ポケット型WiFiでもパソコンは問題なく使える?接続方法・遅いときの対処法も

※当記事はPRを含みます。
※カシモWiMAXは株式会社マーケットエンタープライズの関連会社、株式会社MEモバイルが運営しています。

外出先でも利用できて便利なポケット型WiFi。出先でもパソコンを使いたいという人にはピッタリな接続方法です。

しかし、通信速度や接続の手順などがよくわからなくて問題なく使えるのか不安という人も多いのではないでしょうか。

この記事では、そんなポケット型WiFiの使い方や困った時の対処法などを詳しく解説していきます。

おすすめのポケット型WiFiも紹介するので、プロバイダ選びに迷っているという人もぜひ参考にしてみてください。

1分でわかる!記事の内容
  • ポケット型WiFiでもパソコンを使える!
  • 同時に接続するのはパソコンとスマホだけにすると、速度が遅くなりにくい
  • ポケット型WiFiを選ぶときは、実測値・Ping値・データ容量を比較しよう
    おすすめのポケット型WiFi4選はこちら

ポケット型WiFiでパソコンは快適に使える?

結論から言うと、ポケット型WiFiでもパソコンは利用できます

通信が安定しているポケット型WiFiを選べば、パソコンでの作業も問題ありません。しかし、いくつか注意点もあります。

1つ目の注意点として、ポケット型WiFiは複数台同時に接続すると不安定になりやすい点です。同時に接続するのはパソコンとスマホだけにするなど、接続方法を工夫しましょう。

2つ目の注意点は、通信できるデータ容量に制限があることです。データ容量を使い切ってしまうと通信制限となり、速度がとても遅くなるので注意してください。

WiMAXは実質データ容量無制限で利用可能なので、通信制限を気にせずパソコン作業を行いたい人はWiMAXを選びましょう。

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ポケット型WiFiでパソコンを使うなら、データ容量が実質無制限のWiMAXをお得に使えるカシモWiMAXがおすすめです。

「X12」は数あるポケット型WiFiの中でも特に高性能な端末で、下り最大速度は3.9Gbpsと光回線並みです。また、5G SAにより、高速大容量・低遅延・多接続に対応しています。

USBケーブルや別売りのクレードルを利用すれば有線接続もでき、無線通信よりも安定した通信環境を整えることが可能です。

また、カシモWiMAXなら端末分割払いサポートで36ヵ月間の支払いを終えると端末を実質無料で手に入れられます。

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パソコンで利用するために必要なポケット型WiFiの速度

ここからは具体的にパソコンを利用する目的に合わせて、必要なポケット型WiFiの速度について解説していきます。

Webサイトの閲覧|1Mbps

Webサイトの閲覧やSNSの閲覧であれば、1Mbpsで利用可能です。

テキストメインのWEBサイト閲覧やメールのやり取りであれば、通信速度を気にせず利用できるでしょう。

ただし、写真や動画の多いサイトだと読み込みに少し時間がかかるかもしれません。

動画視聴|1Mbps

動画の視聴もWebサイトの閲覧と同じくらいの速度で問題ありません。

画質の良い動画の視聴を行いたい場合は2.5Mbps〜5Mbps必要ですが、標準画質の動画であれば1Mbpsで充分動作します

Webサイトの閲覧同様、通信速度を気にする必要はないでしょう。

オンライン会議・授業|20Mbps

オンライン会議・授業では20Mbps必要です。動画であることや接続人数が多いため、それなりの速度が必要となります。

遅いWiFiを利用していると、止まったり落ちたりしてストレスに感じるかもしれません。

大事な会議や授業で通信が途切れないように、速いWiFiを選びましょう。

オンラインゲーム|35Mbps

オンラインゲームを快適にプレイするには35Mbps必要です。

重いグラフィックを動かしたり、同時に何人もで接続したりするためかなりの速さを求められます。

よくオンラインゲームをするという人は、高速なWiFiを選ぶことが重要です。

ライブ配信|30Mbps

ライブ配信を快適に行うには30Mbps必要です。

オンラインゲームの実況配信や3Dモデルでの配信だとさらに速度を求められます。そのため、ライブ配信にも高速なWiFiが不可欠となってきます。

ライブ配信を考えている人は高品質なWiFiを選ぶ必要があります。

ポケット型WiFiとパソコンの接続方法

ポケット型WiFiとパソコンの接続方法について、Windows・Macそれぞれ解説していきます。

WindowsもMacも接続の方法は難しくないので、一緒に確認していきましょう。

Windowsの接続方法

WindowsでWiFiに接続する方法は以下の通りです。

  1. ポケット型WiFiのSSIDとパスワードを確認する
  2. 画面下部のWiFiのアイコンをクリック、もしくは設定から「ネットワークとインターネット」を選択しWiFiの画面を開く
  3. 利用可能なネットワーク一覧から任意の接続したいネットワーク名をクリック
  4. 「接続」を押してパスワードを入力する
  5. 接続を記憶して完了

メーカーによってメニューのタイトルが違う場合がありますが、基本的にはこの手順で接続できます。

Macの接続方法

MacでWiFiに接続する方法は以下の通りです。

  1. ポケット型WiFiのSSIDとパスワードを確認する
  2. 画面上部のWiFiアイコンをクリック、またはアップルのマークから「システム設定」を選択し「ネットワーク」を開く
  3. 利用可能なネットワークが一覧で表示されるので任意の接続したいネットワーク名の「接続」をクリック
  4. パスワードを入力してOKボタンを押して接続完了

パソコンで利用するポケット型WiFiの比較ポイント

パソコンで利用するポケット型WiFiを比較する際のポイントを解説していきます。

  1. 通信速度は実測値を比較する
  2. Ping値を比較する
  3. データ容量を比較する

ポイントは3つあるので、確認していきましょう。

(1)通信速度は実測値を比較する

回線の速度には「理論値」と「実測値」があります。

プロバイダの公式サイトなどによく掲載されている理論値は、技術的に可能な最大通信速度です。実際にその速度が出ることはありません。

実測値は実際に使って計測された速度なので、実際の利用する際の速度により近い数値といえます。

そのため、理論値ではなく、各社ポケット型WiFiの実測値を比較するのが重要です。

なお、ポケット型WiFiを快適に利用できる速度は10Mbps〜30Mbpsと言われています。用途別の詳しい通信速度の目安は、以下の表をご確認ください。

用途 必要下り速度目安
Webサイト閲覧 1Mbps
LINE(トーク) 1Mbps
LINE(ビデオ通話) 0.5Mbps〜1.5Mbps
X(旧Twitter)閲覧 2Mbps〜3Mbps
YouTube視聴 0.7Mbps〜5Mbps
オンラインゲーム 30Mbps〜100Mbps

おすすめのポケット型WiFiはこちら

以下の記事では、実測値が速いポケット型WiFiを徹底比較しています。気になる方は是非チェックしてみてください。

(2)Ping値を比較する

Ping値はレスポンスの速度(反応速度)を表しており、数値が低いほどレスポンスが速いということになります。

Ping値は主にオンラインゲームやビデオ通話、動画のストリーミングを行う際のタイムラグに影響するものです。

一般的には30ms未満なら快適、50ms未満なら普通、50ms以上なら遅いと言われています。

Ping値 反応速度 できること
1~15ms
ほぼリアルタイムに反映する
FPS・TPSなどのシューティングゲーム
ライブ配信などが快適に視聴できる
16~40ms
ほとんど遅延を感じない程度
MMO RPG・MO RPGなどのゲーム
4K動画も快適に視聴できる
41~50ms
一般的な反応速度
パズルゲームやサンドボックスゲーム
オンライン会議がスムーズに行える
51~100ms
ラグを感じるようになる
ターン制などの非リアルタイムゲーム
HD動画の視聴やWEBサイトの閲覧

基本的に50ms以下であれば重いラグを感じることはないでしょう。

なお、ターン制ゲームをプレイする場合や標準画質動画、WEBサイトを見る程度であれば、50ms以上でも問題ありません。

ただし、リアルタイム性の高いゲームやライブ配信を楽しみたい場合は、できるだけPing値が低いポケット型WiFiを選びましょう。

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(3)データ容量を比較する

各サービスが提供してるポケット型WiFiのプランの中には、データ容量に制限があるものがあります。

データ容量別にできることは、以下の通りです。

サービス名 10GB利用 1日あたり
Webサイトの閲覧 約2.4万回 約800回
メールの送受信 約2万900通 約700通
LINE通話 約450時間 15時間以上
Netflix 約140時間 約45分
TikTok 約18.5時間 約35分
Zoom 約14時間 約30分
YouTube 約16時間 約30分
音楽の視聴(1曲5分) 約2,500曲 約80曲
オンラインゲーム 約28時間 約1時間
サービス名 20GB利用 1日あたり
Webサイトの閲覧 約4.8万回 約1600回
メールの送受信 約4万1800通 約1400通
LINE通話 約900時間 24時間以上
Netflix 約280時間 約90分
TikTok 約37時間 約70分
Zoom 約28時間 約1時間
YouTube 約32時間 約1時間
音楽の視聴(1曲5分) 約5,000曲 約160曲
オンラインゲーム 約56時間 約2時間
サービス名 50GB利用 1日あたり
Webサイトの閲覧 約12万回 約4,000回
メールの送受信 約10万4500通 約3,500通
LINE通話 約2,250時間 24時間以上
Netflix 約70時間 約2.3時間
TikTok 約9.25時間 約3時間
Zoom 約70時間 約2.3時間
YouTube 約8時間 約2.5時間
音楽の視聴(1曲5分) 約12,500曲 約400曲
オンラインゲーム 約140時間 約4.5時間
サービス名 100GB利用 1日あたり
Webサイトの閲覧 約24万回 約7,740回
メールの送受信 約20万9000通 約7,000通
LINE通話 約4,500時間 24時間以上
Netflix 約140時間 約4.5時間
TikTok 約185時間 約6時間
Zoom 約140時間 約4.5時間
YouTube 約163時間 約5時間
音楽の視聴(1曲5分) 約25,000曲 約800曲
オンラインゲーム 約280時間 約9時間

WEBサイトの閲覧やメール・LINEのやりとりがメインであれば、10GBや20GB程度の低容量プランで十分です。

しかし、動画視聴やオンラインゲームなど大容量のデータ通信をたくさん利用するなら、100GBプランや無制限プランを選びましょう。

おすすめのポケット型WiFiはこちら

おすすめの無制限ポケット型WiFiについて知りたい方は、ぜひ以下の記事を参考にしてみてください。

おすすめのポケット型WiFi4選

ここでは、おすすめのポケット型WiFi4選をご紹介します。

比較内容は以下の表にまとめましたので、ぜひ参考にしてください。

サービス名 月額料金
(税込)
端末代金
(税込)
データ容量 5G対応 下り
実測値
Ping
実測値
スマホセット割 公式サイト
カシモWiMAX 初月:1,408円
1ヵ月以降:4,818円
27,720円
実質無料
実質無制限 97.77Mbps 45.8ms au・UQモバイル
最大1,100円割引

詳細
楽天モバイル ~3GB:1,078円
~20GB:2,178円
無制限:3,278円
7,980円
1円
3GB
〜実質無制限
× 26.02Mbps 53.17ms
詳細
AiR-WiFi 3,245円 無料レンタル 100GB × 3.13Mbps 41.0ms
詳細
WiFiレンタルどっとこむ 4,950円
(1日330円〜)
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(税込) カシモWiMAX
契約初月 1,408円
契約翌月〜 4,818円
端末分割代金(36回) 770円/月
端末分割払い
サポート(36回)
-770円/月
月額料金 4,818円

カシモWiMAXは、UQ WiMAXと同じWiMAX回線とauの4G/5G回線を実質無制限で利用できるポケット型WiFiです。

端末の最大速度は下り3.9Gbpsと光回線並みの速度に対応しています。本体は通常27,720円(税込)ですが、分割払いサポートで毎月の請求から相殺されるため実質0円です。

月々支払う料金は初月のみ1,408円(税込)、その後はずっと月額4,818円(税込)で料金の変動はありません。

また、カシモWiMAXならauまたはUQモバイルのスマホとのセット割も適用されます。毎月のスマホ代が最大1,100円(税込)安くなるため、対象の方はとてもお得です。

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カシモWiMAXの評判について詳しく解説した記事もありますので、あわせて参考にしてみてください。

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楽天モバイル(Rakuten WiFi Pocket)
(税込)Rakuten WiFi Pocket
データ容量3GB〜無制限
〜3GB1,078円
3GB〜20GB2,178円
20GB〜3,278円
端末代金7,980円
実質1円

「Rakuten WiFi Pocket」は独自の楽天回線とパートナー回線を利用できるポケット型WiFiです。

料金は楽天モバイルの従量制の料金プランに従っており、データ容量を消費しない月は自動で料金が安くなります。

20GB以上は容量無制限で料金は最大月額3,278円(税込)と格安です。しかし、オリジナル端末は4G通信のみなので、5G対応のWiMAXに比べると速度が落ちる点はデメリットといえるでしょう。

なお、端末は通常7,980円(税込)のところ、プランセット値引きで1円になります。月額料金が安く端末代金の負担も少ないので、毎月の通信費や導入費用を節約したい方におすすめです。

データ容量無制限で月3,278円!

Rakuten WiFi Pocketの評判について詳しく解説した記事もありますので、あわせて参考にしてみてください。

30日間お試しできる「AiR-WiFi」

100GBプラン
月額料金(税込)
AiR-WiFi
(らくらくプラン)
3,245円
THE WiFi 3,828円
モンスターモバイル
(2年契約プラン)
2,948円
どこよりもWiFi 3,058円
ゼウスWiFi
(スタンダードプラン)
初月~3ヵ月:1,980円
4ヵ月~24ヵ月:3,212円
それがだいじWiFi 3,267円
クラウドWiFi 3,718円
MUGEN WiFi 3,190円

「AiR-WiFi」はクラウドSIMで通信を行うWiFiサービスです。ドコモ・ソフトバンク・auの4G回線に対応していて、幅広いエリアで利用できます。

ただし、通信速度はWiMAXに比べて劣るため、速度よりも安さやエリアの広さを重視する方におすすめです。

AiR-WiFでは1ヵ月間のお試し期間があるため、実際に使ってみて納得できなければ無料で契約解除できます。

クラウドSIMのポケット型WiFiを初めて使う方や実際の速度を確認して判断したいという方はぜひ利用を検討してみてください。

ただしお試しモニターには適用条件があるため、詳しくはAiR-WiFiの公式サイトを確認してみましょう。

初心者におすすめ!30日間お試しできる

AiR-WiFiの評判について詳しく解説した記事もありますので、あわせて参考にしてみてください。

レンタルなら「WiFiレンタルどっとこむ」

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(税込) 1日のレンタル料金 1ヵ月のレンタル料金
SoftBank
E5785 無制限
330円 4,950円
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910円 8,810円
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1,980円 5,635円
FS030W
30GB
1,850円 5,545円
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390円 390円
端末代金 レンタル無料
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「WiFiレンタルどっとこむ」は、国内専用のポケット型WiFiレンタルサービスです。最短1日から必要な日数だけ使いたい端末を借りられます。

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当サイト経由でのお申し込みの場合、特別価格で利用できます。「SoftBank E5785 無制限」の場合、通常1日496円(税込)のところ1日330円(税込)になるため大変お得です。

受け取り方法は宅配や空港、コンビニ受け取りが可能で、15時までに申し込みをすればその日のうちに発送してもらえます。

出張や帰省、一時帰国などで一時的にポケット型WiFiが必要な方は、レンタルサービスを活用してみてください。

本サイト限定!特別価格でレンタル可能

ポケット型WiFiが遅い・繋がらないときの原因

ポケット型WiFiが遅い・繋がらないといった場合は、まずはどのような原因があるか把握してください。

不具合の原因はさまざまで、簡単なトラブルシューティングで改善するケースもあれば、本体の交換が必要になるケースもあります。

ここでは、主な原因として考えられる5つを取り上げますので、一つずつ見ていきましょう。

  1. WiFiルーターに不具合が生じている
  2. 接続台数が多すぎる
  3. 電波の届きにくい場所で使っている
  4. 速度制限にかかっている
  5. 大容量のデータ通信を行なっている

(1)WiFiルーターに不具合が生じている

フリーWiFiなら繋がるのにポケット型WiFiでは繋がらないという場合、ルーターに不具合が発生しているかもしれません。

WiFiルーターは精密機器なので、利用状況やその場の環境によって一時的に調子が悪くなることがあります。

以下のようなケースで、WiFiルーターの本体が熱を持ってしまい正常に作動しなくなるケースが多いです。

  • 長時間連続して使用している
  • 気温が暑すぎるまたは寒すぎる場所で使用している

特に夏場はルーターの熱暴走を起こしやすいため、本体が高温になっていないか確認してください。

また、冬場もカイロと一緒にして高温になりすぎたり静電気の影響を受けたりすると、不具合を起こすケースがあります。

(2)接続台数が多すぎる

ポケット型WiFiでパソコンやタブレット、ゲームなどを同時接続している人は、接続台数が多すぎないかしてください。

WiFiルーターは通常5台〜30台程度まで同時接続できますが、使う回線は1つなので接続台数が多いほど通信速度が遅くなります

基本的には、接続台数が多いからといって「全く繋がらない」ということはありません。しかし、低速モードなどで複数接続しているとほとんど使えない状態になることがあります。

また、接続台数が多いということは使うデータ量も多くなるため、ポケット型WiFiのデータ容量を使い切らないように注意しましょう。

(3)電波の届きにくい場所で使っている

移動中に突然速度が遅くなったり繋がらなくなったりした場合は、電波が届きにくい場所でWiFiを使っている可能性が高いです。

WiFiの電波は無線通信なので、どうしても環境によって電波が弱くなったり、圏外になったりします。

主に、電波が届きにくい場所は以下の通りです。

  • 壁に囲まれた部屋や障害物がある場所
  • 地下鉄や高層階
  • ビルとビルの間
  • 走行中の車や電車
  • トンネルの中
  • 山岳部や海の近く

なお、電波は反射や透回り込みなど様々な特性があるため、同じ場所で同じ機種を使っていても繋がりやすさが違うことがあります。

(4)速度制限にかかっている

今まで快適に使えていたのに突然速度が遅くなったという場合、データ容量の上限を超えて速度制限にかかっているかもしれません。

月に〇〇GBなどのプランを契約していて容量を超過してしまうと、翌月まで速度制限が続きます。

また、無制限プランを利用している方は、「速度制限がない」と思っている方も多いかもしれません。しかし、短期間で大量のデータ通信を行うと通信速度が制限されるため注意が必要です。

利用しているサービスで、制限時の条件などを確認しておきましょう。

(5)大容量のデータ通信を行なっている

ポケット型WiFiは、SNSや動画をみる程度であれば快適に利用できますが、大容量通信を行うと遅くなったり繋がらなくなったりします

ポケット型WiFiは無線で通信しているため、有線の光回線に比べてネット環境が不安定です。大容量ファイルのダウンロードやオンラインゲームの利用には向いていません。

最近では、WiMAXやキャリアの5G対応機種などは光回線並みの通信速度に対応している場合もあります。

しかし、4G通信のみのポケット型WiFiで大容量通信を行うと遅くなったり通信が途切れたりすることがあるため、注意してください。

ポケット型WiFiが遅い・繋がらないときの対処法

接続したポケット型WiFiがなんだか遅い、うまく繋がらないといった場合の対処法について解説します。

  1. ルーターを再起動する
  2. 接続する端末の台数を減らす
  3. 場所を変えて接続する
  4. 速度制限にかかっていないか確認する
  5. パソコンと有線で接続する

ポケット型WiFiが遅いと感じるときは、以下の方法を試してみてください。

(1)ルーターを再起動する

ポケット型WiFiが遅い・繋がらないと思ったら、まずルーターを再起動してみましょう。

もし可能であれば、接続したいパソコンなどの端末もあわせて再起動すると良いでしょう。再起動をすることで、多くの不具合を解消することができます。

ポケット型WiFiの再起動方法は端末によって異なりますが、ほとんどの機種が電源の長押しで再起動を行えます。

なお、再起動しても改善しない場合は、これから紹介する対処法を試してみてください。

(2)接続する端末の台数を減らす

ポケット型WiFiは、接続している端末が多いと通信速度が遅くなることがあります。

1つのネットワークを複数の端末でシェアしている状態なので、どうしても速度が遅くなりがちです。

この場合は、利用していない端末や優先度の低い端末のWiFiを切ったり別のネットワークに繋いだりしてみてください。

利用したい端末を厳選して繋ぐことで、速度を保ったままポケット型WiFiを利用することができます。

(3)場所を変えて接続する

突然WiFiが遅くなったり繋がらなくなったりしたら、利用場所を変えて再接続してみましょう。その場の電波状況が問題であれば、移動するだけですぐに解決します。

利用場所を変えても改善しない場合、可能であればモードの切り替えを試してみてください。利用する電波が変われば、通信が安定するケースがあります。

なお、自宅で突然使えなくなった場合は、家具や家電の配置に問題があるかもしれません。

ルーターと利用する端末の間に電波干渉しやすい障害物や電子レンジなどがあれば置き場所を変えましょう

また、ルーターと本体が離れすぎても繋がらなくなってしまうため、できるだけ近くに置いてください。

(4)速度制限の状況を確認する

速度制限が疑われる場合は、まず利用している端末やサービスのサイトからどれくらいデータを利用したのか確認してください。

月の容量をオーバーしている場合は、翌月まで速度制限が続きます。一度上限を超えてしまうと、追加料金を払ってギガチャージをしないと通常の速度に戻すことはできません

なお、無制限プランで速度制限にかかった場合は、基本的に混雑時間帯などの一時的な制限で済みます。

そのため、何もしなくても数時間〜1日程度で制限が解除されるケースが多いです。詳しくは利用しているサービスで確認してみてください。

(5)パソコンと有線で接続する

ポケット型WiFiで大容量通信を行う場合、安定性や速度をあげるためにUSBケーブルやLANケーブルで有線接続を試してみましょう。

ほとんどのポケット型WiFiにはUSBポートがついており、通信可能なUSBポートであればそのままパソコンと繋ぐことが可能です。

パソコンと有線接続することで、安定性と通信速度の向上に期待できます。ただし、充電専用のUSBポートの場合はUSBケーブルを挿しても通信することはできません。

なお、LANケーブルを使う場合は、別売りのクレードルを用意してください。WiMAXの「X12」対応のクレードルはアンテナを内蔵しているため、通信環境を安定させたい人には特におすすめです。

WiMAXのクレードルとは何か詳しく知りたい方は、こちらの記事をあわせてご一読ください。

パソコンでポケット型WiFiを使う方法まとめ

パソコンでポケット型WiFiを利用する方法について解説しました。

ポケット型WiFiであっても速度やデータ容量を選べば、様々な作業が可能です。

簡単なテキスト作業やメールから、オンラインゲーム、ライブ配信まで様々なパソコンでできることをカバーできます。

おすすめのポケット型WiFiは以下の4つです。


高品質なポケット型WiFiを選んで、どこでも快適にインターネットが楽しめるようにしましょう。