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- 静岡県沼津市が不要品リユース事業で「おいくら」と連携を開始〜新施策導入によるリユース意識促進へ〜
静岡県沼津市(市長:賴重 秀一)と株式会社マーケットエンタープライズ(東京都中央区、代表取締役社長:小林 泰士、東証プライム・証券コード3135、以下「マーケットエンタープライズ」)は、地域社会における課題解決を目的としたリユース事業に関する協定を締結し、2025年1月23日(木)に連携をスタートいたします。マーケットエンタープライズが運営するリユースプラットフォーム「おいくら」を用いて、不要品を捨てずに再利用する仕組みを構築し、沼津市の廃棄物削減と循環型社会の形成を目指します。
■背景・経緯
沼津市では、過去に子ども服のリユースイベントや、不要品の譲り合い掲示板の運用などを実施しておりましたが、新型コロナウイルス感染拡大などの影響により、現在実施しているのはリユース陶器市のみとなっています。加えて、粗大ごみとして出される不要品の中にはリユース可能なものが多く含まれ、ごみ処理費用の増加に課題を抱えております。こうした背景から、市では、市民のリユース意識促進につながる新たな施策導入の可能性を模索しておりました。他方、マーケットエンタープライズは、リユース事業を中心にネット型事業を展開し、「持続可能な社会を実現する最適化商社」をビジョンに掲げ、「地方創生SDGs官民連携プラットフォーム」への参画や、「楽器寄附ふるさと納税」実行委員会の一員として活動を続けるなど、官民の垣根を超えたSDGsへの取組に注力してまいりました。そうした中で、マーケットエンタープライズが沼津市に働きかけ、「リユース活動促進による循環型社会の形成を目指したい」という互いのニーズが合致したため、「おいくら」※1を用いた今回の取組が実現いたしました。
※1「おいくら」とは
おいくらは、マーケットエンタープライズが展開する、リユースプラットフォームです。不要品を売りたい方が「おいくら」を通して査定依頼をすると、全国の加盟リサイクルショップに一括査定依頼され、買取価格を比較することができます。一度の依頼だけで不要品の買取価格をまとめて比較し、売却できる手軽さが好評で、これまでおよそ130万人(2024年6月末日)の方にご利用いただいております。
ウェブサイト:https://oikura.jp/
■沼津市の課題と「おいくら」による解決策
沼津市では、集積場所にて、月に1度の回収、もしくはクリーンセンターへの自己搬入によって粗大ごみ収集を行なっておりますが、大型品や重量のあるものでも、原則、市民が自宅の外へ運び出す必要があります。そのため、市民からは「自力で運び出すことができない」といった声が寄せられていました。「おいくら」は、希望すれば自宅の中まで訪問し、運び出しまで対応する出張買取が可能で、大型品や重量のあるものでも売却が容易にできるようになります。加えて、冷蔵庫や洗濯機などの家電リサイクル法対象製品も、まだ使えるものであれば買取できる可能性があり、不要品売却と受け渡しは、最短だと「おいくら」を通じて買取依頼をした当日に可能となります。なお、市民のサービス利用はもちろん、市の費用負担もありません。
■今後について
1月23日(木)9時(公開時間が前後する可能性があります)に沼津市ホームページ内(https://www.city.numazu.shizuoka.jp/kurashi/sumai/gomi/dashikata/mochikomi.htm)へ「おいくら」の情報が掲載され、直接不要品の一括査定申し込みが可能になります。沼津市と「おいくら」の連携により、二次流通の更なる活性化による循環型社会の実現や社会全体での不要品削減が見込まれると共に、自治体の廃棄物処理量や処理コスト削減にもつながります。また、本取組によって、売却という形で簡単に不要品リユースができることを市民が認知することで、「廃棄ではなく、リユースする」という選択肢が増え、多様化する不要品処分ニーズに応えることができます。加えて、市民のリユースに対する意識の変化、循環型社会形成の促進につながります。この官民一体の取組によって、循環型社会の形成に向けた社会的側面・経済的側面の双方の課題解決を目指してまいります。
■静岡県沼津市
沼津市は、首都100キロメートル圏の静岡県東部に位置しています。恵まれた自然環境と優位な地理的条件のもとで、東駿河湾地域、伊豆方面への交通拠点あるいは広域的な商業・文化拠点として、古くからこの地域の政治、経済、文化の中心的役割を担ってきました。奥駿河湾ごしに見る富士山、緑濃い千本松原、香貫山、街の中心部を滔々と流れる狩野川などの豊かな自然とその景観は、多くの文人たちを輩出すると同時に、新鮮で豊富な魚、温暖な気候と豊かな土壌に育まれるお茶やミカンなどの農作物、自然条件を生かした観光、東部地域の中心をなす商業、先端技術を誇る工業など多様な産業をバランスよく発展させてきた背景ともなっています。
人口:185,963人(男91,774人、女94,189人)(2024年11月30日)
世帯数:94,246世帯(2024年11月30日)
面積:186.85平方キロメートル(2024年10月1日)
ウェブサイト:https://www.city.numazu.shizuoka.jp/
■株式会社マーケットエンタープライズ
マーケットエンタープライズは、ネット型リユース事業を中心に、メディア事業、モバイル通信事業などを展開し、「持続可能な社会を実現する最適化商社」をビジョンに掲げ、2006年の設立以来、成長を続けています。2015年6月には東証マザーズに上場。2021年2月に東証一部へ市場変更の後、2022年4月にはプライム市場へ上場しております。ネット型リユース事業では、「高く売れるドットコム」のほか、リユースプラットフォーム「おいくら」や、80か国以上への中古農機具の輸出などで事業拡大を続けており、ネット型リユース事業のサービス利用者は延べ790万人を達成しました。沼津市の「おいくら」サービス導入により、導入自治体は全国で221にのぼります。
「おいくら」自治体向け ウェブサイト:https://oikura.jp/lg/
マーケットエンタープライズ ウェブサイト:https://www.marketenterprise.co.jp/
【報道関係者からのお問合せ先】
沼津市に関すること
沼津市 生活環境部 クリーンセンター管理課
担当:中津
Tel:055-933-0711 Mail:kuri-kan■city.numazu.lg.jp
「おいくら」に関すること
株式会社マーケットエンタープライズ
PR担当:立花、橋本
Tel:03-6675-3923 Mail:pr■marketenterprise.co.jp
(■には@が入ります)