新型コロナウイルス感染症拡大の影響で、多くの企業がリモートワークを導入したことに伴い、働き方や社内イベントのあり方が大きく変化した。マーケットエンタープライズ(以下、ME)では、外部講師を招いて講演するオンラインサロンや社内SNSツールのWorkplace、月に1回オンラインで実施する全体朝礼など、イベント形態の変化が迫られるなかコミュニケーションの形を変えながらも、よりメンバー同士の距離感を近づけるため、さまざまな試みをスタートしている。
その中でもとくにメンバーからの反響が大きかった、懇親会参加メンバーの自宅へ届けたオリジナルおつまみセットについて紹介する。
昨今、新型コロナウイルス感染症の影響により、会議や新入社員内定式、懇親会などの開催形態が変化しつつあります。そんな中、企業のイベント運営担当者の悩みとも言えるのが直接会えない状況下での距離感の持ち方や”空気の温め方”です。とくに社内の懇親会などでは、大人数となるため距離感を縮めることに難しさが増します。
MEでは、withコロナの時代でも、オンライン上でメンバーが一体となれるよう、さまざまな工夫を凝らしています。
10月に開催したグループ5社、全17拠点をオンラインで繋いだ全社会議では、無料ソフトOBS(Open Broadcaster Software)を使い、テレビのような画面をPCに映し出すという新たな会議形態に挑戦しました。
「OBS導入したら面白いよね!」と代表 小林の一言で始まった、OBSを導入した全社会議。「面白い」の言葉の裏側には、変化を続けるMEとして「アップデートし続ける企業文化であること」や「コロナ禍で会えないメンバーへ向けて印象に残る会議を作りたい」という想いが込められています。OBSの知識ゼロの運営メンバーが作り上げた全社会議の裏側については、下記記事にて詳しく紹介しているのでぜひご覧ください。
▼参考記事:
【準備期間10日】OBSとZoomで「まるでテレビ」なオンライン会議を作った怒涛の裏側
そして一体感が生まれるよう工夫したことがもう一つ。
全社会議の後に行ったオンライン懇親会です。役職者ならびにそれに準ずるメンバーが参加し、そこでは参加メンバー全員の自宅にオリジナルおつまみセットを届けるというサプライズを行いました。
withコロナの時代、「リアルで会いたい」という声も挙がっている一方で、オンラインに振り切り「MEX」を体現していこうと実施したものです。
※「MEX」とは・・・マーケットエンタープライズグループ(ME)とデジタルトランスフォーメーション(DX)をかけ合わせた造語です。
いつも通りのオンライン懇親会ではなく、サプライズでおつまみを届けることで、メンバー全員の足並みが揃った上でスタートできる上、仕事の都合でおつまみを用意できなかったメンバーも同じベースから始められるメリットもありました。
また、MEでは顧客の方と対面で顔を合わせる機会が少ないことが特徴のWebサービスやECサイトを展開しています。メンバーへは、オンラインサービスで相手が見えないなかでも、少しの工夫で、温かい気持ちになってもらえるよう、UX(ユーザーエクスペリエンス)を意識するきっかけにもなってほしい、という想いも込めて実施をしました。
懇親会当日にメンバーの自宅(もしくは拠点)へ届くよう、MEでは、運営メンバー4名が約80名分のオリジナルおつまみセットを準備をしました。そして参加者は、PC画面の前で届いたおつまみと飲み物を用意し、あとは開始時刻を待つだけ!
開封してすぐに食べられるよう、お箸も一緒に同封します。届けるのは、おつまみだけではありません。代表 小林からの手紙も同封しました。
過去には、年末にメンバーの自宅へ蟹を送るなどしていたため、懐かしく思ったメンバーもいたと思います。今は、当時と規模が異なるため同じようにはできませんが、一人ひとりが過ごす時間を大切にしている文化は同じです。そんな熱い想いを手紙にのせておつまみと一緒に届けます。
梱包と発送の手配を済ませて出来上がった数はこんなにも!自宅以外にも拠点から参加するメンバーには、段ボールでまとめて発送します。
懇親会に参加したメンバーへは、サプライズのため開封するまで秘密にしていました。そのため、懇親会後に行ったアンケートでは「サプライズでおつまみセットが届き、その図らいに感動しました!」や「みんな共通のものを食べるということは組織意識が高まると思いますし、わざわざご用意いただけたことへの感謝の気持ちでいっぱいです。本当にありがとうございました。」など、驚きと感謝の声も。
また、メンバーから代表 小林に直接届けられた声やFacebookに投稿された内容も紹介します。
▼代表 小林に届いた声
あるメンバーから届いた感謝の声。
また、前日に手元に届いたメンバーからはこんなメッセージも(笑)
ウーロンハイが好きなメンバーと代表 小林の間では、こんなユーモアなやり取りまで。
▼Facebookへ投稿したメンバーの感想
紹介したメッセージは一部ですが、この他にもさまざまなツールを通じて「ありがとう」の言葉が代表 小林や運営チームに届けられました。
リモートワークの浸透は、有効活用すれば業務に対する高い生産性や社会的な効率化を図れる一方、対面で会う機会や気軽なコミュニケーションの機会が減ることで、組織に所属し、その場で働くことで得られていた安心感が得られないという課題があります。
MEではリモートワーク率が全体の約65%以上を占めている中でも、より会社との繋がりを感じてもらえるようさまざまな取り組みを実施してきました。
今回紹介したメンバーの自宅や働く拠点へオリジナルおつまみセットをサプライズで届ける試みについては、コミュニケーションが取りにくい時代、メンバーと同じ食べ物を、同じ時間に食べるという、とてもささいな取り組みではありますが、オンラインだからこそ届けられた想いやメッセージが込められています。
またこの取り組みが、仲間意識が高まり組織としてより強固になる一端ともなります。今後は、物理的に離れている環境を有効活用することで、これまで以上に強固な組織となるよう変化を重ね、さまざまな取り組みを続けていきます。
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