※当記事はPRを含みます。
※カシモWiMAXは株式会社マーケットエンタープライズの関連会社、株式会社MEモバイルが運営しています。
「光回線」は、インターネットを利用する手段の1つです。
パソコンやタブレットなどの端末を自宅でインターネット接続したい場合は、光回線やWiFiなど通信サービスとの契約が必要になります。
世の中にはさまざまな通信サービスがありますが、なかでも光回線は高速で快適に利用できるインターネットサービスとして有名です。
本記事では「そもそも光回線ってなに?なぜ速いの?」といった初歩的な話から、他インターネットサービスとの違い、メリット・デメリットなど、光回線についてわかりやすく解説しています。
光回線の選び方や利用するまでの手順、かかる費用の目安なども紹介しているので、光回線を検討している人はぜひ参考にしてみてください。
そもそも「光回線」とは?
光回線とは、光ファイバーを利用したインターネット通信回線のことです。
▼光ファイバーの図
光ファイバーはガラスやプラスチックなどでできた透明な線で、光の反射を繰り返すことでデータが送受信されます。
透明度がとても高い素材を使用することで、光が弱まることなく遠くまでデータ伝送が可能です。
用途は違うものの、市販されている光ファイバーライトや街中の透明な線が使用されているイルミネーションも、光ファイバーの一種です。
従来のインターネット通信で使用されてきた電話線やLANケーブルでは、同軸ケーブルというもので、中心部分に銅線が使用されています。
ゆえに、電子機器などによってもたらされる電磁波の影響や、雷などの電気的な障害を受けやすい傾向にありました。
一方、光ファイバーは電気を通さない素材でできているため、電磁波や電気的な障害を受けにくいのがメリットです。
また金属を使用していないため、銅線が使用されている従来の電話線やLANケーブルのように、腐食・酸化による劣化が怒らず長持ちするのも利点といえます。
WiFiとの違い
光回線とWiFiの違いは、「固定」か「無線」かになります。
光回線は物理的に通信線を引いたインターネット回線で、WiFiは無線化された電波を利用するインターネット回線です。
イヤホンで例えると、コードがある有線のイヤホンが「光回線」コードがないワイヤレスイヤホンが「WiFi」といったイメージです。
直接回線と接続することもあり、光回線はWiFiよりも速く速度も安定している点はメリットといえます。
光回線のデメリットは、直接繋がなければ使用できない点や、繋げられる端末数に限りがある点などから、使い勝手が悪いところです。
一方無線で接続が可能なWiFiは、届く範囲内なら自由な場所でインターネットを利用できる使い勝手の良さがメリットになります。
しかし、周囲の家電などによる電磁波の影響や複数同時に接続することによって、速度が遅くなったり不安定なことがあったりする点はデメリットです。
光回線の場合は、無線接続に対応したルーターを使用することで有線・無線どちらも使用できるため、固定・無線どちらのメリットも受けられるのも利点といえるでしょう。
プロバイダの役割
▼プロバイダのイメージ
プロバイダは、光回線事業者が整備している通信設備を用いて、インターネット利用を提供しています。
身近なもので例えると「電気」で考えるとわかりやすいかもしれません。
電気は電線から、戸建てやマンションなどの住宅に届けられています。しかし、ただ電気の設備が整っているだけでは、照明や家電などを利用できません。
東京電力などの電力会社と契約することで、やっと電気が利用できるようになります。
光回線も同様です。光回線事業者は、光ファイバーをそれぞれの住宅に繋げて通信設備を整えます。
しかし、通信設備を整えるだけではインターネットを利用できません。
プロバイダと契約することで、やっとインターネットが利用できます。光回線事業者・プロバイダは、どちらが欠けてもインターネットは使用できないわけです。
光回線事業者とプロバイダは、別々で契約が必要なケースと一体となっているケースがあります。
別々の場合は複数のプロバイダから選択が可能な場合が多く、一体型の場合は1つのプロバイダが決まっていることがほとんどです。
プロバイダとの別途契約が必要かどうかは、光回線事業者によって異なります。
光回線の種類
光回線の種類は、大きくわけて以下の3つに分けられます。
フレッツ光・光コラボ
フレッツ光は、NTT東日本・西日本が運営している光回線で、光コラボは、フレッツ光の回線を借りて運営されている光回線です。
どちらも47都道府県に対応しており、基本的には日本全国で利用できます。(一部エリアや10ギガは利用不可な場合あり)
異なるのは、月額料金・キャンペーン・スマホとのセット割で、速度や対応エリアは、フレッツ光・光コラボどちらも同じです。
フレッツ光から光コラボに転用する場合や、光コラボから別の光コラボに事業者変更する場合は、工事不要で自動的に新たな光回線事業者に切り替えられます。
独自回線
独自回線は、フレッツ光で未使用の回線(ダークファイバー)や、独自に保有している回線を使って運営している光回線です。
フレッツ光・光コラボに比べて利用者が少なく混雑しにくいため、より速く安定した速度が出るのが特徴です。
しかし、対応エリアが限られていることが多いため、住んでいる地域によっては利用不可なこともあります。
光回線と他インターネット回線の違い
ここでは、光回線と他インターネット回線との違いをまとめました。
固定回線|CATV・ADSL・ISDN
「WiFiとの違い」の項目でも記載した通り、固定回線は物理的に通信線を引いたインターネット回線です。
固定回線にもいくつか種類があり、それぞれ特徴が異なります。
CATV
CATVは固定回線のなかでも、ケーブルテレビの事業者が提供している固定回線です。
以前は従来インターネットである電話線やLANケーブルで使用されている、同軸ケーブルが使用されていました。
現在では、光回線で使用されている光ファイバーと同軸ケーブルを組み合わせた、光ハイブリッド(HFC)方式を採用している場合が多いです。
光ハイブリッド方式では、各戸付近の光電気信号変換装置までは光ファイバーケーブル、変換装置から宅内までは同軸ケーブルを引き込んでいます。
CATVの場合は、J:COMなどのケーブルテレビ事業者と契約して、開通工事を実施する必要があります。
アンテナ不要でテレビが見られる点や、地方局の番組などもありチャンネル数が多くバリエーション豊富な映像コンテンツを視聴できる点がメリットです。
そのため、よくテレビを視聴する場合や、テレビを視聴したいがアンテナを設置したくない、またはできない場合は、CATVは最適といえます。
そもそもケーブルテレビは、電波の届きにくい地域の人々にテレビ放送を提供するために開始されたサービスです。
そのため、山間部・離島など光回線が未対応のエリアであっても利用できる可能性があります。
もし光回線を利用できないエリアに住んでいる場合は、CATVから検討してみてください。
ADSL
ADSLは、電話線を使用してインターネット通信する固定回線です。
ADSLは、音声をそのまま電話線にのせて相手に届けます。糸電話と似たようなイメージです。
ADSLが1つの銅線につき1つの回線が使用可能なため、電話をしながらインターネットの利用はできません。
以前はADSLが主流なインターネット回線の1つでしたが、2025年1月末にサービス提供が終了(※)されます。
ADSL終了後も引き続きインターネットを利用したい場合は、光回線やCATVなどの他インターネットサービスへの乗り換えが必要です。
※ほとんどのADSLサービスは2024年3月に終了しています。ただし、2022年2月~2023年1月までの間に、フレッツ光が提供となったエリアでの「フレッツ・ADSL」のサービス終了は2025年1月31日です。
参考:NTT東日本・西日本の「フレッツ・ADSL」提供終了に伴う対応について
ISDN
ISDNもADSLと同様に、電話線を使用してインターネット通信する固定回線です。
ADSLのように銅線を用いますが、音声をデジタルに変換することで、音質が向上し聞き取りやすく改善されています。
ISDNは1つの銅線で2つの回線を使用できるので、音声通話だけでなくFAXやインターネットを同時に利用可能です。
ADSLと同様に以前は主流のインターネットの1つでしたが、2024年1月にサービスが終了しました。
無線回線|ポケット型WiFi・ホームルーター
「WiFiとの違い」の項目でも記載した通り、無線化された電波を利用するインターネット回線です。
工事不要で、手元に届けばすぐにインターネット利用が可能になります。
無線回線のサービスは、ポケット型WiFiとホームルーターの2つの端末から選択可能です。
ポケット型WiFi
ポケット型WiFiは、持ち運び可能なタイプの無線通信端末です。スマホと同じように、端末のバッテリーを充電して使用します。
充電さえあればどこでも利用できるため、主に外出時にインターネットを利用したい人におすすめです。
▼光回線は持ち運びができないので、外出先でも使いたい場合はポケット型WiFiを選ぶ必要があります。契約を検討したい方は、おすすめのポケット型WiFiを紹介しているこちらの記事を参考にしてください。
おすすめのポケット型WiFiを8社に厳選して紹介します。ポケット型WiFiのメリット・デメリット、比較ポイントなども詳しく解説していますので、ぜひ参考にしてぴったりのサービスを見つけてみてください。
ホームルーター
ホームルーターは、コンセントに差して使用するタイプの無線通信端末になります。
契約住所であればどこのコンセントに接続しても、インターネットの利用が可能です
ポケットWi-Fiよりも比較的速度が出やすいため、主に自宅でインターネットを利用する場合はホームルーターをおすすめします。
▼ホームルーターは工事なしで導入できるので、光回線の開通工事ができない物件でも利用できます。おすすめのホームルーターはこちらの記事で詳しく紹介しています。
ホームルーター(置くだけWiFi)を探している方に向けて、おすすめの会社や機種をご紹介!ホームルーターの基本的な種類や、比較するときのチェックポイントも解説します。安さや・通信速度・対応エリアなど条件に合ったホームルーターを見つけましょう。
光回線の4つのメリット
ここでは、光回線のメリットを紹介します。
通信速度が早く安定している
光回線は、他のインターネット回線よりも通信速度が早く、安定性にも優れている点がメリットです。
以下に、光回線と他インターネット回線の平均下り通信速度をまとめました。
平均通信速度 | Ping値 | ||
---|---|---|---|
下り | 上り | ||
光回線 | 381.71Mbps | 319.22Mbps | 19.39ms |
ケーブル テレビ 回線 | 202.38Mbps | 31.11Mbps | 29.76ms |
ADSL 回線 | 8.49Mbps | 2.93Mbps | 54.29ms |
ポケット WiFi | 43.75Mbps | 11.66Mbps | 41.56ms |
ホーム ルーター | 176.89Mbps | 20.91Mbps | 51.44ms |
- 「みんなのネット回線速度」にて、直近3ヵ月以内に計測された速度の平均値です。(2025年1月14日現在)
- 1ギガ・10ギガなど、全プランの平均速度です。
上記の表を見てわかる通り、光回線の平均下り通信速度は300Mbps以上と他のインターネット回線よりもかなり速いことがわかります。
メール・LINEのやりとりなら1~3Mbps、動画視聴なら30Mbps、オンラインゲームなら100Mbpほどの速度が必要です。
光回線なら、データ容量が多く必要な場合や速度が求められる場合でも、安心して利用できます。
光回線は速いだけでなく、速度が安定している点もメリットです。
光回線は、光ファイバー内で光の反射を繰り返すことで、データが送受信される仕組みとなっています。
光ファイバーの素材はガラスやプラスチックでつくられているため、銅線が使用されているケーブルテレビやADSLのように、電磁波の影響を受けません。
また、非常に透明度の高い素材を使用することで、光が弱まらず遠くまでデータを伝送できます。
そのため、光回線の設備から遠い場所であっても関係なく、提供エリア内なら安定した速度でインターネットを利用できます。
データ容量無制限で使い放題
光回線では、データ容量の制限はないことがほとんどです。
低価格なプランがある光回線では、速度制限を設けられていることもありますが、ほとんどの光回線では毎月無制限でインターネットが利用できます。
家族でインターネットを利用する場合やスマホで低容量プランを契約している場合も、光回線なら毎月のデータ容量が足りるかの心配は無用です。
また動画視聴やオンラインゲームなどの場合は、速度制限がかかって低速になったり、途中で止まってしまったりするのは嫌ですよね。
光回線なら無制限で利用できるため、動画視聴やオンラインゲームの利用でもストレスフリーで利用できます。
光電話を利用できる
ほとんどの光回線では、オプションとして光電話サービスも同時に契約が可能です。
光電話とは、光回線と同様に光ファイバーを使用した電話サービスとなっています。
基本料金は月額550円(税込)、通話料は距離に関係なく8.8円(税込)/3分で利用できるところが多いです。
電話線を使用する従来の固定電話よりも、安価で利用できる点がメリットになります。
従来の固定電話は、2028年12月末でサービスが終了する予定です。
今後も電話サービスを利用したい場合は、光電話に切り替えることで引き続き電話サービスを利用できるうえに、電話にかかるコストも抑えられます。
アンテナ設置なしでテレビを視聴できる
光回線では、オプションでテレビサービスを契約できる場合も多くあります。
光ファイバーを使用しているため、アンテナ不要でテレビ番組を視聴可能です。
地上波はもちろん、BS・CS放送にも対応していることが多いので、豊富なジャンルの映像を見られます。
快適なインターネット利用にくわえて、テレビ視聴もしたいという場合は、光回線×テレビサービスが最適です。
光回線の4つのデメリット
光回線のデメリットは、以下の4つがあります。
開通工事が必要で利用開始までに時間がかかる
光回線で新規契約となる場合は、開通工事が必要になります。契約がない状態から光回線を契約する場合は、新規契約となり開通工事が必須です。
またフレッツ光・光コラボから独自回線に乗り換える場合やその逆の場合も、使用している光回線設備が異なるため「新規契約」扱いとなり開通工事が必要になります。
光回線の申し込みから開通工事までにかかる時間は、早い場合は約1週間、遅い場合は約1ヵ月です。
土・日・祝日などの休日や引っ越しシーズンなど、工事が混み合う時期には2~3ヵ月以上かかこともあります。
また、光回線未導入のマンションや新築戸建て、光ファイバーが引き込まれている電柱が周囲にない、といった場合も、通常よりも手続きが多いため時間が必要なケースもあります。
すぐインターネットを利用したい人にとっては、開通工事に時間がかかる点はデメリットといえるでしょう。
それでも光回線を使用したい場合は、インターネットが利用できない期間はポケットWiFiやホームルーターをレンタルしましょう。
光回線事業者やプロバイダから、開通までの間ポケットWiFiなどのルーターを無料でレンタルできる場合もあるので、活用してみてください。
外出先に持ち運びができない
光回線は、物理的に通信線を引き込む有線タイプのインターネット回線なので、光回線が引き込まれている建物内でしか利用できません。
WiFiルーターなどを使用したとしても、無線LANが届く範囲での利用となります。
外出先に持ち運ぶことはできないため、外出時にインターネット利用するには不向きでしょう。
光回線の契約時に外出先でたくさんインターネットを利用する時は、スマホのテザリング機能を利する、スマホのデータ容量を追加購入するといった工夫が必要かもしれません。
主に外出先でインターネットを利用する人は、ポケットWiFiの方がおすすめです。
解約金が発生することがある
光回線では、契約期間が2~3年に定められていることがよくあります。
契約期間よりも早く解約する場合や、更新月(契約満了月前後の約1~3ヵ月間)以外で解約する場合は、解約時に違約金が発生するため、解約時に出費がかかる点がデメリットです。
工事費を分割で支払っている場合は、残りの工事費残債も一括で支払う必要があるため注意しましょう。
更新月に解約すれば、違約金はかからず工事費もすべて支払っている場合がほとんどです。解約や乗り換えの際に少しでも出費を抑えたいなら、更新月に解約しましょう。
なかには、契約期間なしのプランがある光回線も存在します。
転勤や長期出張、単身赴任などの理由で、2年以内に解約する可能性がある場合は契約期間なしプランがおすすめです。
契約期間なしのプランなら、数ヵ月での解約であっても違約金はかかりません。ただし、工事費残債がある場合は一括で支払うことになるので覚えておきましょう。
また契約なしプランは、契約期間ありプランよりも月額料金が高かったり、キャッシュバック・割引などのキャンペーン条件から外れる場合があります。
そのため、2年以上契約する場合は契約期間ありプランの方がお得に利用できるでしょう。
利用できないエリア・建物がある
光回線は提供エリア内であれば、快適なインターネット利用が可能です。しかし、エリア外の場合はインターネットの利用ができません。
フレッツ光や光コラボは全国対応ではあるものの、山間部や離島などの場合は光回線が利用できないこともあります。
また各自で光回線設備を所有している独自回線は、利用できるエリアが限られている場合が多いです。
提供エリア内であっても、建物が古い・周囲に電柱がなどの理由で光回線開通工事ができず利用できないケースもあります。
マンションの場合、光回線が導入されていないこともあり、開通工事を実施するには大家さんの許可が必要です。
大家さんの許可が下りない場合も、光回線を利用できません。
光回線はこんな人におすすめ
光回線は、以下のような人におすすめです。
通信速度を重視する人
通信速度の速さを重視したい人は、光回線がおすすめです。
光回線は他インターネット回線に比べても通信速度が早く、下りの平均通信速度は300Mbps以上となっています。
速いだけなく速度の安定性にも優れているため、快適なインターネット利用を実現可能です。
ゲーム・動画視聴を快適に楽しみたい人
主な利用目的がオンラインゲームや動画視聴の場合も、光回線がおすすめです。
光回線は通信速度が速い&安定だけでなく、データ無制限なので速度制限がない点もメリットになります。
オンラインゲームや動画視聴の場合は、途中で速度が遅くなったり止まったりするのはかなり不便でしょう。
光回線であれば低速や途中で止まるといったの心配なく、ストレスフリーでゲームや動画視聴を楽しめます。
複数人・複数台でネットを利用する人
家族やパソコン・スマホ・タブレット・ゲーム機など複数の端末で、インターネットを利用した場合も光回線がおすすめです。
光回線はデータ無制限なので、家族などの複数人で利用する場合や複数の端末を利用する場合でもデータ容量や速度制限の心配がいりません。
各自が快適にインターネットを利用できます。
光回線は固定回線ですが、WiFiルーターを利用することで無線回線としても利用できるため、使い勝手の良さも魅力です。
▼当てはまる方は、おすすめの光回線を紹介しているこちらの記事を参考に、自分に合った光回線を見つけましょう。
光回線選びで迷っている方必見!26社を比較してわかったおすすめの光回線を紹介しています。光回線の仕組みから、賢い選び方・確認すべきポイントも解説しているので、光回線の契約を検討している方は、ぜひ参考にしてください。
光回線の賢い選び方
ここでは、光回線の選び方について詳しく紹介します。
スマホキャリアに合わせて選ぶ
光回線では、指定キャリアのスマホを利用していることでスマホセット割が適用される場合があります。
割引額は、スマホ1台につき月額220円~1,100円ほどです。
同居家族や、光回線によっては別居している家族でもスマホセット割が適用されるため、家族で同じスマホキャリアの場合は通信費を大幅に削減できます。
- ドコモ光(ネットのみ)とドコモスマホとのセット
→月額1,100円(税込)/台割引 - auひかり(ネット+電話)とau・UQモバイルスマホとのセット
→月額1,100円(税込)/台割引 - ソフトバンク光(ネット+電話+指定オプション加入)とソフトバンクスマホとのセット
→月額1,100円(税込)/台割引
スマホセット割の条件は、光回線によってさまざまです。
オプション加入不要のところもあれば、電話サービス・指定オプションへの加入が必要な場合もあります。
契約する光回線によっては、不要なサービスに料金を支払う可能性もあるので、スマホセット割は割引額だけでなく、条件もしっかりチェックしましょう。
実質月額料金の安さで選ぶ
安さを重視する場合は、実質月額料金で光回線を比較して選びましょう。
実質料金は、契約期間(2または3年)利用した場合の総額を契約期間で割ることで算出できます。
工事費・事務手数料などの初期費用や、キャッシュバック・割引などのキャンペーン特典も含まれているため、お得な光回線が一目瞭然です。
キャンペーンは時期によって変動する場合があります。そのため、その都度月額料金やキャンペーンなどの情報を確認して、実質月額料金を算出すると確実です。
▼安さ重視で選びたい方は、料金が安い光回線をまとめている記事をあわせてご覧ください。
光回線を安く利用したい方必見!光回線各社の料金を比較し、おすすめの安い光回線を紹介します。安い光回線を選ぶためのポイントや、契約時の注意点も解説しているので、光回線を申し込む前にチェックしてください。
通信速度の速さで選ぶ
オンラインゲームや動画視聴でインターネットを利用する場合や、契約中のインターネットサービスが遅く感じる場合は、通信速度の速さで光回線を選びましょう。
通信速度は「みんなのネット回線速度」でチェックできます。
速度を改善したい場合は、契約しているインターネットサービスの通信速度と比較して速いかどうかも、確認するとよいでしょう。
より高速さを求めるなら、独自回線や10ギガプランがおすすめです。
独自回線や10ギガプランは提供エリアが限られているため、住んでいる地域が提供エリア内かどうかもあわせて確認してください。
▼光回線の速度はどれくらいが快適なのか、詳しく知ってからどのサービスにするか選びたいという方は、こちらの記事をあわせてご一読ください。
※当記事はPRを含みます。※カシモWiMAXは株式会社マーケットエンタープライズの関連会社、株式会社MEモバイルが運営しています。 「光回線を導入するのに最大速度を参考にすればいいの?」「オンラインゲームに最適な速度って …
利用用途・目的で選ぶ
適切な料金で快適なインターネット利用を実現したいなら、インターネットの利用用途や目的でプランを選びましょう。
光回線では最大速度1ギガのプランと、10ギガのプランが用意されている場合が多いです。
事業者によっては1ギガのみの場合や、5ギガプランが用意されていることもあります。
ギガ数が多いほど、月額料金は高く設定されているので、速ければいいとも限りません。
速度が必要な利用目的でギガ数の少ないプランを選ぶと、料金は抑えられますが速度に満足できず、快適なインターネットを実現できません。
一方、あまり通信速度が必要ない利用目的でギガ数の多いプランを契約すると、必要以上の料金がかかることになります。
実際に必要な速度は、インターネットの利用用途・目的によって異なるため、以下の画像を参考にしてみてください。
レンタルルーターの性能で選ぶ
無線でインターネットを利用したい場合、使用するルーターによっても速度の速さや安定性が左右されます。そのため、レンタルルーターの性能も重要なポイントです。
光回線では、WiFiルーターをレンタルできるところも多くあります。レンタル料に関してはかかるところもあれば、無料なところもあり、さまざまです。
またレンタルされているルーターの性能も、光回線によって異なります。
ルーターの性能によっては満足のいく速度が出ず不便に感じる場合があるので、レンタルルーターの料金だけでなく性能もしっかり確認しておきましょう。
特に、以下のポイントをチェックしておくとよいです。
表記例 | 説明 | |
---|---|---|
最大 通信速度 | 最大〇〇Gbps・Mbps | 数字が大きいほど高速通信が可能 |
周波数帯 | 2.4GHz・5GHz・6GHz | 2.4GHzは電波が遠くまで届きやすく 壁・床などの障害物に強いが、家電 製品などの電波干渉を受けやすい。 5~6GHzは家電製品などの電波干渉を 受けにくいが、壁・床などの障害物に よって電波が弱くなりやすい。 複数の周波数帯に対応していると、 使用する環境によって切り替えが できて便利。 |
最大 接続台数 | 最大◯台 | 接続できる最大台数のこと。 |
Wi-Fi規格 | Wi-Fi(数字) IEEE 802.11(アルファベット) | 「Wi-Fi(数字)」と表記されている 場合、数字が大きいものほど 新しい規格。 新しい規格ほど最大通信速度が早く、 複数の周波数帯に対応している。 Wi-Fi6以上(IEEE 802.11ax) がおすすめ。 |
ビーム フォーミング | – | 特定デバイスを追跡して電波を届けて くれる機能。 自宅が広い場合や3階建ての戸建てで 使用する際にあると便利。 |
MU-MIMO | – | 複数の端末を同時接続しても 通信速度の低速が起きにくく なる技術。 家族などの複数人や複数台で 利用する際にあると便利。 |
光回線の公式サイトでは、ルーター性能の詳細までは掲載されていない場合もあります。
メーカー名と型番で検索すると、メーカーの公式サイトで確認できることが多いので、より詳しい性能を知りたい人はチェックしてみてください。
光回線を利用するまでの流れ・手順
ここでは、光回線を利用できるようになるまでの流れ・手順を紹介します。
1. 提供エリアを確認する
まずは、契約したい光回線の提供エリアをチェックしましょう。住んでいる地域が提供エリア内であれば、OKです。
もし提供エリア外の場合は契約できないため、提供エリア内の光回線を選びなおしましょう。
フレッツ光や光コラボは、基本的に全国で利用できます。
独自回線の場合は、地域がかなり限定されている場合もあるので要注意です。
2. 光回線を申し込む
提供エリア内であることを確認したら、契約した光回線に申し込みましょう。
申し込みは電話やWebでできます。おすすめは、24時間いつでも申し込めるWebです。
専用ページや正規代理店ページから申し込むと、より多くのキャッシュバック・割引などの特典がもらえる場合もあります。
3. 工事日を調整する
申し込み後は、開通工事の日程を調整します。開通工事は、申し込みから1週間~1ヵ月程度かかります。
開通工事には立ち会いが必要なケースもあるため、立ち会い可能な日を選択しましょう。
土日祝などの休日も工事は可能ですが、追加料金がかかったり、工事が混み合うため工事日が申し込みから1ヵ月以上かかったりすることもあります。
なるべく早く工事を済ませたいなら、比較的空いている平日に希望するのがおすすめです。
▼こちらの記事では、光回線の工事内容や、立ち会いが必要・不要なケースについて詳しく解説しています。
光回線を利用するためには工事が必要だけど、実際何をするのかわからないという方も多いのではないでしょうか。本記事では、光回線の工事内容や費用、工事実施までの流れを解説します。立ち会いが必要なケースと不要なケースなどもまとめているので、これから光回線を申し込む方はぜひ参考にしてしてください。
4. 開通工事を実施する
工事日か決定したら、開通工事が実施されます。開通工事にかかる時間は、約2~3時間が一般的です。
フレッツ光から光コラボに転用する場合や、光コラボから他の光コラボに事業者変更する場合は、工事は必要ありません。
約1週間ほどで自動的に、新たな光回線に切り替わります。
5. ルーターを設定する
工事が完了したら、ルーターを設定します。
ONU・ホームゲートウェイなどの設定は工事業者が設定してくれますが、WiFiなどのルーターは設定が必要です。
ルーターは光回線事業者またはプロバイダから、レンタルできる場合も多いので、その場合は提供されたマニュアル通りに設定しましょう。
購入したルーターを使用したい場合は、同封されている説明書・マニュアルの指示にしたがって設定してください。
設定できない場合や不安な人は、光回線事業者またはプロバイダのサポートを利用すれば、解決できる可能性が高いです。
光回線の利用でかかる費用
ここでは、光回線の利用でかかる費用の目安を表にまとめました。
光回線の でかかる 費用 | 料金目安 |
---|---|
利用料金 | 戸建て:月額5,000円~6,000円ほど マンション:月額4,000円~5,000円ほど 10ギガ:月額6,000円~7,000円ほど |
工事費 | 派遣工事なし:1,000~3,000円ほど 派遣工事あり:15,000円~40,000円ほど |
事務手数料 | 1,000円~3,000円ほど |
プロバイダ 利用料 ※フレッツ光の 場合のみ | 500円~1,000円ほど |
1ギガの月額料金は、戸建てとマンションで分けられていることが多く、戸建ての方は1,000円~2,000円ほど高いです。
10ギガの月額料金はほとんどの場合、戸建て・マンションどちらも同じ料金に設定されています。
キャンペーンによる割引で1年間は割引価格で利用できる場合や、スマホセット割によって月額1,000円ほどの割引を受けられる場合もあります。
工事費は、派遣工事の有無など工事の内容によっても費用が変わります。工事費の支払いは、24ヵ月または36ヵ月の分割のケースが多いです。
光回線によっては工事費が完全無料のキャンペーンや、または工事費の分割支払い相当を毎月割引することで工事費実質無料のキャンペーンを実施していることもあります。
少しでも費用を抑えたいなら、工事費キャンペーンを活用しましょう。
事務手数料は初回のみ支払いが必要で、1,000円~3,000円ほどかかります。
キャンペーンによって事務手数料が無料になるところもあるので、初期費用を抑えたい人は要チェックです。
フレッツ光以外の場合、プロバイダ利用料は不要で、光回線の月額利用料金に含まれていることがほとんどです。
光回線でかかるおよそのトータル費用
ここでは、光回線で1ヵ月・1年間・3年間にかかるおよそのトータル費用を表にまとめました。
およその トータル費用 ※1ギガの場合 | 開通工事ありの場合 (新規契約) | 開通工事なしの場合 転用・事業者変更 |
---|---|---|
1ヵ月 | 5,000円~8,000円ほど (初月のみ+1,000~3,000円) | 4,000円~6,000円ほど (初月のみ+1,000~3,000円) |
1年間 | 70,000~90,000円ほど | 50,000円~70,000円ほど |
3年間 | 190,000円~250,000円ほど | 170,000円~210,000円ほど |
上記のトータル費用は、あくまでも目安です。
キャンペーンによるキャッシュバックや、スマホセット割による割引などの特典によって、もっと安く利用できる場合もあります。
光回線についてのまとめ
光回線の仕組みや他インターネット回線との違い、メリット・デメリット、選び方などについて紹介しました。
- 光回線は光ファイバーを用いた固定タイプのインターネット回線。従来のインターネット回線よりも高速で安定した速度なのがメリット
- データ無制限で利用できるため、速度制限の心配なし
- 速度重視の人や家族・複数台で利用する人におすすめ
光回線は、ケーブルテレビ回線や電話線を用いたインターネット回線、無線回線といったインターネット回線よりも通信速度が早く、安定している点が最大のメリットです。
データ無制限で利用できるため、速度制限の心配なくインターネットを利用できます。
速度重視の人やオンラインゲーム・動画視聴などで利用したい人、家族・複数台で利用したい人に、光回線はおすすめです。
ぜひ本記事を参考に、ぴったりの光回線サービスを選んでみてください。