- ニュース
- PRESS RELEASE
- 茨城県の新拠点・北関東リユースセンターからEU向け輸出を開始 ~中古農機具ビジネス成長をさらに加速へ〜
株式会社マーケットエンタープライズ(東京都中央区、代表取締役社長:小林 泰士、東証一部・証券コード3135、以下「マーケットエンタープライズ」)は、グループ全体のマシナリー(中古農機具)ビジネスを加速させることを目的に、10月に開設した新拠点「北関東リユースセンター(茨城県結城市新矢畑2-8)」から中古農機具のEU向け輸出を開始いたしました。本拠点からEUへ向けた輸出は、初めてです。
マーケットエンタープライズグループでは、中古農機具を戦略商材として掲げ、取り扱いに注力しております。近年では連結子会社である株式会社MEトレーディングを中心に、越境EC(海外の顧客を対象とした電子商取引)における中古農機具の買取・販売を強化しており、これまでの輸出国は80カ国を超えます。輸出先は、ヨーロッパが多く、輸出国の半数以上をEU加盟国が占めています。
しかし、EUに輸出される中古農機具は、植物検疫規則により土壌や植物残渣が付着していない物に限られており、屋内での保管が好ましいとされています。その為、在庫スペースが限られていた従前の拠点は、直接EUへ商品を輸出することができず、屋内保管が可能な鳥取の拠点へ移動させるなど、時間やコストがかかっておりました。
しかしながら、10月の新拠点開設により、土壌や植物残渣を付着させずに屋内で保管ができる体制が整い、植物検疫上の条件を満たすと認められ、直接EUへの輸出が可能となりました。11月17日には、北関東リユースセンターで商品を積みこんだオランダ向けのコンテナが横浜港を出港。北関東リユースセンターからのEU向け輸出は、これが初めてとなります。今後は、EU向けの輸出はもちろん、それ以外の国への輸出強化を図り、月平均3〜4本だった東日本エリアからのコンテナ輸出を月平均20本まで強化してまいります。
また、輸出強化に加えて、横浜港からのルートも含めた関東近郊の港からの輸出の可能性を探り、災害時にも強い体制を築いてまいります。当社では、近年増加する予期せぬ災害により交通が機能不全に陥った際に備えて、予備の手段を確保することはリダンダンシーの観点からも重要であると捉えております。東日本エリアコア拠点の輸出機能強化と複数の輸出ルートの構築により、災害時にも強い体制と、持続可能な社会形成を目指してまいります。
■マーケットエンタープライズグループのマシナリー事業について
グループ会社である、株式会社MEトレーディングを中心に80カ国を超える国へEC販売による中古農機具を輸出しています。取引の半数以上は、オランダやフランスなどのヨーロッパが多く、小回りの効く小型トラクターは、ワイン用のぶどう畑で重宝されています。アジア圏では、トラクターの他に、コンバイン・田植え機なども人気があります。
■株式会社マーケットエンタープライズ
マーケットエンタープライズは、ネット型リユース事業を中心に、メディア事業、モバイル通信事業などを展開しています。「持続可能な社会を実現する最適化商社」をビジョンに掲げ、2006年の設立以来、成長を続けています。2015年6月には東証マザーズに上場し、2021年2月に東証一部上場を果たしました。ネット型リユース事業では、「高く売れるドットコム」のほか、日本最大級のリユースプラットフォーム「おいくら」や、80か国以上への中古農機具の輸出などで事業拡大を続けており、ネット型リユース事業のサービス利用者は延べ490万人を達成しました。
ウェブサイト:https://www.marketenterprise.co.jp/
【報道関係者からのお問合せ先】
株式会社マーケットエンタープライズ 広報
担当:立花、柏木
Tel:03-6675-3923 Mail:pr■marketenterprise.co.jp
(■には@が入ります)
関連ニュース