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- 小金井市が不要品リユース事業「おいくら」と連携を開始〜リユースの更なる促進で廃棄物削減へ〜
東京都小金井市(市長:白井 亨)と株式会社マーケットエンタープライズ(東京都中央区、代表取締役社長:小林 泰士、東証プライム・証券コード3135、以下「マーケットエンタープライズ」)は、2023年12月11日(月)より、地域社会における課題解決を目的としたリユース事業に関する協定を締結し、連携をスタートいたします。マーケットエンタープライズが運営するリユースプラットフォーム「おいくら」を用いて、不要品を捨てずに再利用する仕組みを構築し、小金井市の廃棄物削減と循環型社会の形成を目指します。
■背景・経緯
小金井市では、2006年に「ごみ非常事態宣言」を発出し、2007年4月から約13年間、可燃ごみの処理について多摩地域の自治体及び一部事務組合の広域支援を受け、可燃ごみの処理を行なっておりました。その後、2020年4月に浅川清流環境組合可燃ごみ処理施設(日野市・国分寺市・小金井市の3市による共同処理施設)ができましたが、各処理施設周辺住民及び関係者の負担を少しでも軽減するためには、更なるごみ減量と資源化に取組む必要があり、ごみの発生抑制に効果的な手段を模索し続けております。また、小金井市では、2020年3月に策定した「小金井市一般廃棄物処理基本計画」において、より重点的に取組むべき項目のひとつに「リユースルートの構築と円滑な運用の推進」を掲げており、廃棄物削減と循環型社会の形成に向けて、精力的に取組んでまいりました。しかしながら、さらなるリユース促進のためには、市民・行政・事業者が協働で取組むことが不可欠だと捉え、新たなリユース施策導入の可能性を探っておりました。他方、マーケットエンタープライズは、リユース事業を中心にネット型事業を展開し、これまで、「持続可能な社会を実現する最適化商社」をビジョンに掲げ、「地方創生SDGs官民連携プラットフォーム」への参画や、「楽器寄附ふるさと納税」実行委員会の一員として活動を続けるなど、官民の垣根を超えたSDGsへの取組に注力してまいりました。そうした中で、マーケットエンタープライズが小金井市に働きかけ、「リユース活動促進による循環型社会の形成を目指したい」という互いのニーズが合致したため、「おいくら」※1を用いた今回の取組が実現いたしました。
※1 「おいくら」とは
おいくらは、マーケットエンタープライズが展開する、リユースプラットフォームです。不要品を売りたい方が「おいくら」を通して査定依頼をすると、全国の加盟リサイクルショップに一括査定依頼され、買取価格を比較することができます。一度の依頼だけで不要品の買取価格をまとめて比較し、売却できる手軽さが好評で、これまでおよそ110万人(2023年10月末日)の方にご利用いただいております。
ウェブサイト:https://oikura.jp/
■小金井市の課題と「おいくら」による解決策
小金井市では、粗大ごみは申し込み制での戸別収集を行なっておりますが、市民が自宅の外まで不要品を運び出す必要があります。そのため、市民からは「自宅の外まで不要品の運び出しを依頼したい」などの声が寄せられておりました。「おいくら」は、希望すれば、自宅の中まで訪問して対応する出張買取が可能で、大型で重量のあるものでも、点数の制限無く、売却が容易にできるようになります。加えて、まだ利用できるものであれば、冷蔵庫や洗濯機などの家電リサイクル法対象製品も買取が可能で、不要品売却と受け渡しは、最短だと「おいくら」を通じて買取依頼をした当日に可能となります。なお、市民のサービス利用に関する費用負担はもちろん、小金井市の費用負担もありません。
■今後について
12月11日(月)15時(公開時間が前後する可能性があります)より、小金井市ホームページ内(https://www.city.koganei.lg.jp/kurashi/446/gomidashikata/sodaigomi/sodaigomi-mousikomi.html)に「おいくら」の情報が掲載され、直接不要品の一括査定申し込みが可能になります。小金井市と「おいくら」の連携により、二次流通の更なる活性化による循環型社会の実現や、社会全体での不要品削減が見込まれると共に、自治体の廃棄物処理量や処理コスト削減にもつながります。また、本取組によって、売却という形で簡単に不要品リユースができることを市民が認知することで、「廃棄ではなく、リユースする」という選択肢が増え、多様化する不要品処分ニーズに応えることができます。加えて、小金井市民のリユースに対する意識の変化、循環型社会形成の促進につながります。この官民一体の取組によって、循環型社会の形成に向けた、社会的側面・経済的側面の双方の課題解決を目指してまいります。
■東京都小金井市
小金井市は、JR中央線で都心から西へ約25キロメートル、東京都の概ね地理的中心に位置し、市の中央部には中央線が東西に、東南部には西武多摩川線が南北に走っています。1958年10月1日、市制を施行しました。小金井の地名は、「黄金に値する豊富な水が出る」ことから、黄金井(こがねい)が小金井になったと言われております。市内に大学や研究施設が設置され、住宅都市、文教都市としての性格が強いまちです。
人口:124,777人(男:61,409人、女:63,368人)(2023年11月1日)
世帯数:62,956世帯(2023年11月1日)
面積:11.30平方キロメートル(2023年10月13日)
ウェブサイト:https://www.city.koganei.lg.jp/
■株式会社マーケットエンタープライズ
マーケットエンタープライズは、ネット型リユース事業を中心に、メディア事業、モバイル通信事業などを展開し、「持続可能な社会を実現する最適化商社」をビジョンに掲げ、2006年の設立以来、成長を続けています。2015年6月には東証マザーズに上場。2021年2月に東証一部へ市場変更の後、2022年4月にはプライム市場へ上場しております。ネット型リユース事業では、「高く売れるドットコム」のほか、リユースプラットフォーム「おいくら」や、80か国以上への中古農機具の輸出などで事業拡大を続けており、ネット型リユース事業のサービス利用者は延べ710万人を達成しました。小金井市の「おいくら」サービス導入により、導入自治体は全国で85にのぼります。
「おいくら」自治体向け ウェブサイト:https://oikura.jp/lg/
マーケットエンタープライズ ウェブサイト:https://www.marketenterprise.co.jp/
【報道関係者からのお問合せ先】
小金井市に関すること
小金井市 環境部 ごみ対策課 減量推進係
担当:立崎
Tel:042-387-9854 Mail:s040299■koganei-shi.jp
「おいくら」に関すること
株式会社マーケットエンタープライズ
PR担当:立花
Tel:03-6675-3923 Mail:pr■marketenterprise.co.jp
(■には@が入ります)
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