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- 兵庫県宝塚市が不要品リユース事業で「おいくら」と連携を開始〜リユース施策初導入で廃棄物削減へ〜
兵庫県宝塚市(市長:山﨑 晴恵)と株式会社マーケットエンタープライズ(東京都中央区、代表取締役社長:小林 泰士、東証プライム・証券コード3135、以下「マーケットエンタープライズ」)は、2023年11月30日(木)より、地域社会における課題解決を目的としたリユース事業に関する協定を締結し、連携をスタートいたします。マーケットエンタープライズが運営するリユースプラットフォーム「おいくら」を用いて、不要品を捨てずに再利用する仕組みを構築し、宝塚市の廃棄物削減と循環型社会の形成を目指します。
■背景・経緯
これまで宝塚市では、3R推進のため、ホームページや広報誌、ごみハンドブックを通して市民へのリユース啓発を行なっていまいりました。しかしながら、リユースの為にスペースや職員を新たに確保することが難しく、具体的なリユース施策導入の可能性を探っておりました。他方、マーケットエンタープライズは、リユース事業を中心にネット型事業を展開し、これまで、「持続可能な社会を実現する最適化商社」をビジョンに掲げ、「地方創生SDGs官民連携プラットフォーム」への参画や、「楽器寄附ふるさと納税」実行委員会の一員として活動を続けるなど、官民の垣根を超えたSDGsへの取組に注力してまいりました。そうした中で、マーケットエンタープライズが宝塚市に働きかけ、「リユース活動促進による循環型社会の形成を目指したい」という互いのニーズが合致したため、「おいくら」※1を用いた今回の取組が実現いたしました。
※1 「おいくら」とは
おいくらは、マーケットエンタープライズが展開する、リユースプラットフォームです。不要品を売りたい方が「おいくら」を通して査定依頼をすると、全国の加盟リサイクルショップに一括査定依頼され、買取価格を比較することができます。一度の依頼だけで不要品の買取価格をまとめて比較し、売却できる手軽さが好評で、これまでおよそ110万人(2022年11月現在)の方にご利用いただいております。
ウェブサイト:https://oikura.jp/
■宝塚市の課題と「おいくら」による解決策
宝塚市では、粗大ごみの戸別収集を行なっておりますが、原則、市民が自宅の外まで不要品を運び出す必要があります。そのため、市民からは「家から自宅の外へ不要品を運び出すのが難しい」や「引っ越し等で大量の不要品を処分したいが、手間とお金がかかる」などの声が寄せられておりました。「おいくら」は、希望すれば、自宅の中まで訪問し対応する出張買取が可能で、大型で重量のあるものでも、点数の制限無く、売却が容易にできるようになります。加えて、まだ利用できるものであれば、冷蔵庫や洗濯機などの家電リサイクル法対象製品も買取の対象で、不要品売却と受け渡しは、最短だと「おいくら」を通じて買取依頼をした当日に可能となります。なお、市民のサービス利用に関する費用負担はもちろん、宝塚市の費用負担もありません。
■今後について
11月30日(木)15時(公開時間が前後する可能性があります)より、宝塚市ホームページ内(https://www.city.takarazuka.hyogo.jp/cleancenter/household_garbage/1002040.html)に「おいくら」の情報が掲載され、直接不要品の一括査定申し込みが可能になります。宝塚市と「おいくら」の連携により、二次流通の更なる活性化による循環型社会の実現や、社会全体での不要品削減が見込まれると共に、自治体の廃棄物処理量や処理コスト削減にもつながります。また、本取組によって、売却という形で簡単に不要品リユースができることを市民が認知することで、「廃棄ではなく、リユースする」という選択肢が増え、多様化する不要品処分ニーズに応えることができます。加えて、宝塚市民のリユースに対する意識の変化、循環型社会形成の促進につながります。この官民一体の取組によって、循環型社会の形成に向けた、社会的側面・経済的側面の双方の課題解決を目指してります。
■兵庫県宝塚市
宝塚市は、兵庫県南東部に位置し、市域南部の市街地から大阪や神戸までは、電車で30分ほどのベッドタウンです。全国的にも知られる宝塚歌劇や、中山寺・清荒神などの名所がある観光都市としても注目が集まっています。また、豊かな自然や、まちなみの散策も魅力の一つです。
人口:222,296人(男:101,671人、女:120,625人)(2023年10月1日)
世帯数:96,734世帯(2023年10月1日)
面積:101.89平方キロメートル
ウェブサイト:https://www.city.takarazuka.hyogo.jp/
■株式会社マーケットエンタープライズ
マーケットエンタープライズは、ネット型リユース事業を中心に、メディア事業、モバイル通信事業などを展開し、「持続可能な社会を実現する最適化商社」をビジョンに掲げ、2006年の設立以来、成長を続けています。2015年6月には東証マザーズに上場。2021年2月に東証一部へ市場変更の後、2022年4月にはプライム市場へ上場しております。ネット型リユース事業では、「高く売れるドットコム」のほか、リユースプラットフォーム「おいくら」や、80か国以上への中古農機具の輸出などで事業拡大を続けており、ネット型リユース事業のサービス利用者は延べ710万人を達成しました。宝塚市の「おいくら」サービス導入により、導入自治体は全国で83にのぼります。
「おいくら」自治体向け ウェブサイト:https://oikura.jp/lg/
マーケットエンタープライズ ウェブサイト:https://www.marketenterprise.co.jp/
【報道関係者からのお問合せ先】
宝塚市に関すること
宝塚市 環境部クリーンセンター 管理課
担当:金子・山田
Tel:0797-87-4844 Mail:m-takarazuka0042■city.takarazuka.lg.jp
「おいくら」に関すること
株式会社マーケットエンタープライズ
PR担当:立花
Tel:03-6675-3923 Mail:pr■marketenterprise.co.jp
(■には@が入ります)
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