auひかりプロバイダのおすすめは？全9社を比較！

auひかりは、複数あるプロバイダの中から自身で選択する必要があります。

そのため「プロバイダによって何が違うの？」「どこを選べばいいかわからない」という人も多いのではないでしょうか。

本記事では、auひかりのプロバイダについて詳しくまとめました。プロバイダとは何か、各プロバイダの共通点や違い、選び方やおすすめプロバイダなど紹介しています。

auひかりを検討中でプロバイダ選びで悩んでいる場合は、ぜひ参考にしてみてください。

auひかりのプロバイダとは？

光回線が提供している通信設備を使用して、情報検索・動画視聴・SNSといったインターネットを提供しているのが、プロバイダです。

光回線の事業者は、光ファイバーなどの通信設備を提供しているだけなので、光回線事業者とプロバイダ、どちらもあわせて契約することでインターネットが利用できます。

▼プロバイダのイメージ

auひかりの場合、契約できるプロバイダがいくつかあり、各自で選択して契約する形です。

他の光回線事業者の場合はさまざまなケースがあり、契約可能なプロバイダが1社のみであったり、プロバイダ一体型サービスでプロバイダとの契約が不要だったりするところもあります。

auひかりのプロバイダ全9社一覧

auひかりで契約可能なプロバイダは、以下の8つです。

以下では、auひかりプロバイダの詳細について解説しています。

• プロバイダの共通項
• プロバイダの違いを比較

プロバイダの共通項

auひかりのプロバイダの共通項目は、以下の2つです。

• 月額基本料金
• 最大速度

auひかりの月額基本料金や最大速度は、契約するプランによって決まるため、プロバイダでは左右されません。

戸建ての場合は、ホーム1ギガ・5ギガ・10ギガのどれを契約するかで、月額料金や最大速度が異なります。

マンションの場合は、建物の規模や階数などによってプランが決定するため、プランの選択はできません。どのプランになるかによって、月額料金や最大速度が異なります。

プロバイダの違いを比較

プロバイダによって異なる点は、以下のとおりです。

• キャッシュバックや割引
• サービスやサポート
• 支払い方法

キャッシュバックや割引

プロバイダによって最も異なる点は、キャッシュバックや割引です。

プロバイダではそれぞれが独自のキャンペーン実施しており、キャッシュバック・割引の額だけでなく、キャンペーンの適用条件やキャッシュバックの時期などが異なります。

そのため、プロバイダ選択時はキャッシュバック・割引の額だけでなく適用条件を満たしているか、いつキャッシュバックが受け取れる、または割引が適用されるか確認することが大切です。

サービスやサポート

メールアドレスやセキュリティーなど、インターネットに関するオプション・サービス・サポートも、プロバイダによりけりです。

プロバイダは光回線の通信設備を使用してインターネットを提供しているため、サービスやサポートも各プロバイダが独自に提供しています。

光電話やテレビなど、KDDIが提供しているサービスは、どのプロバイダであっても内容や月額料金は同じです。

しかし、プロバイダ提供のメールサービスやセキュリティ、出張サポートサービスなどは、内容・月額料金・オプション料金の無料期間などが異なります。

支払い方法

支払い方法も、プロバイダによって違いがあるので注意しましょう。

支払い方法は、「クレジットカードのみ」のケースと、「カード」「口座振替(＋220円の場合もあり)」の2つから選べるケース、のいずれかです。

口座振替で支払いたい場合は、口座振替の支払いに対応しているか、追加料金がかかるかもチェックしておきましょう。

auひかりプロバイダの選び方

auひかりのプロバイダは、戸建てなら8社、マンションなら9社から選択します。

戸建ての場合は8社もあるプロバイダから選ぶ必要があったり、マンションの場合は建物の規模などによって選べるプロバイダが限られたりと、プロバイダ選びはを面倒に感じる人もいるでしょう。

ここでは、auひかりプロバイダの選び方を紹介するので、自分にぴったりのプロバイダを選んでみてください。

• 実質料金の安さで選ぶ
• 通信速度の速さで選ぶ
• サービス・サポートで選ぶ
• キャンペーンで選ぶ

1. 実質料金の安さで選ぶ

安さ重視の場合は、実質料金の安さでプロバイダ選びましょう。

auひかりは、プロバイダによってキャッシュバック・割引の額が異なります。つまり、月額料金が同じでも、キャッシュバックや割引も含めた実質料金は大きく異なるということです。

実質料金は、36ヵ月分の月額料金-キャッシュバック・割引を36ヵ月分で割った算出したものです。

実質料金で比較することで、どのプロバイダがお得が視覚的にわかりやすくなります。

例として、以下に他社光回線から、ホーム1ギガプランのずっとギガ得プラン(自動更新：3年)に乗り換える場合の月額料金と、実質料金を表にまとめました。

※上記の表は、各プロバイダ公式サイトの情報をもとに作成しています。

他社光回線から、ホーム1ギガプランのずっとギガ得プラン(自動更新：3年)に乗り換える場合、実質料金が最も安価なのは「So-net」でした。

月額基本料金が3ヵ月間無料や光電話35ヵ月間無料、初期費用割引に加えてキャッシュバック60,000円と、キャッシュバックや割引が他よりも充実している印象です。

3年間の総額も、auひかりプロバイダのなかで唯一100,000円以下と費用に安く利用できることがわかります。

戸建て・マンション、契約期間あり・なし、指定オプションの加入などによっても、キャッシュバックや割引異なります。

キャンペーンも時期によって金額が変動することも多いため、その都度条件にあわせて実質料金を算出することが大切です。

auひかりの正規代理店経由で申し込むことで、さらに高額のキャッシュバックを受け取れる場合もあります。

安さ・キャッシュバック重視なら、auひかり代理店も実質料金もチェックしておきましょう。

2. 通信速度の速さで選ぶ

オンラインゲームなど速度を要する利用目的でauひかりを利用したい場合は、より実測速度の速いプロバイダを選択しましょう。

実測速度とは、実際の環境でインターネット速度が計測されたものです。

住んでいる場所や利用する時間帯によっても変動がありますが、実際に計測されたものなので、実測速度は通信速度の目安になります。

プロバイダによる最大速度に違いはありませんが、実測速度はプロバイダによって差があるため、速度重視ならより速いプロバイダを選びましょう。

以下に、みんなのネット回線速度で直近3ヵ月に計測された平均実測速度を表にまとめました。

実測下り速度のみで考えると、最も実測速度が速いのは「DTI」でした。高速さが求められる高画質動画の視聴やオンラインゲームなどを主に利用する場合は、DTIがおすすめです。

とはいえ、auひかりは独自回線による速度の速さが魅力ということもあり、どのプロバイダを選んでも戸建てなら500～700Mbps程度、マンションなら300～500Mbps程度の速度は出ています。

オンラインゲームでも100Mbps以上であれば問題利用できるため、どのプロバイダを選んでも速度が遅いと感じることはないでしょう。

3. サービス・サポートで選ぶ

インターネットの接続方法がわからない、機器が故障したなど、いざというときに備えたい人は、プロバイダのサービス・サポートにも注目しましょう。

メールアドレスやセキュリティ、サポートなど、プロバイダが提供しているサービスやサポートは、プロバイダによって異なります。

セキュリティやサポートなどのオプションは必須ではありませんが、加入しておくと困ったときにも安心です。

以下に、各プロバイダの独自サービス・サポートの一部を表にまとめました。

なかには、オプションの無料期間を設けているプロバイダもあるので、ぜひ活用してみてください。

KDDI提供のサービス・サポートの内容・月額料金は、どのプロバイダでも同じです。しかし、無料期間が各プロバイダによって異なります。

以下に、KDDI提供のサービス・サポートの一部を表にまとめました。

今ならホーム5ギガ・10ギガがお得に利用できる

要注目なのが、KDDI提供の「高速サービス」です。1ギガの基本料金に追加料金を支払うことで、ホーム5ギガ・10ギガの高速通信が利用できます。

今なら、5ギガの料金(税込550円/月)が36ヵ月無料、10ギガの追加料金(税込1,408円/月)は12ヵ月無料＆24ヵ月550円(税込)割引とかなりお得です。

通常、光回線の1ギガと10ギガは使用回線が異なるため、同じ光回線事業者であっても工事が必須な場合がほとんどですが、auひかりの場合は機器の交換(必要な場合)のみで速度変更ができます。

3年間5ギガ・10ギガをお得に利用した後、機器を変更(2,200円/回、必要な場合のみ)するだけで、1ギガへの変更可能です。

ホーム5ギガ・10ギガは、東京都・神流川件・埼玉県・千葉県の一部エリアのみで提供しています。エリア内にお住まいで、速度重視の方はぜひ検討してみてください。

4. キャンペーンで選ぶ

プロバイダでは、各自でキャッシュバックや割引などのキャンペーンを実施しています。

auひかりが公式で実施しているキャンペーンと併用可能で、公式＋プロバイダのキャンペーンで合計100,000円以上もお得になる場合もあるので、侮れません。

プロバイダのキャンペーンは、特典の金額だけでなく、適用条件や還元または付与される時期などが異なります。

適用条件は、申し込むだけでもらえるものもあれば、10ギガプランの契約や、光電話など指定オプションへの加入が条件になっている場合もあります。

人によっては余計な出費になる場合もあるため、適用条件はしっかりチェックしましょう。

また、特典の受け取り時期や手続き方法にも注意が必要です。利用開始から3年後にやっと特典が受け取れるものもあります。

特典の受け取り時期を過ぎたり忘れたりすると、特典を受け取れないので注意しましょう。

以下に、各プロバイダキャンペーンのキャンペーン額や受け取り時期などを、表にまとめました。

ネット＋電話の場合、auスマートバリュー or 自宅セット割に加入ネット＋電話の場合、スマートバリュー・自宅セット割に加入することで、他社違約金負担が最大10,000円が追加還元されます。

合計最大40,000円の違約金が負担してもらえるので、au・UQモバイルを契約している場合はぜひ、スマートバリュー・自宅セット割に加入しましょう。

キャッシュバックが受け取る時期は、以下の通りです。

auひかりプロバイダのおすすめ2社

ここでは、auひかりのおすすめプロバイダを2つ紹介します。

戸建てプランなら「@nifty」

auひかりの戸建てプランに申し込むなら、最もおすすめなプロバイダは「@nifty」です。

最大80,000円相当のキャッシュバック！

@niftyでは、電話でホームタイプ(ずっとギガ得プラン)に申し込むと、40,000円分のニフティーポイントがもらえます。

ニフティーポイントは、@nifty使用権・Ponta・Amazonギフト・現金に交換可能です。

@nifty使用権は、毎月の@nifty利用料金の支払いに利用できます。キャンペーンの還元ポイントを@nifty使用権に交換すると、1.5倍の60,000円相当に増量されてお得です。

@nifty使用権以外のPonta・Amazonギフト・現金などの場合は、1P=1円で交換できます。それぞれに合ったものに交換して利用できるのが、@niftyの特徴です。

ニフティポイントは開通月を含む23ヵ月目に、ポイントが付与されます。

さらに10ギガプランに電話で申し込めば、20,000円が追加で還元され、最大80,000円相当もお得になります。

10ギガのキャッシュバックは開通月を含む12ヵ月目に半額、24ヵ月目に残りの半額が、指定口座に振り込まれる形です。

開通月の月額料金0円！光電話も35ヵ月間無料

また@niftyなら、開通月の月額料金は無料になります。それ以降も36ヵ月目まで割引価格になるため、他プロバイダよりもお得です。

以下に、@niftyの月額料金を表にまとめました。

光電話が35ヵ月間無料

光電話の料金も、開通月の翌月から最大35ヵ月間無料で利用できます。

ずっとギガ得プランなら開通月から翌月の35ヵ月間、ギガ得・標準プランなら開通月から翌月の23ヵ月間は、電話サービスの料金がかかりません。

ネット＋電話の場合、KDDI特典で工事費などの初期費用が全額割引になり、他社解約時の違約金は最大40,000円も負担してもらえます。

2ヵ月目～36ヵ月目まではネットのみと同じ料金で利用できるうえに、初期費用や他社乗り換え時の違約金もかからないので、ネット＋電話の申し込みがおすすめです。

マンションプランなら「GMOとくとくBB」

専用ページから申し込むと、最大73,000円キャッシュバック

GMOとくとくBBの専用ページからマンションプランに申し込むと、最大73,000円がキャッシュバックされます。

キャッシュバック額は、ネットのみなら31,000円、ネット＋電話なら41,000円です。

ネット＋電話に加えて、以下の指定サービスとセットで加入すると最大73,000円のキャッシュバックが受け取れます。

キャッシュバックは開通から11ヵ月目に対象キャッシュバックの半額、23ヵ月目の残りの半額が、指定口座に振り込まれます。

開通月の月額料金が無料！電話サービスの料金も2年間0円

GMOとくとくBBなら、開通月の月額料金が無料です。

お得プラン・お得プランA(2年契約)なら、電話サービスの料金も2年間0円になります。

ネット＋電話ならKDDI特典で初期費用の全額割引され、さらに違約金も最大40,000円まで負担してもらえるので、ネット＋電話での申し込みがおすすめです。

高性能WiFiルーター無料プレゼント

GMOとくとくBBの限定特典で、高性能のWiFiルーターが無料でもらえます。

ルーターレンタルや購入する手間や費用が省けるのは、嬉しいポイントです。

auひかりプロバイダの確認・変更方法

ここでは、auひかりのプロバイダ確認方法と、変更の可否について解説します。

• auひかりプロバイダの確認方法
• プロバイダは原則変更できない

auひかりプロバイダの確認方法

契約プロバイダは、auひかりに申し込んだ際の契約書類で確認できます。

KDDIお客様センターでも契約プロバイダを確認してもらえるので、もし手元に契約書類がない場合は電話してみてください。

プロバイダは原則変更できない

auひかりでは、プロバイダのみ変更することはできません。

もし変更するなら、一度auひかりを解約した後、再度auひかりを契約し直すことで、プロバイダの変更が可能です。

再度契約し直すとはいえ「解約」の扱いとなるため、契約期間ありのプランを契約していて更新月以外の場合は違約金、工事費の支払いがまだ残っている場合は工事費残債(一括支払い)、撤去が必要な場合は撤去費がかかります。

また契約時は「他社インターネットからの乗り換え」には該当しないため、キャッシュバックや割引などキャンペーンの適用条件に当てはまらず、特典は受け取れない可能性が高いです。

解約時の費用がかかる点と、契約時の特典が受け取れない点から、auひかりでのプロバイダ変更はおすすめできません。

auひかりプロバイダに関するFAQ

最後に、auひかりプロバイダに関するよくある質問をまとめました。

• 5ギガ・10ギガもプロバイダを選べる？
• プロバイダを解約すると違約金がかかる？

5ギガ・10ギガもプロバイダを選べる？

戸建ての「ホーム5ギガ/10ギガ」は、以下7つのプロバイダから選択可能です。

• @nifty
• T COM(アットティコーム)
• au one net
• BIGLOBE
• DTI
• So-net
• GMOとくとくBB

※5・10ギガプランは戸建て限定のため、マンションの場合は利用できません。

プロバイダを解約すると違約金がかかる？

契約期間ありプランを契約していて、更新月以外に解約する場合は、解約金がかかります。契約期間なしプランを契約中なら、解約金はかかりません。

以下に、解約時の違約金をまとめました。

契約期間ありプランの場合、更新月(契約満了月の当月～翌々月の3ヵ月間)に解約すれば、解約金はかかりません。更新月の確認は毎月届く請求書やMy auで確認できます。

さらに契約期間以内に解約する場合は、解約金に加えて工事費残債※、必要な場合は撤去費の支払いも必要です。※一括支払いのみ。

工事費残債や撤去費を確認したい場合は、KDDIお客様センターに電話で調べてもらえます。

auひかりのプロバイダまとめ

auひかりのプロバイダについて、詳しく紹介しました。

• プロバイダによって、キャッシュバック・割引やサポート・サービスが異なる
• 月額基本料金や最大速度は、プロバイダで左右されない
• 戸建てなら「@nifty」、マンションなら「GMOとくとくBB」がおすすめ

プロバイダは、光回線が提供している設備を使用して、インターネットを提供しています。つまり、光回線＋プロバイダを契約しなければ、インターネットは利用できません。

戸建てなら8社、マンションの場合は9社からプロバイダを選べます。しかし、建物の規模などによってプランが決定するため、マンションの場合は選択できるプロバイダが限られるため注意しましょう。

プロバイダによって、キャッシュバック・割引のキャンペーンや、サポート・サービスが異なるので、ぜひ本記事を参考に自身に合ったプロバイダを選択してみてください。