを抑えてストレスなくプレイしたいという方は、光回線の利用を検討してみましょう。

以下の記事では、ゲームにおすすめの光回線について詳しく紹介しています。ぜひ回線選びの参考にしてみてください。

MOBA・RPG・ボードゲームなどは、下り30Mbps前後あればプレイできます。

ゲームタイトル別の推奨環境

オンラインゲームのタイトルによって必要な通信速度が異なるため、プレイしたいゲームにあったホームルーターを使うことが大切です。

人気のオンラインゲームタイトルの推奨環境をまとめました。

ホームルーターの平均速度は下り170Mbps・上り20Mbps、平均Ping値は50ms程度です。平均速度に関しては、どのサービスを選んでもゲームをする上で問題はないでしょう。

ホームルーターでPing値の推奨環境を満たすのは、ボードゲーム・カードゲームなど反応速度が重要ではないゲームです。

Apex LegendsのようなFPS、スプラトゥーンのようなTPSなどが快適にプレイできる目安は15ms以下です。

ストリートファイターなどの格闘ゲームは20ms以下、LoLなどのMOBAやFFなどのMMORPGは30ms以下が望ましいとされています。

推奨環境を満たしていなくてもプレイは可能ですが、Ping値が高くなるほどラグが大きくなる点には注意が必要です。プレイするゲームによっては、Ping値が低いホームルーターを選びましょう。

※ホームルーターの平均速度は 「みんなのネット回線速度」から引用しています。

オンラインゲームにおすすめのホームルーター比較

ホームルーターの通信速度・料金を比較し、オンラインゲームにおすすめのホームルーターをご紹介します。

モバレコエアーとソフトバンクエアーは同じWiFiルーター・同じ通信回線を使っているため、同じものとして解説しています。

サービス名	下り速度	上り速度	応答速度	月額料金 (税込)	端末代金 (税込)	スマホセット割 (税込)	公式サイト
	◎ 164.96Mbps	◎ 23.09Mbps	◎ 43.67ms	4,818円 →初月：1,408円	27,720円 →実質無料	【au・UQ WiMAX】 最大1,100円/台	詳細
	◎ 151.67Mbps	◯ 17.51Mbps	△ 52.85ms	4,950円	71,280円 →実質無料	【ドコモ】 最大1,100円/台	詳細
	◯ 101.2Mbps	◎ 40.63Mbps	△ 50.59ms	1〜6ヵ月目：0円 7ヵ月目以降：4,840円	41,580円	【楽天モバイル】 20,000pt還元	詳細
	◯ 82.95Mbps	△ 8.6Mbps	◯ 47.2ms	1ヵ月目：1,320円 2～12ヵ月目：3,080円 13～36ヵ月目：4,180円	71,280円 →実質無料	【ソフトバンク】 最大1,100円/台 【ワイモバイル】 最大1,650円/台	詳細

オンラインゲームのプレイで重要になるのは、主に下り速度と応答速度です。

4社の通信速度と応答速度(ping値)を比較してみると、カシモWiMAXが最も速いことがわかりました。

ここからは、それぞれのホームルーターの料金や特徴を解説していきます。

カシモWiMAX

• au 4G/5G・WiMAXの独自回線が使い放題
• 高速・大容量で通信可能な5G SAに対応
• 下りの通信速度は最大4.2Gbps・平均165Mbps
• Amazonギフト券10,000円分が必ずもらえる

オンラインゲーム用のホームルーターでおすすめ1つ目は、カシモWiMAXです。

カシモWiMAXの端末「Speed Wi-Fi HOME 5G L13」は、下り160Mbps以上の平均速度が出ており、ボードゲームやMMO RPG・アクションゲームが快適に楽しめるほか、速度が重要なオンラインゲームもプレイ可能です。

カシモWiMAXの月額料金は、初月(契約した月)が1,408円(税込)、翌月以降は4,818円(税込)で値上がりすることはありません。

最新端末は「5G SA」に対応しており、従来よりもより高速かつ大容量の通信が可能になりました。下り最大速度は4.2Gbpsと光回線にも匹敵する速度です。

端末代金は27,720円(税込)ですが、「分割払いサポート(36回)」の適用で実質無料になります。

また、当サイト経由で申し込むと10,000円分のAmazonギフト券がもらえるお得なキャンペーンも実施中です。

カシモWiMAXでゲームプレイした人の口コミ

• 5Gを掴めたら速い
• オンラインゲームもサクサク
• 光回線と比べると若干速度が遅い

5G掴めたら速い

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WiMAX+5G、5G掴めたら速いなー
20GB位のゲームだと7分くらいでDLｵﾜﾀ（@xelloss0204）

オンラインゲームもサクサク

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WiMAXが届いてから3日目。
オンラインゲームもサクサク動いてくれている。
相変わらず上りはアレやけど、今のところ、仕事には支障も出ていない。
“遅い”って口コミ多かったけど、どの時間帯も問題なく使えてる。（@gatsu0000）

光と比べると若干速度が遅い

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光と比べると若干速度が遅い。引越しの繋ぎでWiMAXでしばらくスプラやってましたけど、ゲームは問題なさそう。 PCとかPS5ゲーのアプデはきついと思います。（@tecchaaan_dual）

WiMAXの口コミを調査してみると、速度面に関しては「5Gを受信できれば速い」「オンラインゲームもサクサク」などの良い評判が目立ちました。

5Gエリア内であれば、大容量のゲームもスムーズにダウンロードできるようです。

一方で、光回線に比べると遅いという声もありました。スプラトゥーンなどのゲームプレイには問題ないものの、アップデートは難しいというものです。

ホームルーターは無線接続のため光回線よりも不安定になりやすく、時間帯によって回線が混雑していたり周囲の環境の影響を受けたりすることがあるという点に注意が必要です。

カシモWiMAXの評判をまとめた記事もありますので、あわせて参考にしてみてください。

ドコモhome 5G

• ドコモの高品質な通信回線が使い放題
• 下りの通信速度は最大4.2Gbps・平均151Mbps
• dポイント15,000円分プレゼント
  _{※期間・用途限定}

オンラインゲーム用のホームルーターでおすすめ2つ目は、ドコモhome 5Gです。安定したドコモ回線を利用できます。

下り速度はWiMAXに次ぐ150Mbpsですが、Ping値は50ms以上と反応速度が遅めです。そのため、FPSなどのリアルタイム性が高いゲームには向いていません。

また、端末代金は71,280円(税込)とかなり高額ですが、「月々サポート」で実質0円にすることが可能です。

端末を分割払いで支払うと36ヵ月間に渡って割引が続きます。しかし、途中で解約する場合は残債も高額になりやすいためご注意ください。

なお、オンラインで申し込みをすると通常3,850円(税込)の契約事務手数料が無料になります。

さらに、オンラインショップ限定でdポイントが15,000ポイントもらえるキャンペーンも実施中です。お得に契約したい場合は、オンラインか申し込みましょう。

ドコモhome 5Gでゲームプレイした人の口コミ

• ゲームやるのにはなにも問題ない
• アーマードコア6がダウンロードできた
• ラグがあったりなかったりする

ゲームやるのにもなんも問題ない

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今のところdocomoのHOME 5G HR02調子全然良い。
基本5G入ってるし動画見るのもゲームやるのにもなんも問題ないな
Wi-Fiの工事いらないの助かる（@Omochi_PTCG）

アーマードコア6をダウンロードした

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ドコモHOME 5G回線でアーマードコア6をダウンロードしたけど、モバイル回線で47GBのゲームソフトを30分ちょっとで落とせるとは未来ですなあ…（@asagy）

ラグがあったりなかったり

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興味本位でドコモ home 5g契約したけどゲームするしやっぱり光回線契約しよ
pingが50前後でスマブラはラグがあったりなかったり、あっても我慢できなくもない範囲で遊べるけど
スト6だとゲーム側から遅いですよと通知してくる。（@kagicc）

ドコモのhome 5Gは、5G回線利用時の評判がとても良く、オンラインゲームのプレイもダウンロードも問題なくできたという方も多いです。

一方で、Ping値の高さを指摘する声もありました。体感的には我慢できる範囲のラグだったようですが、ゲーム側から遅いという通知が来たようです。

home 5Gで速度の遅さや遅延でストレスを感じる方は、カシモWiMAXへの乗り換えや光回線への切り替えも検討してみてください。

なお、ドコモhome 5Gの評判は、以下の記事でより詳しく解説しています。

Rakuten Turbo

• 上りの平均通信速度が他社よりも速い
• 下りの通信速度は最大2.1Gbps・平均101Mbps
• 6ヵ月間は月額料金0円で使える

オンラインゲーム用のホームルーターでおすすめ3つ目は、Rakuten Turboです。Rakuten Turboは、楽天の5G・4G通信を利用できます。

下り速度は100Mbps程度ですが、上り速度が40.63Mbpsと速いため生配信やアップロード作業が多い方によいでしょう。

現在、6ヵ月間のプラン料金が0円になるキャンペーンを実施中です。さらに、スマホとセットで使うと20,000円相当のポイントがもらえます。

月額料金が0円になるのは最初の半年間のみで、7ヵ月目以降は4,840円(税込)で他社と変わらない価格になります。

端末のスペックは下り最大速度が2.1Gbpsとソフトバンクエアー並みです。接続範囲は最大200mで、同時接続台数128台なので広範囲で多接続したい方によいでしょう。

端末価格は41,580円(税込)で、他社のように分割払いによる月々割などの割引サービスはありませんのでご注意ください。

Rakuten Turboでゲームプレイした人の口コミ

• 毎月1TBは使っても制限がない
• パートナー回線や「5G SA」に非対応

制限は全くされてないと思う

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毎月 1TBは使っちゃってると思うんだけど、
（１日一本ゲーム動画あげるだけで 600GB／月なもんで）制限は全くされてないと思う（@Nagata_Kaoru）

パートナー回線非対応

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Rakuten Turboがパートナー回線非対応な時点で、5G(sub-6)エリアマップは定期的に更新する必要が出てくるはずです。
そもそも5G SAも３社から出遅れています。（@hcpcf）

Rakuten Turboは、2023年の1月から開始したサービスなので、他社に比べて口コミは少ないものの、良い評判・悪い評判のどちらもありました。

良い評判は、毎日1TB程度使っていても速度制限が全くされないというものです。毎日大容量の動画を投稿しても制限がかからないのは嬉しいですね。

一方で、エリアに関してはパートナー回線が使えない点についての悪い評判もあります。楽天モバイルのスマホプランとRakuten Turboでは使える回線が異なるため、ご注意ください。

また、WiMAXやソフトバンクエアーのような最新の「5G SA」の通信方式にも対応していません。

Rakuten Turboの評判については、こちらの記事で詳しく紹介しています。

モバレコエアー

• ソフトバンクエアーと同じ機種・回線を安く使える
• 下りの通信速度は最大2.1Gbps・平均83Mbps
• 17,000円キャッシュバック

モバレコエアーは、ソフトバンクとのコラボで生まれたブランドです。ソフトバンクエアーと同じ回線や機種を安く利用できます。

通信速度は他社と比較すると劣るため、速度よりも料金を重視する人におすすめです。

モバレコエアーは、契約後1年間の料金を安く設定しています。端末代金は36回の分割代金から割引されるため実質無料です。

また、モバレコ限定で17,000円のキャッシュバックがもらえるキャンペーンも実施中。

乗り換えを検討している方は、ソフトバンク公式「あんしん乗り換えキャンペーン」を利用することで、違約金を全額負担してもらえます。
※キャンペーンは併用不可。

モバレコエアーでゲームプレイした人の口コミ

※ モバレコエアーはソフトバンクエアーと同じ端末・回線を利用しているため、ソフトバンクエアーの口コミを紹介します。

• 回線速度は申し分ないからゲーム自体はできる
• 夜に速度がめっちゃ遅くなる
• オンラインゲームなんて到底無理

回線速度は申し分ない

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引っ越し先が回線通せなくてソフトバンクエアーになりました。
回線速度は申し分ないからゲーム自体はできる。（@usagidaisuki777）

夜に速度がめっちゃ遅くなる

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我が家はソフトバンクエアーの4G使ってますが正直価格以外はあまりオススメできないです(^_^;
夜に速度がめっちゃ遅くなるのでオンラインゲームとか動画閲覧はきつい時があります…（@yuki1202b）

オンラインゲームなんて到底無理

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安いからってネット回線をソフトバンクエアーに変えたんやけど 昨日なぜか動画がカクカク・低画質になってて、通信速度150Kbpsになってた。。。
オンラインゲームなんて到底無理やし動画再生もろくにできん（@popolo_momonja）

ソフトバンクエアーは問題なく使えるという口コミもあったものの、全体的にオンラインゲームには向いていないという声が多いです。

特に、時間帯によって速度が遅くなることがあるようです。混雑しやすい夜間にプレイできないという経験をした方の口コミが目立ちました。

時間帯関係なくカクカク・低画質になるという声もあるため、オンラインゲームを快適に楽しむのは難しいかもしれません。

なお、モバレコエアーの評判はこちらの記事で詳しく解説しています。

オンラインゲームにおすすめの端末比較

オンラインゲームにおすすめの端末について詳しくご紹介します。以下は各社を8つの項目で比較した表です。

端末名	WiMAX au (HOME 5G L13)	ドコモ home 5G (HR02)	ソフトバンクエアー モバレコエアー (Airターミナル5)	Rakuten Turbo (Rakuten Turbo　5G)
端末画像
端末代金	27,720円 →実質無料	71,280円 →実質無料	71,280円 →実質無料	41,580円
通信速度 下り最大	4.2Gbps	4.2Gbps	2.1Gbps	2.1Gbps
通信速度 上り最大	286Mbps	218Mbps	非公開	218Mbps
対応回線	au 5G au 4G LTE WiMAX 2+ (au・WiMAX回線)	5G 4G (ドコモ回線)	5G 4G 4G LTE (ソフトバンク回線)	5G 4G (楽天回線)
最大接続台数	WiFi：32台 有線LAN：2台	WiFi：64台 有線LAN：2台	128台	128台
本体サイズ （高さ×幅×厚さ）	約207×100×100mm	約170×95×95mm	約225×103×103mm	約148×110×110mm
重さ	約635g	約847g	1086g	約774g
5G SA	○ 対応	× 非対応	○ 対応	× 非対応

オンラインゲームを利用するなら、端末の最大速度が重要になります。

最大速度が最も速いのは、下り速度・上り速度ともにWiMAXの「Speed Wi-Fi HOME 5G L13」でした。

その次に速いのは、ドコモ home 5Gで下り速度はWiMAXと同じ4.2Gbpsで、上り速度のみやや劣ります。

ソフトバンクエアーの上り速度は非公開となっていますが、下り速度はRakuten Turboと同等の2.1Gbpsです。

対応エリアは各サービスの5G回線に対応していますが、最新の通信方式「5G SA」に対応しているのはWiMAXとソフトバンクエアーのみでした。

おすすめは「Speed Wi-Fi HOME 5G L13」

ホームルーターでオンラインゲームを楽しみたいなら、WiMAXの最新機種「Speed Wi-Fi HOME 5G L13」がおすすめです。

「Speed Wi-Fi HOME 5G L13」は最大速度4.2Gbpsで、データ容量の大きいゲームのプレイやダウンロードを快適に行えます。

また、5G設備をフル活用する5G SAに対応しており、4G設備を併用する従来の通信方式よりもさらに快適に通信できる点も特長です。

本体にLANポートを2つ搭載しているため、より安定した通信環境で利用したい方は、LANケーブルを使って有線接続しましょう。

ホームルーターでオンラインゲームをするメリットは？

オンラインゲームをホームルーターでプレイするメリットを3つご紹介します。

1. 工事不要ですぐ使える
2. ポケット型WiFiよりも通信が安定している
3. LANケーブルで有線接続できる

メリット1.工事不要ですぐ使える

ホームルーターの大きなメリットの1つ目は、工事不要ですぐ使える点です。

光回線を利用するには、回線事業者とプロバイダをそれぞれ契約する必要があります。さらに、申し込み後には光ファイバーケーブルを部屋に引き込む工事が必要です。

この開通工事は通常2週間〜3ヵ月程度かかり、すぐに使うことはできません。

一方、ホームルーターはプロバイダ契約が不要なので、選ぶのは利用したいサービス1社だけです。工事不要なので、端末が届いたらコンセントに挿すだけですぐに使えます。

WEB申込みの場合、通常2〜3日で発送されますが、即日発送に対応しているサービスなら、最短翌日から利用可能です。また、店舗に在庫があればお店で直接受け取れます。

すぐに自宅のWiFiを導入したい方は、ホームルーターを利用しましょう。

メリット2.ポケット型WiFiよりも通信が安定している

ホームルーターのメリット2つ目は、ポケット型WiFiよりも通信が安定している点です。

ホームルーターはポケット型WiFiよりもサイズが大きい分、強力なアンテナを搭載しており、安定した通信状態で利用できます。

オンラインゲームをする際に重要なのは下り速度で、ゲームによってはPing値も重要です。どちらも速度が速いほど快適で安定した通信環境でプレイできます。

動きが少ないゲームであれば下り速度は30Mbps程度で十分なので、ポケット型WiFiでも問題なくプレイできるでしょう。

しかし、FPS・TPSなどキャラの動きが多いゲームを快適にプレイするには、下り50Mbps以上・Ping値50ms以下の速度が必要です。

速度の平均を見てみると、ポケット型WiFiよりもホームルーターの方が目安に近いことがわかるでしょう。

なお、通信速度は機種によって異なるため、オンラインゲームを快適にプレイしたい場合は、Ping値が50m以下の機種を選びましょう。

メリット3.LANケーブルで有線接続できる

メリット3つ目は、LANケーブルがあれば有線接続できる点です。

ホームルーターは、無線WiFiだけではなく有線LANも利用できます。接続方法は、本体の背面にあるLANポートにケーブルを挿してゲーム機やパソコンと繋ぐだけです。

ホームルーターの本体はペットボトルより一回り大きいくらいのサイズで、デスクの上においてもそれほど幅をとりません。

配線は電源コードとLANケーブルだけなので、デスク周りをスッキリさせたい方におすすめです。

なお、LANケーブルは同梱されていないため、自己負担で購入する必要があります。

ホームルーターでオンラインゲームをするデメリットは？

ホームルーターでオンラインゲームをする場合のメリットを2つ解説します。

1. 速度・安定性は光回線に劣る
2. 料金が特別安いわけではない

デメリット1.速度・安定性は光回線に劣る

デメリット1つ目は、通信速度・安定性が光回線よりも劣る点です。

速度が速く安定しているホームルーターですが、光回線の方が通信速度も応答速度(ping値)も圧倒的に速いです。

光回線はインターネット回線を自宅に引き込むのに対して、ホームルーターは基地局の電波を無線でつかんでいます。

そのため、仕組み上どうしても光回線より速度が遅くなってしまうのです。特に動きが多いゲームをプレイする場合、ラグが生じたりカクカクしたりすることがあります。

ホームルーターでもジャンルによっては快適にプレイできますが、FPSやTPSのゲームをやりこむなら光回線を選びましょう。

デメリット2.料金が特別安いわけではない

デメリット2つ目は、光回線と比べてホームルーターが特別安いわけではない点です。

実は、光回線(マンションタイプ)とホームルーターの月額料金はほとんど同じです。どちらも月額4,000円〜5,000円前後となっており、ホームルーターが特別安いわけではありません。

光回線には工事費、ホームルーターには端末代金がかかりますが、どちらもキャンペーンで割引されることも多く、料金面はほぼ同じです。

ただし、光回線(戸建てタイプ)は5,000円〜6,000円かかるため、戸建ての場合はホームルーターの方が安くなります。

購入したホームルーターでゲームができなかった時の対処法

ホームルーターでゲームをプレイするときに「速度が遅くて全然読み込まない」「通信が不安定でネット接続が切れる」という場合は、初期契約解除制度を利用しましょう。

初期契約解除制度とは、商品到着から8日以内であれば違約金や端末代金の支払いなしで解約できるというものです。

カシモWiMAXを例に、初期契約解除制度を利用する手順や手続きについて紹介します。

1. 公式サイトにアクセスし「初期契約解除申請用紙」をダウンロード
2. 初期契約解除申請用紙を印刷して記入する
3. 記入済みの申請用紙と商品一式を返却窓口まで返送する
   _{※個装箱・説明書類含む}

なお、事務手数料3,300円(税込)と配送料に関しては自己負担となるので、覚えておきましょう。

その他の注意点や詳しい手続き方法については各公式HPを確認してください。

ホームルーターでゲームをするときのよくある質問

最後に、ホームルーターについてのよくある質問に回答します。

• Q.ホームルーターでApexはプレイできる？
• Q.ホームルーターが速度制限にかかることはある？
• Q.ゲームをするならホームルーターと光回線どっちがおすすめ？
• Q.速度が遅くてゲームができないときの対処法は？

ホームルーターでApexはプレイできる？

ホームルーターで「Apex Legends」をプレイすること自体は可能ですが、通信環境によってはラグやカクつきが発生することがあります。

少しでも快適にプレイするなら、下り速度が速いものや反応速度を示すPing値が低い機種を選びましょう。

また、事前に自宅が回線のエリア内かどうかをしっかりチェックしておくことも重要です。各サービスの提供エリアは以下から確認できます。

• WiMAXのサービスエリア
• ドコモ home 5Gのサービスエリア
• ソフトバンクエアーのサービスエリア
• Rakuten Turboのサービスエリア

なお、実際に使ってみて快適にプレイできなければ、初期契約解除の利用を検討してみてください。

初期契約解除とは契約から8日以内であれば契約を解除できる制度で、この制度を利用すれば違約金なしで解約が可能です。手続きの方法や詳しい条件は各社の公式サイトから確認できます。

ホームルーターが速度制限にかかることはある？

ホームルーターの通信量は無制限ですが、一時的な大量通信などで制限がかかる場合があります。回線で異なる速度制限の基準は以下の通りです。

• WiMAX：一定期間にデータを大量消費した場合
• ドコモ home 5G：3日間のデータ使用量が多い場合
• ソフトバンクエアー/モバレコエアー・楽天Turbo：利用が集中する時間帯

いずれも明確な時間・通信量は公表されていません。

日常的なネット利用で制限されることはほぼないと考えられますが、オンラインゲームを長時間プレイする場合は注意が必要です。

また、速度制限とは別に、回線の混雑状況により通信速度は変わります。最も回線が混雑し、速度が遅くなりやすいのは18～24時頃です。

ゲームをするならホームルーターと光回線どっちがおすすめ？

どんなゲームでも快適にプレイしたいという方には、光回線のほうがおすすめです。通信速度・応答速度ともに高速で、大量通信による速度制限もありません。

光回線は速度・安定性に優れているため、工事や開通まで待てるのであれば、光回線を選んだほうがよいでしょう。

手軽にネット環境を整えたい場合は、ホームルーターでオンラインゲームをプレイすることもできます。

以下の記事ではホームルーターと光回線を比較し、それぞれどんな人におすすめなのかを詳しく解説していますので、気になる方はぜひチェックしてみてください。

ホームルーターの通信速度などが不安な方は、一度ホームルーターをレンタルして速度を確認してみるのがおすすめです。

速度が遅くてゲームができないときの対処法は？

ホームルーターの速度が遅くて、オンラインゲームが快適にプレイできない場合の対処法は、以下の3つです。

1. ホームルーター本体または接続端末を再起動する
2. ホームルーターの設定を変更する
3. ルーターの置き場所を変える

速度が遅い、繋がらないなどのトラブルが生じたら、まずは再起動を試してみてください。一時的な不具合なら、再起動で改善するケースが多いです。

再起動しても改善しない場合は、ファームウェアの更新や周波数帯を変更(2.4GHz帯または5GHz帯)してみましょう。

また、置き場所を変える方法もあります。置き場所は、周囲に障害物がない電波が入りやすい場所や電子機器と離れた場所がおすすめです。

これらの対処法を試しても改善しない場合、通信障害や速度制限がかかっている可能性があります。この場合は時間を置いてから改めて接続するしかありません。

なお、WiMAXが遅くなった時の対処法はこちらの記事で詳しく解説していますので、あわせて参考にしてください。

【まとめ】ホームルーターでオンラインゲームはできる

• ホームルーターでもオンラインゲームはプレイできる！
• 下り速度50Mbps以上、ping値50ms以下あれば安心
• 安さ・通信速度のバランスがよい「カシモWiMAX」がおすすめ

ホームルーターでオンラインゲームができるか調査したところ、機種によっては問題なくプレイできるということがわかりました。

速度を比較する際には、下り速度とPing値で比較するのがおすすめです。ホームルーター4社を比較した結果、カシモWiMAXが速度面も料金面も優れていました。

カシモWiMAXなら、最大速度4.2Gbpsの最新機種が実質無料になるため、月額料金のみで使い続けられます。

また、手続き不要でAmazonギフト券10,000円がもらえるキャンペーンを実施中ですので、この機会に申し込みください。