賃貸アパートにおすすめの光回線5選！選び方や利用手順を詳しく解説

賃貸アパートで、スマホやPCをインターネットに接続して動画視聴や勉強、仕事をしたい方も多いでしょう。

しかし、「賃貸アパートでインターネットを使うにはどうしたらいいの？」「光回線は工事があるから賃貸アパートでは使えないの？」といった声もあります。

そこで、今回は賃貸アパートにおすすめの光回線5社を紹介しています。光回線の選び方や利用手順、注意点などもまとめているのでぜひ参考にしてください。

また、光回線が導入できない地域や物件の解決策も解説しています。

まずはアパートの光回線対応状況を確認

まずはアパートの光回線対応状況を確認しましょう。

アパートの光回線対応状況は大きく分けて3つに分かれます。

	特徴
光回線完備	すぐにインターネットが使える 契約・解約の手間がない 通信費を節約できる可能性がある
光回線対応	プロバイダを自身で選択できる
光回線未対応	物件に光回線が導入されていない 大家さんや管理会社に光回線導入許可を得る

光回線の対応状況を確認する方法

光回線の対応状況を確認する方法は、以下の通りです。

• 不動産サイトの物件情報で確認する
• アパートの大家さんや管理会社に問い合わせる
• 光回線公式サイトのエリア検索で確認する

不動産サイトの物件情報には、「インターネット対応」「光回線対応」などが記載されています。引っ越し前に対応状況を知りたい場合は、ここを確認する方法が一番手っ取り早いです。

すでに引っ越しが済んでいる場合や、不動産サイトでの確認ができない場合は、アパートの大家さんや管理会社に問い合わせてみましょう。

また、アパートに希望の光回線が対応しているか知り

光回線完備｜すぐにネットが使える

「光回線完備」は、回線事業者とプロバイダとの契約がすでに済んでいるため、入居後すぐに光回線を利用できます。また、退去時に解約手続きを行う必要がないのも大きなメリットです。

さらに、通信費が家賃に含まれている場合や、通常より低めに設定されていることもあり、手続きの手間が省けるだけでなく、通信費を抑えることができる点も大きなメリットです。

光回線対応｜プロバイダ契約をすればネットが使える

「光回線対応」とは、アパートの共有部分まで光回線の工事が完了している状態を指します。

インターネットを利用するためには、まず光回線の契約が必要です。そして、共有部分から各住戸まで回線を引き込む工事が行われることで、個々の住戸でも光回線が利用できるようになります。

そのため、光回線対応物件に住んでいる方は、希望する光回線を申し込み、工事が完了すればインターネットが利用できます。申し込みから工事完了まで2週間～1ヵ月ほどです。

光回線未対応｜光回線導入工事の許可を得る

「光回線未対応」とは、光回線が導入されていないアパートを指します。この場合は、自分で回線工事を依頼する必要があります。

光回線を導入するには、電柱からマンションの共用部まで回線を引き込む工事と、各部屋への配線工事が必要です。この際、外壁に金具を取り付けたり、壁に穴を開けたりする可能性があるため、事前に大家さんや管理会社に許可を得る必要があります。

大家さんや管理会社は室内に穴を開ける工事に抵抗を示すことが多いですが、エアコンのダクトを利用して配線を通す方法もあります。回線事業者に確認し、工事方法について詳細に伝えることで、許可を得やすくなるかもしれません。

賃貸アパートにおすすめの光回線

	月額料金	2年間の総額	3年間の総額	最大キャッシュバック金額	キャッシュバックの受け取りやすさ	セット割引	対応エリア	下り平均速度
ドコモ光	4,400円	105,600円	158,400円	35,000円	★☆☆	ドコモ	全国	333.19Mbps
ビッグローブ光	4,378円	105,072円	157,608円	90,000円	★★☆	au UQモバイル	全国	330.88Mbps
ソフトバンク光	4,180円	100,320円	150,480円	31,680円	★★★	ソフトバンク NURO光	全国	357.25Mbps
auひかり	2,585円 ～ 5,500円	62,040円 ～ 132,000円	93,060円 ～ 198,000円	111,000円	★★★	au UQモバイル	一部	417.56Mbps
NURO光	3,850円	92,400円	138,600円	25,000円	★☆☆	ソフトバンク NUROモバイル	一部	683.26Mbps

ドコモユーザーなら「ドコモ光」

月額料金	4,400円
2年間の総額	105,600円
3年間の総額	158,400円
最大キャッシュバック金額	35,000円
契約料	3,300円
工事費	16,500円 ※キャンペーン適用で実質無料
セット割引	ドコモ
対応エリア	全国
下り平均速度	333.19Mbps

ドコモ光は、NTT回線を利用した光コラボ回線です。エリアは全国に対応しており、好きなプロバイダを21社から選べるのが特徴です。

申し込みから最短翌月に1ギガプラン25,000円、10ギガプラン35,000円がキャッシュバックされます。キャッシュバックのタイミングが早いので、ネット環境を整えたり、新しい家具を購入したりできます。

さらに、ドコモ光はドコモスマホとスマホセット割が組める唯一の回線です。割引金額は毎月最大1,100円(税込)なので、ドコモスマホのユーザーはドコモ光がおすすめです。

▼利用者の口コミを見てから申し込むか決めたいという方は、ドコモ光の評判・口コミを紹介している記事を参考にしてください。

au・UQモバイルユーザーなら「ビッグローブ光」

月額料金	4,378円
2年間の総額	105,072円
3年間の総額	157,608円
最大キャッシュバック金額	90,000円
契約料	3,300円
工事費	28,600円 ※キャンペーン適用で実質無料
セット割引	au UQモバイル
対応エリア	全国
下り平均速度	330.88Mbps

ビッグローブ光の特徴は、シンプルでわかりやすい料金プランです。アパートで利用できる集合住宅タイプは、3年プランが月額4,378円(税込)、2年プランが税込4,488円(税込)です。

キャッシュバックが受け取れるキャンペーンは2種類あります。1つ目は、1Gプランを申し込んだ方は、工事費28,600円割引とキャッシュバック43,000円が受け取れます。

10Gプランを申し込んだ方は、ネットのみの申し込みで最大82,000円キャッシュバック、オプションをつけると最大90,000円キャッシュバックが受け取れるのでおすすめです。

また、ビッグローブ光はNTT回線を利用していますが、KDDI系列のau・UQモバイルはスマホセット割を利用できます。

auひかりがエリア外で、au・UQモバイルスマホを持っている方は、ビッグローブ光を検討してみましょう。

▼ビッグローブ光の評判・口コミが気になる方は、こちらの記事もあわせてご一読ください。

ソフトバンク・ワイモバイルユーザーなら「ソフトバンク光」

月額料金	4,180円
2年間の総額	100,320円
3年間の総額	150,480円
最大キャッシュバック金額	37,000円
契約料	3,300円
工事費	31,680円 ※キャンペーン適用で実質無料
セット割引	ソフトバンク NURO光
対応エリア	全国
下り平均速度	357.25Mbps

ソフトバンク光は、ソフトバンクがサービス提供している光回線です。NTTのフレッツ光回線を利用している「光コラボ回線」であるため、利用可能なエリアはNTT東西のフレッツ光と同じです。

ソフトバンク光は、ネットのみの申し込みでも最大37,000円のキャッシュバックが最短翌月に受け取れます。

また、他社回線からソフトバンク光に乗り換える場合に適用されるキャンペーンもあります。他社解約金を最大10万円までキャッシュバックしてくれるので、インターネット乗り換えを検討している方にもおすすめです。

さらに、ソフトバンク光にはスマホセット割があります。ソフトバンクスマホは最大1,100円(税込)/月、ワイモバイルは最大1,650円(税込)/月割引されるので、通信費を抑えたい方に最適です。

▼ソフトバンク光の評判・口コミを紹介している記事では、ソフトバンク光のメリットやデメリットもまとめています。サービス内容をより詳しく知りたい方は、あわせてご一読ください。

キャッシュバック重視なら「auひかり」

月額料金	2,585円～5,500円
2年間の総額	62,040円～132,000円
3年間の総額	93,060円～198,000円
最大キャッシュバック金額	111,000円
契約料	3,300円
工事費	33,000円 ※キャンペーン適用で実質無料
セット割引	auUQモバイル
対応エリア	一部
下り平均速度	417.56Mbps

auひかりは、KDDI独自の光回線です。NTT回線を利用した光コラボに比べると速度が速いのが特徴です。

集合住宅でも下り平均速度は400Mbpsを超えており、動画やオンラインゲームなど速度を求めている方におすすめです。

料金プランは、月額2,585円(税込)～5,500円(税込)と建物により料金が異なります。自分の住んでいる建物の月額料金がいくらになるか「auひかり公式ホームページ」で確認できます。

また、auスマホやUQモバイルスマホとセット割が組めるので、au・UQモバイルスマホを持っている方は、優先してauひかりが使えるか確認しましょう。

▼申し込みを迷っている方は、auひかりの評判・口コミを紹介している記事もあわせてご覧ください。

速度重視で設備があるなら「NURO光」

月額料金	3,850円
2年間の総額	92,400円
3年間の総額	138,600円
最大キャッシュバック金額	25,000円
契約料	3,300円
工事費	44,000円 ※キャンペーン適用で実質無料
セット割引	ソフトバンクNUROモバイル
対応エリア	【2Gプラン対応エリア】 北海道、東京、神奈川、埼玉、千葉、茨城、栃木、 群馬、愛知、静岡、岐阜、三重、京都、大阪、兵庫、 滋賀、奈良、広島、岡山、福岡、佐賀 【10Gプラン対応エリア】 北海道、宮城、福島、山形、東京、神奈川、埼玉、 千葉、茨城、栃木、群馬、愛知、静岡、岐阜、三重、 京都、大阪、兵庫、滋賀、奈良、広島、岡山、福岡、佐賀
下り平均速度	683.26Mbps

2024年10月より集合住宅向けの新プラン「NURO 光（マンション）」がスタートしました。

月額料金は「NURO 光 2ギガ（マンション）」が3,850円(税込)、「NURO 光 10ギガ（マンション）」が4,400円(税込)で、利用期間の縛りがないシンプルなプランです。

また、NURO光は通信速度や月額料金が安い上、特典やキャンペーンが充実していることが特徴です。

ネットのみの申し込みで、25,000円のキャッシュバック、工事費が実質無料や、他社から乗り換える場合に最大60,000円まで解約金を負担してくれる特典などがあります。

さらに、ソフトバンクやNUROモバイルとのセット割を組めるので、NURO光エリア内の方は導入を検討しましょう。

▼NURO光は安心して申し込めるサービスなのか気になる方は、NURO光の評判・口コミをまとめている記事を参考にしてください。

アパートの光回線はマンションタイプ？戸建てタイプ？

アパート内で同じ光回線を使用する世帯が複数ある場合は、マンションタイプを選べます。

他に利用者がいない場合や、独自回線を利用する場合は、戸建てタイプになる可能性があります。

光回線のマンションタイプは、光ファイバケーブルを電柱から建物の共有スペースまで引き込み、共有スペースから各世帯まではLANケーブルで接続する仕組みです。

1つの光回線を複数世帯で共有するため、月額料金を安く抑えられるというメリットがあります。

一方戸建てタイプは、光ファイバケーブルを直接自宅まで引き込むため、光回線を専有することが可能です。マンションタイプに比べると料金は高くなりますが、通信速度は安定します。

光回線によっては、「マンションタイプは◯世帯以上または◯人以上の契約者が必要」など、条件が設けられていることがあります。

そのため、複数世帯で利用するならマンションタイプ、利用者が自分だけなら戸建てタイプを選ぶことになるというわけです。

なお、建物の状況によってはこの限りではないので、どちらを選択すべきかわからない場合は、契約予定の光回線に問い合わせてみてください。

賃貸アパートで使う光回線の選び方

ここからは、賃貸アパートで使う光回線の選び方を紹介していきます。

月額料金やキャッシュバック金額だけで光回線を選ぶと、快適に使えない場合があるので必ず確認しておきましょう。

対応エリアを確認する

アパートで光回線を選ぶ際は、光回線の対応エリアを確認しましょう。

光回線の対応エリアは、各社の公式ホームページから確認できます。今回紹介した会社の対応エリア確認方法は以下通りです。

	対応エリア確認ページ
ドコモ光	対応エリア確認ページ｜東日本エリア 対応エリア確認ページ｜西日本エリア
ビッグローブ光
ソフトバンク光
auひかり	auひかり提供エリア確認ページ
NURO光	NURO光提供エリア確認ページ

各社、郵便番号と住所、アパート名を入力しアパート名が出てくれば申し込み後に光回線を利用できます。

アパート名が出てこない場合は、光回線が導入されていないので、大家さんや管理会社へ導入許可を取り申し込みをしましょう。

スマホセット割の有無で選ぶ

光回線を選ぶ上で、スマホセット割の有無は欠かせません。スマホ料金が割引され、毎月の通信費が節約できます。

家族でケータイ回線キャリアを統一している場合、家族分のケータイ回線からも割引を受けられ、お得に利用できます。

対象の回線数は最大で10～20回線と多く、場合によっては離れて暮らす家族も対象になります。そのため、家族全員が同じスマホキャリアを利用している場合、さらにお得に利用できます。

光回線	割引対象のスマホキャリア	割引額	回線数
ドコモ光	ドコモ	最大1,100円	最大20回線
ビッグローブ光	au	最大1,100円	最大10回線
	UQモバイル	最大1,100円	最大10回線
ソフトバンク光	ソフトバンク	最大1,100円	最大10回線
	ワイモバイル	最大1,650円	最大10回線
auひかり	au	最大1,100円	最大10回線
	UQモバイル	最大1,100円	最大10回線
NURO光	ソフトバンク	最大1,100円	最大10回線
	NUROモバイル	1年間最大1,100円	最大10回線

通信速度は実測値を確認する

光回線の性能でよくアピールされる「最大速度」は、その名の通り理論上の最大速度を指します。これは「設計上、これ以上の速度にはならない」という意味であり、「常にこの速度が出る」というわけではありません。

そのため、光回線の通信速度は「実測値」を確認するのがおすすめです。光回線の実測値の確認は、「みんなのネット回線速度」でできます。

確認したい光回線名・県名などを入力すると、実測値が表示されます。画面を下にスクロールすると集合住宅の実測値が表示されるので、参考にしてください。

キャッシュバックは受け取りやすさを見る

光回線を契約する際に、キャッシュバック額を重視する方も多いでしょう。

しかし、いくら高額なキャッシュバックが謳われていても、実際に受け取れなければ意味がありません。確実にキャッシュバックを受け取るためには、申し込み前に適用条件や受け取り方法をしっかり確認することが大切です。

特に、キャンペーンページに記載されている最大キャッシュバック額が高ければ高いほど、適用条件が複雑になることが多いです。

また、キャッシュバックの受け取り時期が1年後など、かなり先になる場合もあるため、その点にも注意が必要です。

引っ越しの予定があるならNTT回線を選ぶ

数年以内に引っ越し予定がある方は、NTT回線を利用した光コラボを選ぶのがおすすめです。

NTT回線は、全国の多くのアパートで導入されており、引っ越し後も同じ回線を利用できる可能性が高いです。

しかし、NURO光やauひかりは独自回線を利用しているため、エリアが限定され、引っ越し先のアパートで導入できない場合があります。

同じ光回線が使えないと、スマホセット割も組めないことがあるので、導入しやすい光コラボを選びましょう。

賃貸アパートで光回線を使うときの注意点

賃貸アパートで光回線を使うときには、いくつかの注意点があります。

ここからは、光回線を賃貸アパートで使うときの3つの注意点を紹介します。

大家さんや管理会社に工事の許可を取る

賃貸アパートで光回線の設備が導入されていない場合は、大家さんや管理会社に光回線工事の許可を取る必要があります。

「光回線の工事は壁に穴あけが必要になるの？」と思っている大家さんも多いようですが、穴あけの可能性はほぼありません。

光回線の工事は、電柱から共有スペースにインターネット回線を引き込み、各部屋にある光コンセントの接続を確認するだけです。

工事は1～2時間ほどで終わるので、光回線会社や工事日時を伝えて許可を取っておきましょう。

▼光回線の工事内容を事前に把握しておきたい方は、こちらの記事を参考にしてください。

開通までに2週間～2ヵ月かかる

光回線は申し込み後すぐに使えるわけではなく、開通まで2週間～2ヵ月ほどかかります。

すぐにインターネットを使いたい場合は、光回線開通までWiFiルーターを無料レンタルしている光回線があるので、チェックしてみましょう。

また、引っ越し先のアパートで光回線を導入する場合は、物件契約後すぐに光回線を申し込み、引っ越し日と光回線工事日を同日にするのがおすすめです。

なお、3月や9月など引っ越しシーズンは光回線の工事が混みあっているので、通常より2週間～1ヵ月ほど工事日が遅くなるので注意しましょう。

転居時に撤去工事が必要なことがある

光回線は、転居時に光回線撤去工事が必要な場合があります。撤去工事は「一部撤去」と「全撤去」の2つに分かれています。

「全撤去」とは、電柱から自宅まで引き込んだ光ファイバーケーブルや機器など、回線に関わるすべての設備を撤去する工事を指します。この工事は回線事業者によって行われるため、数万円の撤去費用が発生することがあります。

「一部撤去」とは、電柱から自宅に引き込んだ光ファイバーケーブルはそのまま残し、宅内に設置された機器のみを撤去する工事です。

回線事業者によっては、専用の撤去キットを提供し、利用者自身で機器を撤去できる場合があります。この場合、撤去工事費用が発生しないこともあります。

賃貸アパートで光回線を導入する手順

賃貸アパートで光回線を導入する流れは以下の通りです。

1. 光回線を申し込む
2. 設備未導入物件の場合は、大家さんや管理会社に許可を取る
3. 光回線の工事（申し込みから2週間～2ヵ月）
4. 無線ルーターなどを設置し、インターネット接続
5. スマホやPCなどインターネット接続

アパートで光回線を申し込むと、2週間～2ヵ月ほどで回線工事日を迎えます。工事完了後、無線ルーターなどを設置しインターネット接続設定をすると、スマホやPCなどでインターネットが利用できます。

申し込みはWebや店舗でできます。店舗は混み具合により手続きに時間がかかったり、不要なオプション申し込みが必要だったりします。

Web申し込みの場合は、好きな時間に手続きができ、必要なオプションのみ付けられるのでおすすめです。また、工事不要な物件の場合は、申し込みから1週間～2週間で利用できます。

なお、申し込みをした際、物件に光回線の設備が未導入の場合は、大家さんや管理会社に許可を取っておきましょう。

また、設定が分からない場合は、有料オプションを付けられる会社や設定が不要なルーターを用意している会社もあります。

申し込み前にインターネット設定を自分でやるか、依頼するか決めておきましょう。

賃貸アパートに光回線が導入できないときの代替案

賃貸アパートで設備上光回線が導入できなかった場合や大家さんの許可が下りなかった場合の代替案を紹介します。

光回線が導入できずに困っている方や大家さんとの交渉が頓挫している方は参考にしてください。

1. 工事不要のホームルーター

アパートに光回線を導入できないときは、ホームルーターがおすすめです。

ホームルーターとは、工事不要で本体をコンセントに挿すだけで、高速データ通信や複数台同時接続ができます。

ホームルーターの中でも、カシモWiMAXはシンプルでわかりやすい料金プランが人気です。

初月は1,408円(税込)で、翌月以降は月額4,818円(税込)で使い続けられます。端末代金は分割払いサポートで実質無料になるため、月額料金のみで利用可能です。

さらに、10,000円分のAmazonギフト券がもらえるキャンペーンを実施中なので、光回線が利用できない物件の方はホームルーター導入を検討してみてください。

以下の記事では、ホームルーターについて詳しく解説しています。無制限プランがあるタイプや安いWiFiに興味がある方は参考にしてください。

2. 外出先でも使うならポケット型WiFi

外出先でもインターネットを使いたい方には、ポケット型WiFiがおすすめです。

ポケット型WiFiは、スマートフォンと同じモバイル回線を使ってインターネットに接続するデバイスです。最大の特徴は、開通工事が不要で、すぐに使い始めることができる点です。

WiFiが必要なときに、機器を持ち運ぶだけでインターネット接続が可能になるため、自宅や外出先など場所を問わず利用できます。

初期設定も簡単で、SIMカードを挿入した後、端末の画面に表示される指示に従って操作するだけでセットアップ完了です。

スマートフォンやパソコンとの接続は、SSIDを選び、パスワードを入力するだけで完了します。この設定で、5分から10分ほどでWiFiを使い始めることができます。

以下の記事では、ポケット型WiFiについて詳しく解説しています。ポケット型WiFiの月額料金やキャンペーンなどに興味がある方は参考にしてください。

賃貸アパートの光回線に関するFAQ

賃貸アパートの光回線に関するよくある質問を紹介します。

光回線の工事費用はどれくらい？

光回線の工事費用は導入する光回線によって異なり、集合住宅で15,000〜45,000円程度です。

新規で申し込む方には、工事費実質無料になるキャンペーンを開催している会社が多いです。

工事費実質無用のキャンペーンは、2年間または3年間の利用を元に、月々工事費分が割引されます。

光回線を導入する際は工事費無料キャンペーンが使えるか確認しておきましょう。

光回線の工事が不要になるケースはある？

アパートで光回線の工事が不要になるケースは、同じ部屋で以前の住民が同じ回線を利用していた場合です。

すでに電柱から共用スペース、共用スペースから部屋の光コンセントまで光回線が通っている状態であれば、工事は不要です。

申し込み後、ONU（回線終端装置）が送られてくるので、開通日に接続すればインターネットが利用できます。

光回線の工事が不要になるかは、申し込み後に確認できます。

アパートで使える安い光回線はどこ？

料金の安さだけで見ると、auひかりがおすすめです。auひかりの実質月額料金を計算したところ、2,000円台とかなり安いことがわかりました。

auひかりは、auとUQモバイルのスマホセット割が適用されます。大手キャリアまたはサブブランドのスマホを使用している方は、セット割を基準に選ぶとよりお得に利用できます。

それを踏まえると、ドコモユーザーはドコモ光、ソフトバンク・ワイモバイルユーザーはソフトバンク光がおすすめです。

▼料金を比較してじっくり検討したいという方は、料金が安いおすすめの光回線を紹介しているこちらの記事をあわせてご一読ください。

まとめ

• 光回線は月額料金とスマホセット割を基準にする
• アパートが光回線対応物件か公式ホームページから確認できる
• 光回線が導入できない場合は、ホームルーターかポケット型WiFiがおすすめ

この記事では、アパートに導入するときのおすすめの光回線を紹介しました。

アパートで光回線を選ぶときは、月額料金とスマホセット割を基準に選ぶのがおすすめです。キャッシュバックは、もらえる時期やオプションを確認しておきましょう。

アパートに光回線が導入できるかは、「光コラボ」はNTT東日本/西日本公式ホームページ、独自回線は各社の公式ホームページから確認できます。

光回線が導入できない場合は、ホームルーターやポケット型WiFiを検討しましょう。