縛りなしの光回線おすすめ5選！解約違約金なしの回線を比較【2025年1月】

光回線を契約するときに、契約期間や解約違約金がネックに感じたことはないでしょうか。

契約期間は「縛り」とも呼ばれています。縛りがある光回線を選ぶと、好きなタイミングで解約できず、場合によって解約違約金が発生する場合があるので注意が必要です。

本記事では、縛りなしのおすすめ光回線を5社紹介します。実質料金や月額料金、工事費が安い光回線など項目別にも比較しているので、縛りなしの光回線を探している方は参考にしてみてください。

縛りなしの光回線とは？

「縛りなしの光回線」とは、契約期間の定めがなく、解約時に違約金が発生しないインターネット回線のことを指します。

通常、光回線の契約では「2年縛り」や「3年縛り」といった契約期間があり、契約期間中に解約すると違約金が発生する場合があります。

しかし、「縛りなし」の光回線なら、そのような制約がないため、ユーザーは気軽に光回線を利用できます。

縛りなしの光回線は、転勤や引っ越しが多い方、一時的にインターネットを利用したい方におすすめです。

また、初めて光回線を契約する方や、契約後に他社サービスへの乗り換えを検討したい方にとっても、大きなメリットがあります。

縛りなしの光回線8社比較一覧

上記の表に記載のある「実質月額料金」とは、月額料金に手数料・工事費などの諸費用やキャッシュバックを含めた料金のことです。

当編集部では、以下のように実質月額料金を計算しています。

• 実質月額料金=(月額料金×契約期間+諸費用-特典)÷契約期間

ここからは、縛りなしの光回線の料金と通信速度を比較していきます。

縛りなし光回線の料金を比較

縛りなしの光回線の戸建てタイプは、4,500〜5,000円前後で利用できます。その中でも月額料金が一番安いのは「So-net 光 S」です。

So-net 光 Sは、5ヵ月目までは0円、6ヵ月目以降は4,500円(税込)で利用できます。NTTフレッツ光の回線を利用した光コラボなので、全国で利用できるのが特徴です。

マンションタイプは、3,500〜4,000円前後で利用できます。マンションタイプで一番料金が安いのは戸建てと同じ「So-net 光 S」です。

5ヵ月目まで0円、6ヵ月目以降は3,400円(税込)で利用できます。また、NUROモバイルとのセット割も対象になっているお得な光回線です。

縛りなし光回線の通信速度を比較

戸建てタイプ・マンションタイプともに下り平均速度が速いのは「enひかり」です。どちらも430Mbps以上の速度を計測しており、オンラインゲームや動画ストリーミングも問題なく利用できます。

その他の回線も220Mbps以上の平均下り速度なので、SNSや動画視聴であれば問題なく利用できるので、快適なインターネットを楽しめます。

なお、自宅の通信環境や通信台数により通信速度は変化します。自宅と同じ地域の光回線の速度を調べたい方は「みんなのネット回線速度」で通信速度を調べてみるのをおすすめします。

縛りなしのおすすめ光回線5選

ここからは縛りなしのおすすめ光回線5社を詳しく解説していきます。

• enひかり
• おてがる光
• excite MEC光
• DTI光
• GMOとくとくBB光

enひかり｜速くて安い光コラボ回線

enひかりは、今回比較した縛りのない光回線の中で最速の光回線でした。通信速度が速いだけでなく、月額料金が安いのも特徴です。

NTTフレッツ光の回線を利用した光コラボなので、全国で利用できます。引っ越しが決まっている方や転勤が多い方にはおすすめの光回線です。

また、enひかりの契約者は、モバイルWiFiルーターをいつでも無料レンタルできます。無料期間は3泊4日で、旅行・出張・入院・引越・一時帰国・スマートフォンの速度制限時などに便利なサービスです。

おてがる光｜工事費実質無料

おてがる光の月額料金は、戸家プランが4,708円(税込)、マンションプランが3,608円(税込)です。工事費用は割引が適用され実質無料です。

キャッシュバックはないものの、月額料金が安いため、月額料金を抑えたい方にはおすすめの光回線です。

また、より高速通信を利用したい方には、IPv6オプションを月額165円(税込)で付けられます。動画をサクサク視聴したい方やアプリのアップデートの待ち時間を減らしたい方にも最適です。

また、事業者変更や転用で申し込んだ場合、基本料金が最大12ヵ月間550円(税込)割引されます。事業者変更や転用は工事不要のため、光回線の乗り換えを検討している方にとっても、おてがる光は最適です。

excite MEC光｜初月支払い0円

excite MEC光の特徴は、通常3,300円(税込)の開通手続き料が0円、またはWiFiルータープレゼントを選べる点です。

excite MEC光を利用するにはtransix（DS-Lite）対応ルーターが必要です。ルーターは、自身で購入、レンタル、またはWiFiルータープレゼントから選べるので、費用を抑えたい方はWiFiルータープレゼントを選びましょう。

また、excite MEC光はIPv6(IPoE／IPv4 over IPv6)に対応しています。時間帯により混雑しやすいPPPoEに比べて、IPoEは混雑ポイントを通らないため、安定した速度が出やすくなります。

さらに、excite MEC光は移転工事費用が無料のため、引っ越しや転勤が決まっている方でも安心して契約できる光回線です。

DTI光｜契約者全員にWiFiルータープレゼント

DTI光は、「auスマホ」や格安SIM「DTI SIM」とのセット割が利用できるのがメリットの一つです。

auスマホとのセット割は、毎月最大1,320円(税込)割引、DTI SIMは月額165円(税込)割引されます。auスマホ、DTI SIMを契約している方は、毎月の通信費を抑えられます。

DTI光の工事費は通常26,400円(税込)かかりますが、工事費割引のキャンペーン適用で実質無料です。光回線の工事費が高くて導入を迷っている方でも安心して契約できます。

また、PCやスマホをWiFi利用する際に必要なWiFiルーターも契約者全員にプレゼントされるので、初期費用を抑えられます。

GMOとくとくBB光｜ルーターレンタルずっと無料

GMOとくとくBB光は、NTTフレッツ光の光回線を利用している光コラボ商品です。

GMOとくとくBB光には、1ギガプランを申し込んだ全員に5,000円キャッシュバックがあります。

また、現在他社回線を利用している方には、乗り換え特典として他社解約違約金が最大60,000円還元されます。他社解約金や回線撤去費用などが掛かる場合に利用できます。

さらに、GMOとくとくBB光を契約するとWiFiルーターを無料でレンタルできるので、自分でルーターを購入する必要がありません。

縛りなし光回線の選び方

縛りなし光回線を快適に利用するためには以下のポイントに気をつけましょう。

• 実質月額料金が安い光回線を選ぶ
• 工事費が無料の光回線を選ぶ
• IPv6対応で速度が速い光回線を選ぶ

実質月額料金が安い光回線を選ぶ

光回線の料金プランは複雑に見えますが、比較する際は「実質月額料金」を比較するのがおすすめです。

実質月額料金とは、月額料金にキャッシュバックや手数料などを含めた1ヵ月あたりの平均金額のことです。

月額料金が安くても、工事費などを追加すると平均月額は上がってしまうので、安い光回線を契約したい方は実質月額料金を確認しておきましょう。

工事費が無料の光回線を選ぶ

光回線の初期費用は工事費が発生します。工事費には「実質無料」と「完全無料」の2種類があります。

実質無料は、毎月の割引で実質無料になります。支払い明細に工事費と記載されますが、同じ金額が割引されて工事費の負担はゼロです。

しかし、工事費が分割支払いになっているため、残債が残っている間に解約すると残債が請求されます。

それに対し完全無料は、工事費が本当に無料です。支払い明細に工事費と記載されないため、途中解約しても工事費の請求をされることはありません。

短期間だけ使う予定の方は「完全無料」、長期間使う場合は「実質無料」のどちらでも通信費を抑えられます。

IPv6対応で速度が速い光回線を選ぶ

快適なインターネット環境が必要な方は、通信速度に注目しましょう。

特にオンラインゲームや動画視聴を快適に楽しむには、混雑を回避する「IPv6」に対応している光回線を選びましょう。

IPv6とは、従来のIPv4よりも混雑しにくく、高速で安定した通信が可能です。IPv6対応のプロバイダを選ぶことで、ピークタイムでもストレスなくインターネットを利用できます。

縛りなしの光回線に関するよくある質問

最後に、縛りなしの光回線に関するよくある質問について回答していきます。

• 光回線の2年縛りはいつ廃止される？
• 光回線の「自動更新」とは？
• 光回線の「最低利用期間」とは？

光回線の2年縛りはいつ廃止される？

現在のところ、光回線の契約期間や解約金の消滅に関する制度はありません。

しかし、携帯電話の2年縛りと違約金が政府の指導により撤廃されたため、今後は光回線の違約金も同様に消滅する可能性があります。

契約期間の縛りを嫌だと感じる方には、最初から縛りがない光回線を選ぶことがおすすめです。

光回線の「自動更新」とは？

光回線の「自動更新」とは、契約期間が終了しても手続きをしない限り、同じ条件で契約が繰り返されることを意味します。

自動更新は便利な側面もありますが、気づかずに継続していたために、解約するときに違約金が発生することもあります。

光回線を何年間利用する予定かを考え、自分にとって最適な契約プランにすることが大切です。

短期間で解約、またはいつ解約するかわからない方は縛りなしの光回線がおすすめです。

光回線の「最低利用期間」とは？

光回線の「最低利用期間」は、2年や3年で設定されている会社が多いです。

最低利用期間内に光回線を解約すると、違約金が発生することがあります。

最低利用期間内に引っ越しや転勤などで光回線を解約する可能性がある場合は、縛りなしの光回線を契約するのがおすすめです。

縛りなしの光回線まとめ

• 縛りなしの光回線は気軽に使える
• 実質料金や工事費が安い回線がおすすめ
• IPv6対応の回線を選ぶ

縛りなしの光回線は、通常の2年契約の光回線と違い、いつ解約しても解約金や違約金が発生しません。引っ越しや転勤を機に光回線を解約する可能性がある方には特におすすめです。

また、縛りなしの光回線を選ぶ際は、実質料金や工事費が安い回線を選びましょう。

短期間で解約する可能性があっても、月額料金や工事費が高いと総額が上がってしまいます。ご自身が住んでいるエリアで使える回線を探してお得に利用しましょう。

さらに、高画質の動画視聴やオンラインゲームには、通信速度や安定性が高い回線が必要です。その中でもIPv6に対応している光回線を選ぶことで、ストレスなくインターネットを楽しめます。

▼契約期間の有無以外も比較した上でどの光回線にするか決めたいという方は、料金・速度など様々な要素で比較してわかったおすすめの光回線を紹介しているこちらの記事をご覧ください。