WiMAXとポケットWiFiの違いとは?速くて繋がるのはどっち?

※当記事はPRを含みます。
※カシモWiMAXは株式会社マーケットエンタープライズの関連会社、株式会社MEモバイルが運営しています。

持ち運べるモバイルWiFiルーターといえば、WiMAXやポケットWiFiが思い浮かびますよね。

実は、「WiMAX=ポケットWiFi」ではないことをご存知ですか?よく似た名前ですが、実は速度も料金も全く違うWiFiルーターです。

ポケットWiFiとWiMAXを比較し、どんな違いがあるのか、どんな人におすすめなのかを解説します。

WiFiの契約を考えている方は、失敗しないWiFiルーターを選ぶためにもぜひご一読ください!

1分でわかる!記事の内容
  • ポケットWiFiはソフトバンク、WiMAXはUQ WiMAXが提供するモバイルWiFiのこと
  • ポケットWiFiとWiMAXの主な違いは、月額料金と速度制限
  • 安くて無制限に使えるWiMAXの方がおすすめ

ポケットWiFiとWiMAXとは?

ポケットWiFiとWiMAXは、持ち運べるWiFiルーターという点では同じです。ですが、それ以外は全くの別物です。

ポケットWiFiとWiMAXは、それぞれ別の会社が商標を持っています。ポケットWiFiはソフトバンク(株)WiMAXはUQコミュニケーションズ(株)の商標です。

そのためポケットWiFiとは、「ソフトバンク」とその子会社である「ワイモバイル」のモバイルWiFiのことをいいます。

同じくWiMAXとは、「UQ WiMAX」とそのプロバイダである「WiMAXプロバイダ※1」のモバイルWiFiのことです。

つまり、ポケットWiFi=ソフトバンク・ワイモバイル、WiMAX=UQ WiMAX・WiMAXプロバイダのモバイルWiFiのことです。よって、WiMAXのポケットWiFi、ポケットWiFiのWiMAXは存在しません。

なお、一部のWebサイトでは「ポケット型WiFi」という名前も目にしますが、これは「持ち運びできるWiFiルーター」の意味で使われています。

ポケットWiFiとWiMAXは、販売している会社も通信回線も違うためさまざまな違いがあります。どのような違いがあるかは、次の「ポケットWiFiとWiMAXの違い」で解説していきます。

(※1)WiMAXプロバイダとは、UQ WiMAXから通信回線を借りてモバイルWiFiを販売している会社のこと。

ポケットWiFiとWiMAXの違い

ポケットWiFiとWiMAXの違いを比較していきます。

通信回線・周波数帯の違い

ポケットWiFiとWiMAXは利用している周波数帯が違うため、速度と繋がりやすさも違います。

ポケットWiFiは、1.5GHz〜2GHzの周波数帯を使っています。一方WiMAXが利用しているのは、2.4GHzと5GHzの2つの周波数帯です。

周波数帯が違うと、(1)電波の伝わり方や(2)送受信できる情報量に差が生まれます。低周波数帯の電波は回り込み、送信できる情報量は少ないです。反対に、高周波数帯の電波は直進しやすく、送受信できる情報量が多くなります。

言い換えると、低周波数帯は電波が届きやすい点、高周波数帯の電波は送受信できる情報量が多い点が強みです。

そのため、低周波数帯のポケットWiFiは地下や建物内など、障害物が多い場所でも電波が届きやすいとされています。高周波数帯のWiMAXは一度に大量のデータを送受信できるため、通信速度が速いです。

実際は使用する環境によって速度も繋がりやすさも変わりますが、ポケットWiFiとWiMAXにはこのような電波特性上の違いがあります。

対応エリアの違い

ポケットWiFiとWiMAXは使用している基地局が違うため、対応エリアも違います。

ポケットWiFiもWiMAXも人口が多い都市部には対応していますが、山間部は対応エリア外になっている場合があります

それぞれカバーしているエリアが微妙に違うため、山に囲まれた地域にお住まいの方は、先に対応エリア内か確認しておいた方が良いでしょう。それぞれの対応エリアは公式HPか、WiMAXのサービスエリアから確認できます。

なお、次世代通信規格である5Gはまだまだ対応エリアが限定的です。5Gの利用を想定している方は、都市部でも対応エリアかどうか確認しておくことをおすすめします。

通信速度・速度制限の違い

ポケットWiFiとWiMAXの最大速度と通信制限を表にまとめました。

ポケットWiFi
ソフトバンク
ポケットWiFi
ワイモバイル
UQ WiMAX
端末Pocket WiFi 5G A101ZTPocket WiFi 5G A102ZTSpeed WiFi 5G X12
端末名Pocket WiFi 5G
A101ZT
Pocket WiFi 5G
A102ZT
Speed Wi-Fi 5G
X12
下り
最大速度
2.4Gbps2.4Gbps3.9Gbps
上り
最大速度
838Mbps838Mbps183Mbps
データ容量50GBまで3日間で10GBまで無制限
制限期間翌月1日まで翌日1時まで
制限時速度最大128Kbps最大1Mbps

通信速度

インターネットには、上り速度と下り速度の2つがあります。下りがダウンロード(受信)時の速度、上りがアップロード(送信)時の速度です。

下り速度はUQ WiMAXの最大3.9Gbps、上り速度はポケットWiFiの最大838Mbpsが最高速度でした。快適な通信に必要な速度は大体10〜30Mbps前後といわれているため、ポケットWiFiもWiMAXも十分な通信速度です。

なお、モバイルWiFiルーターの速度は理論上の最大速度のため、実際にはこの1/10程度の速度といわれています。3.9Gbps(=3,900Mbps)の1/10でも390Mbpsのため、ポケットWiFiもWiMAXも十分速いです。

速度制限

モバイルWiFiによっては、データ容量の上限を超えると通信制限にかかる場合があります。

ソフトバンクのポケットWiFiの場合、最大でも月間50GBまでしか使えません。50GB以上使うと最大速度が128Kbpsまで制限されます。最大128Kbpsはスマホと同じ速度制限で、アプリの起動やページの読み込みにも時間がかかる速度です。

ワイモバイルのポケットWiFiは、3日間で10GB以上使うと一時的に速度制限がかかります。データ容量を超過した日の夜18時〜翌日1時までの約6時間、最大速度が1Mbps(=1,000Kbps)に制限されます。

最大1MbpsはYouTubeの標準画質の動画が視聴できるくらいなので、ソフトバンクのポケットWiFiよりも制限時の速度が速いです。また、ソフトバンクのポケットWiFiは翌月まで解除されませんが、ワイモバイルは比較的すぐに解除されます。

ポケットWiFiには速度制限がありますが、WiMAXにはこうした制限がありません。速度制限自体が撤廃されたため、データ容量が使い放題です。仕事やプライベートでインターネットをかなり使う方は、無制限に使えるWiMAXをおすすめします。

料金プランの違い

ポケットWiFiとWiMAXの月額料金と端末代金を比較してみましょう。

ポケットWiFi
ソフトバンク
ポケットWiFi
ワイモバイル
UQ WiMAXカシモWiMAX
プラン名データ通信専用
50GBプラン
Pocket WiFiプラン2(ベーシック)
+アドバンスオプション
ギガ放題プラスS縛りなしプラン
データ容量50GB実質無制限無制限無制限
月額料金5,280円4,818円4,950円4,818円
端末代金28,800円10,800円9,900円実質0円

ポケットWiFiもWiMAXも、月額4,000円〜5,000円前後であることがわかります。ポケットWiFiには速度制限があることを考えると、無制限に使えるWiMAXの方がお得です。

端末代金においても、ポケットWiFiよりWiMAXの方がお得であるとわかります。WiMAXが0円〜1万円前後なのに対し、ポケットWiFiは1万円〜3万円前後です。

基本料金と合算で考えると、月々の料金はWiMAXの方が安く抑えられるでしょう。

ポケットWiFiとWiMAXどちらを選ぶべき?

ポケットWiFiとWiMAXの違いを比較した結果、それぞれどんな人におすすめなのかをまとめました。

結論から言うと、特別な理由がない限りはポケットWiFiよりもWiMAXの方がおすすめです。

WiMAXがおすすめな人
  • 速度制限を気にしたくない人
  • 月額料金を安く抑えたい人
  • au・UQモバイルのスマホを使っている人

WiMAXは実質データ無制限で使えるため、ポケットWiFiのように容量超過による速度制限はありません

データ無制限のポケットWiFiよりも月額料金が安いだけではなく、キャンペーンも豊富なので費用を安く抑えたい方におすすめです。

なお、au・UQモバイルの利用者はセット割の適用で毎月のスマホ代が最大1,100円(税込)割引、さらに「プラスエリアモード」が無料で利用できます。

▼おすすめのWiMAXはこちら
プラスエリアモードとは?

プラスエリアモードは通常月額1,100円(税込)で月30GBまで使えるLTE拡張オプションです。

オプションを追加することでauのプラチナバンドが利用できるようになり、繋がるエリアが広がります。

通常のスタンダードモードでは電波が届きにくい、屋内や地下などでも繋がりやすくなるのが特徴です。


ポケットWiFiがおすすめな人
  • WiMAXが対応エリア外の人
  • 地下での使用頻度が高い

ポケットWiFiを契約すべきなのは、お住まいの地域がWiMAXの対応エリア外の方です。WiMAXが非対応でポケットWiFiが対応エリアの場合は、ポケットWiFi一択になります。

また、地下での使用頻度が高い方もポケットWiFiを契約しておいた方が良いでしょう。周波数帯で解説した通り、地下などの通信が不安定になりやすい環境では、ポケットWiFiの方が繋がりやすいです。

地下鉄での移動中やオフィスが地下にある場合など、地下での繋がりやすさが不安な方にはポケットWiFiをおすすめします。

▼おすすめのポケットWiFiはこちら

WiMAXのおすすめはこれ

WiMAXには、UQ WiMAX以外にもたくさんの会社があります。WiMAXはどこを契約すべきなのか、おすすめのプロバイダをご紹介します。

おすすめは「カシモWiMAX」

カシモWiMAX

WiMAXの契約を考えている人は、カシモWiMAXを検討してみましょう。

カシモWiMAXはわかりやすい料金プランが魅力のプロバイダで、価格.comの「モバイル回線プロバイダ人気ランキング(※)」では2年連続総合1位を獲得しています。

初月は1,408円(税込)、翌月以降は4,818円(税込)の定額で利用でき、途中から料金が高くなる心配もありません。安心して長く使える料金プランといえます。

また、他社WiMAXプロバイダでは2万円以上かかる端末代金も、カシモWiMAXなら実質0円です。端末の分割代金分が毎月割引され、3年使うと端末が無料で手に入ります。

以上から、WiMAXを契約するならカシモWiMAXが断然おすすめです。

※ 価格.com モバイル回線プロバイダ人気ランキング2023年(集計期間:2023年1月1日~2023年12月31日)

(税込)カシモWiMAX
データ容量実質無制限
月額料金
(縛りなしプラン)
契約初月:1,408円
翌月〜:4,818円
初月の料金1,408円
(日割りなし)
スマホセット割引au:最大1,100円/台
UQモバイル:最大1,100円/台
端末代金実質0円
(770円/月を36ヵ月割引)
事務手数料3,300円
キャッシュバックAmazonギフト券10,000円
3年間の合計料金
ーキャッシュバック
160,038円
実質月額料金4,446円
違約金0円
支払い方法クレジットカード
契約期間の縛りなし
5G対応

実質月額料金の計算はこちら
月額料金(税込)カシモWiMAX
初月1,408円
1~36ヵ月目4,818円
機種代金0円
キャッシュバック-10,000円
合計160,038円
実質月額料金4,446円

もう少し比べてみたい方は、WiMAXプロバイダを比較してどこがおすすめか解説した記事をご覧下さい。

カシモWiMAXの契約〜開通まで

カシモWiMAXを申し込んでからモバイルWiFiが使えるようになるまでの手順を解説します。

カシモWiMAX公式ページから、申し込みボタンを押します。そうすると、料金プランやWiFiルーターを選択する画面が出てくるため、画面に従って選択していきます。

名前や住所、支払い情報を入力して先に進み、最後に内容を確認して「この内容で申し込む」ボタンを押して申し込み完了です。

申し込みは24時間受け付けており、最短で当日中に発送されます。すぐにWiFiルーターが必要な方や、インターネットを使いたい方にもカシモWiMAXはおすすめです。

ポケットWiFiのおすすめはこれ

ポケットWiFiを契約するなら、ソフトバンクよりもワイモバイルの方がおすすめです。

どちらも同じ通信回線を使っていますが、ワイモバイルの方が月額料金が安く、通信制限の条件も緩やかです。

ソフトバンクが50GBで5,280円/月(税込)なのに対し、ワイモバイルは実質無制限で4,818円/月(税込)となっています。月額料金が500円弱安い上、端末代金もワイモバイルの方が2万円ほど安いです。

また、ソフトバンクは月間50GBを超えると最大128Kbpsに速度制限されますが、ワイモバイルは最大1Mbps(=1,000Kbps)のため制限時の速度も速いです。

(税込)ワイモバイル
Y!mobile
データ容量実質無制限
月額料金4,818円
初月の料金4,065.6円の日割り
※オプションは初月無料
スマホセット割引家族割引:550円
ソフトバンク光/エアー:550円
おうちでんき:110円
端末代金10,800円
(5G A102ZTに割引適用)
事務手数料0円
キャッシュバック
3年間の合計料金
ーキャンペーン
183,495円
実質月額料金5,097円
違約金0円
支払い方法クレジットカード
口座振替
契約期間の縛りなし
5G対応

ワイモバイルのポケットWiFiはおすすめなのか徹底解説した記事も参考にしてみてください。

ポケットWiFiとWiMAXに関するよくある質問

ポケットWiFiとWiMAXの違いに関するよくある質問に回答していきます。

WiMAXとポケットWiFiの違いは何ですか?

WiMAXとポケットWiFiの主な違いは、提供している会社と速度制限の有無です。

WiMAXはUQ WiMAX、ポケットWiFiはソフトバンクが提供しているモバイルWiFiルーターです。また、ポケットWiFiには速度制限がありますが、WiMAXには速度制限がありません

そのためWiMAXは、SNSや仕事でWiFiを使いたい方などデータ使用量が多い方におすすめのモバイルWiFiルーターです。

ホームルーターとモバイルWiFiどちらが良い?

ホームルーターとモバイルWiFiなら、モバイルWiFiの方がおすすめです。

ホームルーターと違いモバイルWiFiは持ち運びできるため、家でも外でも使えます。そのため、スマホの通信制限を気にせずネットが使える他、月々のスマホ代を節約することも可能です。

一戸建てや広いご自宅で使用する方にはホームルーターがおすすめですが、それ以外の方にはモバイルWIFiをおすすめします。

ポケットWiFiはどのような人に向いていますか?

ソフトバンクやワイモバイルのポケットWiFiがおすすめなのは、地下での利用頻度が高い方です。

ソフトバンクやワイモバイルのポケットWiFiは、遮蔽物に強い低周波数帯の電波を使用しています。通常電波は地下や鉄筋コンクリートでは繋がりにくいですが、ポケットWiFiはこれらの環境でも快適に繋がる可能性が高いです。

そのため、通勤や通学で地下鉄を使う方や、ご自宅のマンションでWiFiが繋がりにくいとお悩みの方におすすめできます。

WiMAXの強みは何ですか?

WiMAXの強みは通信速度が速く、月額料金が安い点です。

WiMAXルーターの最新機種は、下り3.9Gbpsと固定回線以上の通信速度を誇ります。2.4GHzと5GHzという周波数帯を使っているため一度に送受信できるデータ容量も多く、通信速度が速いです。

さらに、データ容量無制限のモバイルWiFiの中でも料金が安く、カシモWiMAXなら初月1,408円(税込)〜契約できます。

カシモWiMAXの口コミや評判はこちらの記事をご覧ください。

ポケットWiFiとWiMAXの違いまとめ

ポケットWiFiとWiMAXの違いまとめ
  • ポケットWiFiはソフトバンク、WiMAXはUQ WiMAXが提供するモバイルWiFiのこと
  • ポケットWiFiとWiMAXの主な違いは、月額料金と速度制限
  • 安くて無制限に使えるWiMAXの方がおすすめ

ポケットWiFiとWiMAXの違いを比較し、通信速度や料金プランが違うことがわかりました。

ポケットWiFiとは、ソフトバンクとワイモバイルのモバイルWiFiのことをいいます。遮蔽物に強い周波数帯を使っているため、地下やコンクリートに囲まれた場所でも繋がりやすいです。

一方WiMAXは、UQ WiMAXとそこから回線を借りているWiMAXプロバイダのことをいいます。ポケットWiFiと違ってデータ容量無制限に使える点や、月額料金が安い点が魅力のモバイルWiFiです。

ポケットWiFiとWiMAXを総合的に比較すると、WiMAXの方が使い勝手の良いモバイルWiFiといえます。その中でもおすすめなのは、カシモWiMAXでした。

カシモWiMAXなら、データ容量無制限のモバイルWiFiが安く契約できておすすめです。さらに今なら、契約者全員Amazonギフト券10,000円がもらえるためさらにお得です。

カシモWiMAXでキャッシュバックを受け取るには、ピンクのボタンからお申し込みください!

▼ポケットWiFiとWiMAXを含めてどの回線を契約するか検討したい方は、おすすめのポケット型WiFiを紹介しているこちらの記事をご一読ください。