内定を獲得した後、一旦待ってもらって承諾するかどうかしっかりと考えたいと考える学生は多いはず。
しかし、今の内定先に悪い印象を与えないか不安で相談しにくいのではないでしょうか。
この記事では、内定先に承諾を待ってもらう言い方や、注意点などをお伝えしていきます。
後悔のない納得のいく就活になるよう、読んでみてください。
内定獲得後に悩む学生のために、内定の承諾を待つ期間を設けることを認めている企業があります。
しかしながら、内定者に辞退された場合には必要な人材を新たに確保しなくてはならなくなることから、好きなだけ悩めるというわけではありません。
伝える際のマナーや言い方も大切になります。
内定承諾を待ってもらう必要があると改めて感じたら、担当者に連絡する前に理由を明らかにしましょう。
事前に頭の中で理由を整理することで、担当者に伝わりやすくなります。
就活生が内定保留を検討するよくある理由をいくつかピックアップしてみました。
自分はどんな理由からそう思うようになったのか、考えてみてください。
他に選考が進んでいる企業があることから、一旦今受けている全ての企業の合否がでてからどこに内定承諾をするか決めたいと考える人もいるでしょう。
早く内定が出たからといって他の企業の選考をやめたくはないですよね。
上記の理由に少し似ていますが、短期間で内定を複数獲得することも考えられます。
それぞれの企業に違った魅力があることから、承諾の選択肢が多くても迷ってしまいます。
内定ブルーという言葉があるように、内定を獲得してからも複雑な悩みを抱える就活生は少なくありません。
内定先に対する不安を解消できなければ承諾しにくいものです。
自分はここで就活をやめて、この内定先で社会人としてやっていけるのか、承諾そのものに不安を感じている人もいらっしゃるのではないでしょうか。
短くても改めて考える時間を設けたいと感じているはずです。
企業によって内定の承諾までの期間は異なります。
自分の内定先はどうなっているのか必ず確認をしておきましょう。
さらに、自分がどのくらいの期間内定承諾を待ってほしいのか予め考えておくことも重要です。
企業の担当者に自分から伝えられるようにしておきましょう。
内定承諾を待って欲しいと伝えるための連絡方法は、電話とメールの2つです。
どちらも活用すると良いでしょう。
まずは電話で、担当者の方に直接内定承諾を待って欲しい旨、その理由を伝えましょう。
電話をかける際には、忙しいであろうタイミングを避けることがポイントです。
もしつながらなかった場合は、メールを入れたり、折り返しに備えたりして、いつでも話ができるようにしておきます。
電話で内定を待ってほしいことを伝えた後だけでなく、電話がつながらなかった場合もメールを送りましょう。
メールがあると後から見返すことができるからです。
電話の場合とメールの場合、それぞれの言い方の例を紹介します。
どんな伝え方をしたら良いのか分からない方はこちらの例を参考に、自分の言葉に置き換えてみてください。
あなた:
お世話になっております。
○○大学○○学部の○○と申します。
採用担当の○○様はいらっしゃいますでしょうか?相手:○○です。
あなた:
お忙しいところ恐れ入ります。
この度は内定のご連絡をいただきまして誠にありがとうございます。
内定をいただけて嬉しく思います。
今すぐお返事をしたいところではございますが、〇月〇日までお日にちをいただくことは可能でしょうか。
他にも選考が進んでいる企業があり、就活をやりきってから入社したいと考えているためです。相手: ( 承諾 )
あなた:
ありがとうございます。
お手数をおかけして申し訳ございませんが、何卒よろしくお願いいたします。
お忙しい中お時間をいただきまして誠にありがとうございました。
失礼いたします。
件名:内定保留のご相談
〇〇株式会社
〇〇部
〇〇様
お世話になっております。
〇〇大学〇〇学部〇〇学科の〇〇〇〇です。
この度は内定のご連絡をいただきまして誠にありがとうございます。
貴社にこのような評価をいただいたこと、大変光栄に思います。お返事につきましては、電話でもお伝えさせていただいたように、〇月〇日までお待ちいただけますと幸いです。
貴社の~〜なところに強く魅力を感じておりますが、~~といった理由からより後悔のない就職活動にするために~〜の後、お返事をさせていただきます。こちらの都合で大変恐縮ですが、何卒よろしくお願い申し上げます。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
〇〇大学〇〇学部〇〇学科
名前:
電話番号:
メール:ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
冒頭でもお伝えしたように、内定を待ってもらうということにはメリットだけではなくリスクもあります。
こういったことも起こり得るということを把握したうえで、後悔のない決断をしてください。
あなたが内定の承諾を待ってもらっている間に、志望度の高い人材が来た場合、内定を維持し続けられるとは限りません。
企業は基本的に早く優秀な人材を確保したいと考えていることを忘れないようにしましょう。
承諾を待って欲しいとお願いをしても、待ってもらえないこともあります。
辞退するのか否かや、就職活動を続けるにしてもどう続けるのか、限られた時間でさまざまな選択肢を考えなければならなくなります。
企業からすると、内定者は高い志望度で選考を受けていると思っています。
そのため内定を待ってほしいと伝えると、選考時の本音と建前のギャップから、印象が悪くなってしまう危険性があります。
就活生が企業から、就活を早く終えろといった圧力をかけられてしまうことを、オワハラといいます。
辛い気持ちを早く終わらせたいという思いから承諾してしまいそうになるかもしれませんが、自分の本来の意思を大切にしてください。
デメリットを踏まえたうえで、少しでもデメリットを軽減させるためのコツを解説していきます。
内定を待ってもらうお願いをすると決めたら、できる限り早く連絡しましょう。
遅くなればなるほど企業の採用スケジュールに影響を与えてしまいます。
すぐに内定承諾できていないことから、入社意欲や志望度が低かったのかと担当者は思ってしまう可能性もあります。
承諾をして入社したい気持ちはあることをしっかりと伝えておきましょう。
採用活動への影響もあるなかで待ってくれている企業に対して、感謝の気持ちを忘れないようにしましょう。
現在も25卒を積極採用中の、「株式会社マーケットエンタープライズ」。
書類選考や筆記試験がなく面接がメインの採用を行なっています。
また、選考中に面談を何度でも設定することができるので不安や疑問を解消して内定することができます。
株式会社マーケットエンタープライズは、「持続可能な社会を実現する最適化商社」を長期ビジョンに掲げる東証プライム上場企業です。
現在19期目を迎え、ネット型リユース事業を中心に、メディア事業やプラットフォーム事業、通信事業などを多角的に展開しております。
事業を通じて、グローバルマーケットへの挑戦や、自治体との連携等も進んでいるベンチャー企業です。
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内定を待って欲しいと思ったら電話とメールを使って早く伝えなくてはなりませんが、焦らないようにしましょう。
言い方だけでなく、伝える際の要点もきちんと踏まえてからが望ましいです。
上手く伝えて、納得のいく就職活動にしてくださいね。
記事を書いた人
松下 瑠奈
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